アーカイブ - 2019年 9月 24日

前橋市立図書館(群馬県)、出張開館の取り組み「森と空と水の移動図書館」を開始:本があったらより素敵な時間が過ごせると感じる場所でその場所に合った本を用意

2019年9月17日、前橋市立図書館は、本があったらより素敵な時間が過ごせると感じる場所でその場所に合った本を用意し、出張開館を行う取り組み「森と空と水の移動図書館」の開始を発表しました。

まずは2019年9月28日、29日に同市の敷島公園松林で開催されるイベント「「敷島。本の森」ブックマルシェ」で出張開館が実施されること、本は閲覧だけでなく、図書館利用カードを持参すればその場での貸出しも可能であることが紹介されています。

「敷島。本の森」森と空と水の移動図書館が出張開館します(前橋市立図書館, 2019/9/17)
https://www.city.maebashi.gunma.jp/library/event/21338.html

本好きと出合い求め前橋図書館が出張イベント 初回は28、29日開催(47NEWS, 2019/9/23)
https://www.47news.jp/4029224.html

デジタルアーカイブジャパン推進委員会(第3回)の配布資料等が公開される

知的財産戦略本部のデジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会のウェブサイトにおいて、2019年9月6日に開催された「デジタルアーカイブジャパン推進委員会(第3回)」の議事次第・資料、議事概要が公開されています。

デジタルアーカイブジャパン推進委員会(第3回)議事次第(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/digitalarchive_suisiniinkai/suisin/dai3/gijisidai.html
※配布資料へのリンクが掲載されています。

関西大学図書館、5つのアプローチからSDGsの達成を支援する取り組み「KU Library thinks SDGs」を実施

2019年9月19日、関西大学図書館は、同大学のKANDAI for SDGs推進プロジェクトと連携し、図書館の特性を活かした5つのアプローチからSDGsの達成を支援する取り組み「KU Library thinks SDGs」を実施することを発表しました。

5つのアプローチである【Books】【United Nations】【Panels】【Hometown】【Bookstore】の実施内容として以下の5点が紹介されています。

【Books】
企画展「わたしたちは世界を変えられる」
2019年9月21日(土)~2020年1月30日(木)
関西大学総合図書館2階カウンター前

【United Nations】
講演会「国連資料の基礎知識と持続可能な開発目標(SDGs)」
2019年11月28日(木)14:40~16:10(4限)
関西大学総合図書館ワークショップエリア

【Panels】
SDGsパネル展「パートナーシップでつくる私たちの世界」
2019年11月16日(土)~12月6日(金)
関西大学総合図書館1階展示室

【イベント】第67回日本図書館情報学会研究大会(10/19、20・京都)

2019年10月19日、20日に、京都府京都市の龍谷大学大宮キャンパスを会場として、第67回日本図書館情報学会研究大会が開催されます。

研究大会では、19日の午後から20日午前にかけて研究発表が行なわれるほか、20日の昼にはポスター発表、20日午後には学会賞等授与式・会員集会とシンポジウム「デジタルアーカイブと図書館」が行われます。

研究大会には参加費が必要ですが、シンポジウムは研究大会参加者以外も無料で参加可能です(申込不要)。

第67回日本図書館情報学会研究大会 ご案内(日本図書館情報学会)[PDF:6ページ]
http://jslis.jp/wp-content/uploads/2019/09/kaisai-annai201910.pdf

研究大会のページ(日本図書館情報学会)
http://jslis.jp/events/annual-conference/

Early English Books Online(EEBO)のコンテンツがProQuest社のプラットフォーム上で検索可能になる

ProQuest社は、2019年9月19日付のブログ記事において、同社が提供する近代初期の英語書籍等に関するデータベースEarly English Books Online(EEBO)について、収録された14万6,000タイトルをはじめとするデータベース搭載コンテンツが同社のプラットフォーム上で検索可能になっていることを発表しました。

現在、EEBOは正式にProQuest社のプラットフォームに移行し、収録された1400年代から1700年代の資料は、学術雑誌・ニュース・歴史的文書・動画等の同社プラットフォームの関連情報源とともに発見可能かつ相互検索可能になっています。

EEBOのコンテンツは、ProQuest社・ミシガン大学等のパートナーシップによる資料のテキスト化プロジェクトText Creation Partnership (TCP)の対象となっており、TCPのテキストの統合を行った結果、EEBOの全文検索も可能になっています。TCPは現在EEBOの全コーパスのおよそ半分をテキスト化しています。

