両社はこの提携について、長期にわたって研究データや機関の記録、デジタル資産を利用しやすく、アクセス性を向上させ、最適化することにより、機関の価値を拡大する戦略的な提携である、としています。この提携の中では、ウェブスケールディスカバリサービスEBSCO Discovery Service(EDS)を含むEBSCO社のSaaS(Software as a Service)型ポートフォリオと各国の著名な機関でも使用されている統合長期データ管理ソリューションArkivum Perpetuaが活用される予定です。
公開されている4種類のランキングのうち、世界の機関リポジトリのランキング“TRANSPARENT RANKING: Institutional Repositories by Google Scholar (July 2019)”によると、京都大学のリポジトリが4位、大阪大学のリポジトリが24位、北海道大学のリポジトリが43位、東北大学のリポジトリが109位、岡山大学のリポジトリが162位、一橋大学のリポジトリが169位、長崎大学のリポジトリが183位となっており、200位までに7の日本のリポジトリがランクインしています。
2019年7月30日、研究データ同盟(RDA)が、報告書“The Research Data Alliance and the Humanities”を公開しました。
主に欧州のデジタル人文学分野の研究者・サービスプロバイダを対象に、同分野と関係するRDAの基本的な情報を提供することで、彼らがRDAの成果を享受し、RDAの活動への関与を増大させることを目的に、オランダの学術情報の収集・提供機関であるData Archiving and Networked Services(DANS)が作成した報告書です。