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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2019年5月23日、ドイツ図書館協会(Deutschen Bibliotheksverbandes:DBV)とドイツテレコム財団(Deutsche Telekom Stiftung)は、両者が選出している“Bibliothek des Jahres(Library of the Year)”の2019年受賞館として、ベルリン中央・地域図書館(Zentral- und Landesbibliothek Berlin:ZLB)を選出したことを発表しました。
2019年6月26日、医学中央雑誌刊行会は「医学用語シソーラス第9版」のPDF版公開を発表しました。
「医学用語シソーラス」は同会が作成する医学・歯学・薬学・看護学・獣医学・公衆衛生学等の分野の用語を体系的に関連付けたキーワード集です。医中誌データベースの索引および検索に使用され、第8版以降、冊子体の発行はなくなっています。
公開されたPDFは50音順リストとカテゴリー別リストの2種類があり、同会のウェブサイトからダウンロードすることが可能です。また、旧版の第8版のPDFも引き続き公開されています。
医学用語シソーラス第9版 PDF公開のお知らせ(医学中央雑誌刊行会,2019/6/26)https://www.jamas.or.jp/news/news110.html
2019年7月4日、奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧に、奈良文化財研究所抄録データベースを統合したと発表しています。
統合により、全国遺跡報告総覧が保持する発掘調査報告書の書誌情報は約6万1,000件(統合前から約2万9,000件増)、抄録情報は約12万6,000 件(統合前から約7万件増)となったと説明されています。
統合した書誌には、CiNii BooksのNII書誌ID(NCID)と国立国会図書館の全国書誌番号(JP番号)を付与しており、それぞれの図書データベースへのアクセス可能となっています。ただし、付与作業は進行中です。
全国遺跡報告総覧:奈文研抄録データベースの全国遺跡報告総覧への統合完了のお知らせ(なぶんけんブログ, 2019/7/4)https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2019/07/shoroku.html
2019年7月5日、総務省が、「2018年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」を公表しました。
同省では、青少年のインターネット・リテラシー向上のための前提として、特にインターネット上の危険・脅威に対応するための能力とその現状等を可視化するため、2011年度にこれらの能力を可視化するテストを指標として開発しました。
2012年度からは、毎年、高等学校1年生を対象に、青少年のインターネット・リテラシーを測るテストをインターネット等の利用状況に関するアンケートとあわせて実施しており、2018年度は78校・1万2,626名を対象に実施されました。
調査結果のポイントとして、
・高校生の95.8%がインターネット接続機器としてスマートフォンを保有し、保有するインターネット接続機器のうち最もよく利用する機器として、高校生の92.2%がスマートフォンをあげる
・平日のスマートフォンの利用時間別の正答率では、平均利用時間が1時間から2時間が最も正答率が高く、平均利用時間2時間以上においては、利用時間が長いほど正答率が低下する傾向がある
北海道コカ・コーラボトリング株式会社は、2019年7月5日に、北海道の市立小樽図書館において、同館応援自動販売機2018年度寄付金贈呈式を実施すると発表しています。
同取組は、同館に設置する自販機の売上金の一部を書籍購入費として寄付するもので、2010年6月に開始されました。
2018年度の寄付金は4万1,600円で、26冊の書籍購入に充てられました。
今年で9回目の寄付で、寄付額は累計38万1,520円、購入冊数は244冊となります。
今年で9回目 地域に愛される図書館運営を応援 市立小樽図書館応援自動販売機~2018年度寄付金贈呈式~ [PDF:2ページ]http://www.hokkaido.ccbc.co.jp/pdf/2019/cola_19070301.pdf
2018年7月28日、岡山史料ネットが、岡山県立美術館において、2019年度岡山史料ネット総会・活動報告会「西日本豪雨と被災資料の救出保全」を開催します。
総会は、会員・サポート会員のみが対象ですが、活動報告会は誰でも参加可能です。参加費は無料で、定員は70人です。
活動報告会の内容は以下の通りです。
・上村和史氏 「岡山での被災資料の救出保全 ~地域の記憶を未来に伝える~」 ・小松原貢氏「水没家屋からのレコードレスキュー ~ 新しい「文化財」レスキューの課題~」 ・中田利枝子氏「真備町有井大日庵の仏像レスキュー この一年の経過 」
2019年7月4日、愛知県教育委員会が、高等学校卒業程度認定試験合格に向けた学習支援等を実施する「若者・外国人未来応援事業」を2019年度も実施すると発表しています。
高卒資格を取得していないことで、就職やキャリアアップにおいて不利となり、将来的な貧困の連鎖を生む要因ともなっていることから、高校中退者等を対象に高卒認定試験合格のための学習支援及び相談・助言を行うことを目的とした無料の事業(文部科学省委託)です。
また、学習に困難を抱える若者は、他の社会的困難を抱えていることも多いことから、福祉・保健・労働・多文化共生等の関係機関等との支援ネットワークの構築を目指して2017年度に設置した「若者未来応援協議会」において、対象者のニーズに応じた適切な支援先への誘導を行なうとしています。
名古屋・豊田・豊橋・春日井・知多の5地域で実施され、名古屋地区では、愛知県図書館を会場に、委託を受けたNPO法人あいち・子どもNPOセンターが高卒認定試験合格等に向けた学習支援及び相談・助言を行います。
同事業は2017年度から実施されており、2018年度から愛知県図書館も会場となりました。
2019年7月12日、熊本大学の大学教育統括管理運営機構附属グローバル教育カレッジが、熊本大学附属図書館の後援を受け、同館ラーニングコモンズを会場に、「留学生からの発信&交流イベント:ポスター・セッション2019」を開催します。
同大学の留学生が今学んでいる内容をポスターにまとめて発表し日本語で交流するイベントです。
図書館のティーチングアシスタントによる留学生のための選書、海外へ留学したい日本人学生を対象とした留学情報コーナーも準備されます。
【初開催!】留学生からの発信&交流イベント:ポスター・セッション2019について(熊本大学 グローバル教育カレッジ)https://www.c3.kumamoto-u.ac.jp/5684/
参考: 島根大学附属図書館、「学ぼう!留学生と日本語で話すコツ!」教職員向け講習会を実施 Posted 2018年8月24日http://current.ndl.go.jp/node/36529
2019年7月4日付の広島県呉市議会事務局のFacebookで、呉市議会図書室が専門図書館協議会の団体功績表彰を受賞したことが発表されています。
呉市議会事務局(Facebook,2019/7/4)https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=852031018509165&id=201421216903485
参考: E1882 - 「強い議会」を支える「使える」議会図書室をつくる カレントアウェアネス-E No.319 2017.02.09http://current.ndl.go.jp/e1882
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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