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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
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電子情報部電子情報サービス課:野村明日香(のむらあすか)
日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム:石橋映里(いしばしえり)
東京学芸大学附属図書館(前 千葉大学附属図書館):高橋菜奈子(たかはしななこ) 千葉大学附属図書館:千葉明子(ちばあきこ)
北海道大学北キャンパス図書室:千葉浩之(ちばひろゆき)
『カレントアウェアネス』341号(2019年9月20日発行)の記事を掲載しました。
筑波大学学術情報部:松野 渉(まつのわたる)
関西館図書館協力課:藤田千紘(ふじたちひろ)
2019年9月12日、Gale社傘下のThorndike Pressは教育関係の非営利団体Project Tomorrowと提携して実施した、米国の学校における大活字本が読書能力と成績に与えた影響調査をまとめたホワイトペーパーを公開したことを発表しました。
同調査は大活字本の読書が児童生徒の読書能力と成績にどのような影響を及ぼすかを調査することを目的としたものです。2018年度から2019年度に米国の15の小学校・中学校・高等学校において、3年生から12年生の児童・生徒約1,700人と56人の教師、及び図書館員を対象に実施されています。
ホワイトペーパーでは次のようなことが主要な知見として示されています。
2019年9月26日、欧州の研究助成財団・研究実施機関が加盟するScience Europeは、ブリーフィングペーパー“Science Europe Briefing Paper: On Open Access to Academic Books”を公開したことを発表しました。
オープンアクセス(OA)への移行に関する動きはこれまで論文を中心に展開されていますが、社会科学・人文科学等の分野では研究成果として多数の単行書が生産され活用されています。このブリーフィングペーパーは、こうした状況を背景に、学術書に対してOA方針を実施する際の重要問題の特定や様々な利害関係者がこれらの方針を促進・加速するための提言を概説したものである、としています。
公開されたブリーフィングペーパーは、学術単行書をめぐる現在の状況、学術単行書のOAは論文とは異なる道筋をたどっていることを挙げながら、学術書のOA実施に求められる原則として、「学術書についても明示されたOA方針」「持続可能な資金提供・ビジネスモデル」「OA学術書に対する品質保証プロセスの確立」「生産者の著作権の保証と再利用のための適切なライセンス設定」「標準的なメタデータの運用等によるOA学術書の普及・発見・保存体制」の5つが示されています。
第36回医学情報サービス研究大会のウェブサイトにおいて、2019年8月11日から12日にかけて開催された同大会の大会当日に使用された発表資料等が公開されています。
同大会ウェブサイトのプログラムのページで、大会で使用されたスライドやポスター、記念講演の様子を映した動画などにアクセスすることができます。
更新情報・お知らせ(第36回医学情報サービス研究大会)http://mis.umin.jp/36/index.html ※2019/09/27欄に「大会当日の発表資料(スライド/ポスター)を公開しました。プログラム よりご覧ください。」とあります。
プログラム(第36回医学情報サービス研究大会)http://mis.umin.jp/36/program.html
2019年9月27日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているARTstorが、“Open Artstor: Wellcome Collection”を公開しました。
英国のウェルカムコレクション(Wellcome Collection)が所蔵する資料の10万点を超すデジタル化画像を、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもと公開したものです。
New: 100,000 images from the Wellcome Collection(Artstor,2019/9/27)https://www.artstor.org/2019/09/27/new-100000-images-from-the-wellcome-collection/
2019年9月20日、Bibsamコンソーシアムを代表してライセンス契約の交渉を行っているスウェーデン王立図書館(NLS)は、Springer Nature社の転換契約モデル“Springer Compact”に関する“Read & Publish”契約を締結したことを発表しました。
新たに締結された“Read & Publish”契約は、2019年1月1日から2021年12月31日までを契約期間としスウェーデン国内の46機関が参加しています。契約参加機関の所属者は、Springer Nature社の1,800タイトル以上のハイブリッドジャーナルへ追加費用不要で研究成果を公開可能になると同時に、2,100タイトル以上の同社のジャーナルへアクセスすることができます。2019年に締結された別のオープンアクセス(OA)出版等に関する契約と合わせて、Bibsamコンソーシアムに所属する研究者は同社の大半のジャーナルで研究成果をOAにすることができます。
2019年10月26日、奈良県立図書情報館が、東吉野村住民ホールにおいて「出前図書情報館 in 東吉野村「天誅組と東吉野村」」を開催します。
同村主催の「天誅組フェスティバル」午後の部において、講演会とパネルディスカッションを行うもので。橋本紀美氏(安堵町歴史民俗資料館長)による講演の後、、草村克彦氏(天誅(忠)組記念館館長)、阪本基義氏(前東吉野村教育長)及び同館館長の千田稔氏によるパネルディスカッションが行われます。