EEBOは2019年末まで旧URL経由、ProQuest社のプラットフォーム上の両方で利用可能ですが、2020年1月に旧URLは廃止されProQuest社のプラットフォームへリダイレクトされるようになる予定です。

米・LYRASISと米・ミシガン大学出版局、米国学術団体評議会(ACLS)の人文系学術電子書籍サイト“ACLS HEB”収録コンテンツ提供のため提携

2019年9月12日、米国の図書館等のネットワークLYRASISは、米・ミシガン大学図書館の出版部門であるミシガン大学出版局(Michigan Publishing)と提携して、米国学術団体評議会(ACLS)の人文系学術電子書籍サイト“ACLS HEB”収録コンテンツの提供を行うことを発表しました。

コンテンツの選定についてはこの提携後も引き続きACLSが監督しますが、収録コレクションの運営については、2002年からACLS HEBへホスティングを提供しているミシガン大学出版局に責任が移行します。LYRASISはミシガン大学出版局を支援しながら、単一の販売・ライセンス契約窓口等を提供し図書館やコンソーシアムが負担する経費を安価に抑える、としています。

この提携の効力が発生する2019年10月1日以降、ACLS HEBのコレクション購読についてはLYRASISが窓口となります。

ACLS HEBは2002年に立ち上げられた最も初期に開発された電子書籍コレクションの1つです。2018年にミシガン大学出版局の次世代出版プラットフォームFulcrumへ移行し、機能向上や新機能の追加が行われています。

MDPI、論文に「いいね」ができる新機能を追加

2019年9月20日、オープンアクセスジャーナルプラットフォームMDPIが、掲載論文に読者が「いいね」(Endorse)をつけられる新機能を追加したことを発表しました。

MDPIの発表では、同社は「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)の署名機関であり、論文ごとの被引用数やダウンロード数、Altmetricスコア等のMDPIでも取り入れている様々な指標には限界があることを認識している、としています。この限界を克服するには、研究コミュニティ主導の指標が必要であるとの認識から、研究コミュニティに対しおすすめしたい論文に「いいね」をつける機能を実装した、とのことです。

実際に「いいね」を付けるにはMDPIプラットフォームへのログインが必要で、また「いいね」した後にも反映されるには運営者による承認プロセスが必要になります。

MDPI Now Gives Scholars the Possibility to Endorse and Recommend Articles(MDPI、2019/9/20付け)
https://www.mdpi.com/about/announcements/1690

英IOP Publishing、英JiscのPublications Routerに対しフルテキストの提供を開始

2019年9月23日、英Jiscは英国物理学会出版局(IOP Publishing)がPublications Routerに対し、論文フルテキストの提供を開始したことを発表しました。

Publications Routerは論文のメタデータおよびフルテキストを出版者等から各大学の機関リポジトリ等へ通知・転送するためのシステムです。IOP Publishingからの提供対象となるのは完全オープンアクセス(OA)誌掲載論文およびハイブリッドOA論文で、出版者版の論文PDFと、ライセンス情報を含むメタデータが、日毎に提供されるとのことです。

また、IOP Publishingは将来的には購読誌に掲載された論文(非OA論文)についても、著者最終稿を、適切なライセンス情報を含むメタデータ付きでPublications Routerに提供することを計画しているとされています。

韓国・京畿道、公共図書館等での多文化サービス推進のための施策を実施:マニュアル作成・資料費充当・専門家養成

韓国・京畿道が、2019年9月5日付で、道内の公共図書館や「小さな図書館」において多文化サービスを推進するための施策を実施すると発表しました。

1点目は、公共図書館で活用可能な多文化サービスマニュアルの作成です。マニュアルは、図書館の多文化対応、多文化プログラムの企画・運営、多文化資料の購入等の実務的な内容で構成されます。また、サービス内容を地域による特徴をいかして類型化し、多文化拠点図書館や「小さな図書館」など10館で試験運営するとしています。

2点目は、多文化拠点図書館31館を選定し、資料購入費として1館あたり2,100万ウォンを充てるとしています。また、公共図書館・多文化支援センター・地域児童センターなど10か所でも多文化読書文化プログラムを試験実施するとしています。

3点目は、「グローバルガーディアン(多文化教育活動家)」養成です。地域の図書館や教育機関において多様な文化芸術・人文教育を担当する専門家として、国際結婚で韓国に移住した女性の社会適用と社会参加を促し、最終的には雇用創出に寄与することを目的とするものです。

