アーカイブ - 2019年 5月 27日

“2019 IFLA/Systematic Public Library of the Year”の受賞候補4館が発表される

2019年5月27日、国際図書館連盟(IFLA)の公共図書館分科会は、“2019 IFLA/Systematic Public Library of the Year”の受賞候補4館が発表されました。

世界中から応募があった16館の中から選ばれたものです。

選ばれたのは以下の4館です。

・グリーンライブラリ&プラザ(オーストラリア)
・LocHal図書館(オランダ)
・ヘルシンキ中央図書館(Oodi) (フィンランド)
・クライストチャーチ中央図書館(Turanga)(ニュージーランド)

受賞館は、IFLAの年次大会開催期間中の8月27日に発表されます。

And the nominees for the 2019 IFLA/Systematic Public Library of the Year Award are...(IFLA,2019/5/27)
https://www.ifla.org/node/92195

熊本大学と凸版印刷、熊本城崩落石材の位置特定作業を効率化:崩落前に取得したデジタルアーカイブデータを活用

2019年5月24日、熊本大学大学院先端科学研究部と凸版印刷株式会社は、デジタルアーカイブデータを活用した熊本城「石垣照合システム」を開発し、2016年4月の熊本地震による熊本城崩落石材の位置特定作業を効率化したことを連名で発表しています。

「石垣照合システム」は、熊本大学が開発したコンピュータビジョン技術と、凸版印刷が2011年に VR 作品『熊本城』を制作した際に取得した、崩落前の熊本城の櫓や石垣など約 4万点のデジタルアーカイブデータを用いて開発されました。

同システムを活用して、石材が崩落前にあった位置の照合を行ったところ、目視による照合と比較して約 9 割の正解数を記録したほか、目視では解らなかった石材の位置も発見できたとしています。

生誕110年を記念し、五所川原市立図書館(青森県)の呼びかけにより、47都道府県58館において「全国の図書館で太宰治資料展」が開催

2019年5月26日、青森県の五所川原市立図書館が、同館の呼びかけにより、生誕110年を記念した「全国の図書館で太宰治資料展」が開催されると発表しました。

47都道府県の58館が、各館で所蔵している太宰治関連資料を展示します。

南相馬市立中央図書館(福島県)、名古屋市中川図書館、菊陽町図書館(熊本県)では、既に展示が行われています。

@goshogawaralib(Facebook,2019/5/26)
https://ja-jp.facebook.com/goshogawaralib/posts/2359552520981755

教育再生実行会議、「技術の進展に応じた教育の革新、新時代に対応した高等学校改革について(第十一次提言)」を公開

教育再生実行会議が、2019年5月17日付けで「技術の進展に応じた教育の革新、新時代に対応した高等学校改革について(第十一次提言)」を公開しています。

「技術の進展に応じた教育の革新について」、「新しい時代に対応した高等学校改革について」という2つのテーマを設定し、検討を行った結果を取りまとめたものであり、同日に首相官邸で行われた第45回教育再生実行会議において提出されました。

提言は「1.技術の進展に応じた教育の革新」「2.新時代に対応した高等学校改革」の2章構成で、それぞれ9項目、8項目からなり、幅広い提言が行われています。

例えば、「1.技術の進展に応じた教育の革新」のうち、「(3)新たな学びとそれに対応した教材の充実」には、デジタル教科書の活用方法・留意点に関するガイドラインの策定や、デジタル教科書の効果や影響等の把握・検証が含まれています。

また、同じく「1.技術の進展に応じた教育の革新」の「(8)生涯を通じた学びの機会の整備の推進」には、先端技術を活用した点字・視聴覚資料、外国語資料、電子書籍等の図書館における活用事例についての調査・周知や、図書館・公民館・博物館などの社会教育施設等における先端技術の活用により学びを深めている事例等の収集・周知が含まれています。

Open Research Library (BETA)が公開:OAの単行書を単一のプラットフォームで利用可能に

2019年5月13日から、世界中のオープンアクセス(OA)の単行書を、単一のプラットフォームで利用可能とするOpen Research Library (ORL)のBETA版が公開されています。

運用を行っているKnowledge Unlatched(KU)のプレスリリースによると、今後数か月ですべてのOAの単行書を統合することを目標としており、単一のプラットフォームからの検索・利用を可能とするともに、目録データを図書館システムで利用できるようにするとしています。複数の機関が協力して創設されたもので、BiblioLabs社 、LYRASIS、EBSCO、Internet Archive(IA)、Google、DPLA、OCLC、 Researcher Appが協力機関としてあげられています。

正式版の公開は2019年10月が予定されています。

千葉市、「千葉市図書館に関する市民意識調査報告書」を公表:新たな図書館計画検討の基礎資料とするために実施したアンケート調査結果

2019年5月24日、千葉市が、「千葉市図書館に関する市民意識調査報告書」を公表しました。

2019年度に策定する「新たな図書館計画」を検討するための基礎資料とすることを目的に、市内在住の満15歳以上の男女を対象に実施したアンケート調査の結果です(有効回収数:1,023人)。

あわせて、2017年3月に整備した「みずほハスの花図書館」の整備目標の達成状況やモデル的な取組の効果を検証した「みずほハスの花図書館効果検証報告書」も公表されています。

新着情報一覧(千葉市)
http://www.city.chiba.jp/shinchaku/index.html
※2019年5月24日欄に「図書館に関する市民意識調査等を公表しました」とあります。

【イベント】国際カンファレンス「保存から行動へ:日英ゲーム展示の最前線~英国ナショナル・ビデオゲーム・ミュージアムと城陽市歴史民俗資料館の取組みから読み解くその可能性~」(5/31・京都)

2019年5月31日、立命館大学衣笠キャンパスにおいて、英国バーススパ大学及び立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)主催の国際カンファレンス「保存から行動へ:日英ゲーム展示の最前線~英国ナショナル・ビデオゲーム・ミュージアムと城陽市歴史民俗資料館の取組みから読み解くその可能性~」が開催されます。

ゲーム展示の先進的な事例について検証することを目的とした国際カンファレンスです。

当日誰でも参加可能で、内容は以下の通りです。

・講演(1)ナショナル・ビデオゲーム・ミュージアムの形成と展開
サイモンズ氏(Iain Simon)(英・ナショナル・ビデオゲーム・ミュージアム ディレクター) 
ニューマン氏(James Newman)(英・バーススパ大学 教授)

・講演(2)夏季特別展 CONTINUE~“ゲーム”90年の歴史~の企画と運営
寺農織苑氏(城陽歴史民俗資料館・学芸員)
上村雅之氏(立命館大学・映像学部・教授/立命館大学ゲーム研究センター長)
毛利仁美氏(立命館大学・文学研究科)