参加には事前の申し込みが必要です。
また、会場までは、同館所蔵資料のなかから講演内容に関連する本や、講師及び千田館長の著書の展示が行われ、利用者カードを持つ人はそれらの本を借りることもできます。また、利用者カードの即日発行も行なわれます。
同館では、2019年度、県内市町村と連携し、地域ごとのテーマで講演会を実施することとしており、今回が初回です。
出前図書情報館 in 東吉野村「天誅組と東吉野村」 令和元年10月26日(土)(奈良県立図書情報館)http://www.library.pref.nara.jp/event/3126
2019年9月28日、図書館問題研究会が、文部科学大臣・文化庁長官宛の「あいちトリエンナーレ2019」への補助金交付を求める要請書を公開しました。
9月26日に文化庁が 「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を不交付にすると発表したことを受けてのもので、 事実上の検閲としての効果を持ち、今後の表現・芸術活動の萎縮をもたらす表現の自由への明白な抑圧として強く非難し、補助金を交付するよう求める内容です。
「あいちトリエンナーレ2019」への補助金交付を求める要請書を掲載しました(図書館問題研究会,2019/9/28)http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/blog/2019/09/28/subsidy/
「あいちトリエンナーレ2019」への補助金交付を求める要請書http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/statement/subsidy/
2019年9月26日、日本出版販売株式会社(日版)が、2019年11月中旬に開業予定のイオンタウン四日市泊(三重県)内に、「家族×学び」をテーマにした書店「BOOK PARK miyokka!?」をオープンすると発表しました。
日販のブックディレクションブランド「YOURS BOOK STORE」が企画し、リブロプラスが運営するもので、「ほんにふれる―ヨム・カク・ウゴク―」をコンセプトに、本を通じた良質なインプット(ヨム(読む))、アウトプット(カク(書く)・ウゴク(動く))を体験することができると紹介されています。
家族のためのこれからの本屋「BOOK PARK miyokka!?」11月中旬 三重県四日市市にオープン(日販,2019/9/26)https://www.nippan.co.jp/news/miyokka_20190926/
2019年9月30日、秋田県立図書館が、高校生向け英語講座「秘伝の英語勉強法 vol.2」を開催します。
高校3年生を対象に、今年度で最後となる大学入試センター試験の30年間の出題傾向と分析を踏まえ、2次試験も合わせた英語の得点力アップの秘訣を伝授するものです。
講師は、『毎年出る頻出英語長文』の著者でもある同館元館長が務めます。
高校生向け英語講座「秘伝の英語勉強法 vol.2」を開催します。(秋田県立図書館,2019/9/11)https://www.apl.pref.akita.jp/news/p1079
参考: 木曽岬町(三重県)、町立図書館を会場に中学生対象の宿題支援事業を開始 Posted 2018年4月25日https://current.ndl.go.jp/node/35911
兵庫県の尼崎市立図書館が、2019年10月1日から10月31日まで、図書貸出券のロゴマークを募集しています。
同館が、1920年に旧尼崎城主である桜井氏からの寄附等により兵庫県内で2番目に建設され、2020年1月7日に開館100周年を迎えることを記念し、記念図書貸出券を発行し、そのロゴマークのデザインを募集するものです。
ロゴマークのテーマ・コンセプトは、「尼崎市」または「読書」、あるいはその両方をイメージするもので、図書貸出券を利用して読書する人が、愛着をもって使用できるようなデザインとなっており、同テーマ・コンセプトに共感できる人は誰でも応募可能です。
尼崎市立図書館開館100周年記念 図書貸出券ロゴマーク募集(尼崎市,2019/9/27)http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/tosyokan/1002025/1018311.html
2019年9月27日、東京大学総合図書館は、「閲覧席の快適性改善および有効活用のための試行」の結果を公開するとともに、試行結果を反映することを発表しました。
「閲覧席の快適性改善および有効活用のための試行」は、2019年5月24日から8月21日にかけて実施され、快適性の改善を図りつつ多くの利用者が閲覧席を利用できるように、閲覧席の配置変更等が行われました。
公開された試行結果には、試行期間中の使用席数定点調査、設置されたコミュニケーションボードに寄せられた意見、利用者18名へのインタビューが掲載されています。
閲覧席の快適性改善および有効活用のための試行結果の反映について(東京大学附属図書館, 2019/9/27)https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/news/20190926
2019年9月26日、ジャパンサーチ(試験版)は、総務省行政管理局が運用するデータカタログサイトDATA.GO.JPと連携を開始し、各府省が提供するオープンデータセット約2万5,000件が検索可能となったことを発表しています。
@jpsearch_go(Twitter, 2019/9/26)https://twitter.com/jpsearch_go/status/1177157564728922112
お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))https://jpsearch.go.jp/news ※2019年9月26日付けのお知らせに「「データカタログサイト」と連携しました」とあります。
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