アーカイブ - 2020年 1月 15日

Taylor & Francisグループ、F1000 Researchを買収

2020年1月10日、Taylor & Francisグループは、オープンアクセス出版プラットフォームを提供するF1000 Researchを買収したことを発表しました。

Taylor & FrancisグループのChief ExecutiveであるAnnie Callanan氏は今回の買収に関し、オープンリサーチ及びより広範な出版サービスにおける同グループの能力を顕著に強化・拡張するものであり、また、現状に挑戦し革新を行う文化をもたらすものであると評価しています。

プレスリリースでは、以下のような点等にも言及しています。

・F1000 ResearchがTaylor & Francisグループのオープンリサーチサービス及びPlan S準拠のプラットフォームにおける重要な構成要素となること
・今回の買収が、Taylor & FrancisグループのインプリントであるRoutledgeやTaylor & Francisと提携している人文科学・サイエンスコミュニティを、F1000 Researchのサービスと結び付ける機会をもたらすものであること
・F1000Prime、F1000Workspaceは今回の買収には含まれないこと

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、1895年の設立以来最も多く貸し出された本トップ10を発表:設立125周年記念企画の一環

2020年1月13日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、1895年の設立以来最も多く貸し出された本トップ10のリストを発表しました。設立125周年記念企画の一環として行われたものです。

リストは次のとおりです。なお、括弧内の数字は貸出し回数です。

ゴルフ関連図書約3万冊のコレクションが世界的なゴルフ競技団体The R&Aへ寄贈される(スコットランド)

2020年1月10日、スコットランドのセント・アンドリュースを本拠とし全英オープン選手権の主催を務めるなど世界的なゴルフ競技団体であるThe R&Aは、著名なゴルフ関連図書の収集家であるジョンストン(Alastair Johnston)氏から、3万冊近くの蔵書が寄贈されたことを発表しました。

The R&Aは、「ゴルフの聖地(Home of Golf)」であるセント・アンドリュースに、同氏から寄贈された図書に基づく世界最大規模で最も包括的なゴルフ図書のコレクション“Alastair J Johnston Library”を設置することを発表しています。現在、同氏の蔵書をセント・アンドリュースへ移転する計画が進められており、移転後はThe R&Aの博物館・遺産部門(the Museum and Heritage department)によって管理されます。The R&Aはゴルフの歴史の世界的な権威・宝庫としての地位を強固にするため、2021年にセント・アンドリュースで開催される第150回全英オープン選手権に先立って、博物館ギャラリーの改装を計画しています。

第23回「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品が決定

2020年1月9日、公益財団法人図書館振興財団は、同財団が主催する第23回「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品が決定したことを発表しました。

11万6,000点を超える応募作品の中から、入賞30作品・3団体、優良賞160作品、推奨賞299作品、佳作1,540作品が決定しています。

第23回コンクール審査結果発表!!(図書館振興財団,2020/1/9)
https://www.toshokan.or.jp/topics/?num=40

第23回 図書館を使った調べる学習コンクール 審査結果発表(図書館振興財団)
https://www.toshokan.or.jp/winner-2019/

ブルーシールド国際委員会(BSI)、米・トランプ大統領によるイランの文化遺産を軍事攻撃の標的とする可能性を示唆した発言に対して深刻な懸念を表明

2020年1月7日、ブルーシールド国際委員会(Blue Shield International:BSI)は、米・トランプ大統領によるイランの文化遺産を軍事攻撃の標的とする可能性を示唆した発言について、ウェブサイト上で深刻な懸念を表明しました。

BSIの表明では、軍事的必要性のない文化的・宗教的施設の意図的な攻撃は、米国も批准済の1954年ハーグ条約をはじめとする複数の国際法で、いかなる場合においても禁止されていることや、近年も文化財に対する意図的な攻撃が国際刑事裁判所(ICC)で有罪判決を受けた事例があることが指摘されています。BSIは、米国が戦争犯罪を犯すことを回避し、いかなる形であれイランの文化遺産に脅威を与えないように、トランプ大統領に対して軍事攻撃の標的リストから文化遺産を削除することを求めています。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、BiblioLabs社と連携し、1万6,000点以上の電子書籍を提供

2020年1月9日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、BiblioLabs社と連携し、1万6,000点以上の電子書籍を提供すると発表しました。

独立作家のコレクションや大手出版社のタイトルを含み、同時に無制限で利用できるマルチユースモデルを用います。

今回の、州単位での電子書籍事業を行っているBiblioLabs社との連携により、州立図書館は州内の全ての住民に電子書籍を提供することができると説明されています。

DPLA and BiblioLabs partner to provide unprecedented statewide ebooks access(DPLA, 2020/1/9)
https://dp.la/news/dpla-and-bibliolabs-partner-to-provide-unprecedented-statewide-ebooks-access

研究データ同盟(RDA)、創設メンバーの1人であるバーマン(Francine Berman)氏による記事“The Research Data Alliance - The First Five Years ”を公開

2019年12月31日、研究データ同盟(RDA)が、創設メンバーの1人で、共同議長も務め、2019年をもって理事会の6年間の任期を終えた、バーマン(Francine Berman)氏による記事“The Research Data Alliance - The First Five Years ”を公開しています。

RDAの組織・理念・原則・作業方法を概説するとともに、RDAの将来に関する重要な提案を行っています。

The Research Data Alliance - The First Five Years(RDA, 2019/12/29)
https://www.rd-alliance.org/research-data-alliance-%E2%80%93-first-five-years

明石市(兵庫県)、一般財団法人公立図書館助成会の解散に伴う清算金を原資に「明石市本のまち基金」を設立:新図書館施設整備や読書バリアフリーの取組に活用

兵庫県の明石市議会において、2019年12月20日、明石市本のまち基金条例が可決され、「明石市本のまち基金」が設立されることになりました。

1968年から2018年までの50年間に図書1,552冊(1,203万6,219円相当)を寄贈してきた、一般財団法人公立図書館助成会の解散に伴う清算金1,000万円の市への寄附を原資に、「本のまち明石」の実現に資するため設立されます。

基金の使途は「新図書館施設整備に関する費用」「読書バリアフリーの取り組みに関する費用」「本のまちづくりの施策の推進に関する費用」で、基金設立後は、本のまちづくりに賛同する企業・個人からの寄附金を積み立てるとともに、ふるさと納税の応援プランに「(仮称)本のまち明石応援」の追加を予定しているとしています。

記者会見 2019年(令和元年)11月26日(明石市)
https://www.city.akashi.lg.jp/seisaku/kouhou_ka/shise/shicho/kaiken/20191126.html

新潟県、「新潟県文化財保存活用大綱(案)」に関する意見を募集

新潟県が、「新潟県文化財保存活用大綱(案)」に関する意見の募集を開始しました。期間は2020年1月14日から1月27日までです。

新潟県文化財保存活用大綱(案)について御意見を募集します(新潟県, 2020/1/14)
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/bunkagyosei/taikou-ikenboshu.html

新潟県文化財保存活用大綱(案) [PDF:7.86MB]
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/bunkagyosei/taikou-ikenboshu.html