常時SSL/TLS化への対応に伴うメンテナンス作業のお知らせ(2019/9/25(水)10:00~13:00ごろ)

カレントアウェアネス・ポータルでは、セキュリティ強化のため、2019年9月25日に常時SSL/TLS化への対応を行います。対応実施に伴い、9月25日の午前10時から午後1時頃にかけてサービスを停止します。ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。

なお、この対応に伴う変更点は、以下の通りです。

〇カレントアウェアネス・ポータル全ページのURLの変更
カレントアウェアネス・ポータル全ページのURLが、httpからhttpsに変わります。

・変更前後のURL(トップページの場合)
 (変更前)http://current.ndl.go.jp/
 (変更後)https:// current.ndl.go.jp/
 ※切替後、httpによるアクセスはhttpsへリダイレクトいたします。

神戸大学附属図書館、Evidence Baced Acquisition(EBA)モデル契約による電子書籍サービスCambridge Core eBooksの提供を開始

2019年9月19日、神戸大学附属図書館は、電子書籍サービスCambridge Core eBooks について、Evidence Baced Acquisition(EBA)モデル契約により提供を開始したことを発表しました。

同館が締結した契約により、神戸大学の構成員は、英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)の学術プラットフォームCambridge Core上で、2018年までにオンラインで刊行された経済・経営・法学・政治学・国際関係関連の学術研究書約8,700タイトルを2020年3月31日まで利用することができます。なお、同館は締結した契約について、2019年10月1日から2020年3月31日までの利用統計に基づいて、購入タイトルの選定が可能なEvidence Baced Acquisition(EBA)モデルによる契約である、としています。

Cambridge Core eBooksをご利用いただけます。(神戸大学附属図書館,2019/9/19)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/14036/

青森県立図書館、生涯学習フェアにて「みんなで縄文人!七輪で土偶を焼こう!」を実施

青森県立図書館が、2019年10月5日実施の青森県社会教育センターによる生涯学習フェアにおいて「みんなで縄文人!七輪で土偶を焼こう!」を行なうと発表しました。

会場は同館の児童室で、粘土で土偶の形をつくり、外の七輪で焼いて、土偶を完成させるものです。

みんなで縄文人!七輪で土偶を焼こう!(青森県立図書館)
https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/viewer/info.html?id=392

神奈川地域資料保全ネットワーク、横浜市金沢区にて水損資料の初期対応を実施

神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)が、2019年9月20日に、台風15号による高波で被災した横浜市金沢区の工業団地にて、事業所等の運営にかかわる資料の水損資料の初期対応を実施したと、同ネットワークの9月23日付のブログで報告しています。

9月19日に開催された「2019年台風15号災害、横浜市金沢区工業団地を救う会」の緊急会議に出席するとともに、同会の仲介により、工業団地にある企業数社を訪問し、「資料を捨てないで」という趣旨のチラシを配布するとともに、要望をうけて、水損した資料の初期乾燥の作業を行ったとのことです。

今後は、乾燥具合等を見ながら、ドライクリーニング等を実施するとしています。

横浜市金沢区にて水損資料の初期対応を行いました(ご報告)(神奈川資料ネット,2019/9/23)
https://kanagawa-shiryounet.hatenablog.com/entry/2019/09/23/210300

【イベント】第2回J-STAGEセミナー 「国際動向への対応:出版倫理」(10/21・東京)

2019年10月21日、科学技術振興機構(JST)と国際STM出版社協会(STM)日本支部の主催により、東京都千代田区のJST東京本部別館において、第2回J-STAGEセミナー 「国際動向への対応:出版倫理」(JST-STMジョイントセミナー 「学術出版における変革:研究公正と出版倫理」)が開催されます。

同セミナーでは、J-STAGE利用機関やジャーナル出版に関心の高い、研究助成機関、研究者、行政の関係者等を対象に、研究公正・出版倫理に関するさまざまなトピックスの講演が行われます。

午前のセッションはSTMが主催し、学術出版において需要が高まっている、高水準で透明性の高い倫理規範に関する問題が取り上げられます。午後のセッションはJSTが主催し、出版倫理に焦点を当て関係団体から最新動向やそれぞれの団体のミッション・戦略・取り組み等が取り上げられます。

参加無料ですが事前申込が必要です。また、英語で行われる講演には英日の逐次通訳が用意されています。

主な内容は以下のとおりです。