アーカイブ - 2019年 4月 8日

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館所蔵の貴重資料・郷土資料のデジタル化支援事業の2019年度の募集開始

2019年4月8日、韓国国立中央図書館(NLK)が、公共図書館所蔵の貴重資料・郷土資料のデジタル化支援事業の2019年度の募集を開始すると発表しました。2018年度に続き2度目の募集です。応募期間は5月10日までです。

NLKでは、同事業を通じた「コリアンメモリー 地域文化遺産デジタルアーカイブ」の構築を目指しています。

文化遺産の保存・伝承・活用及び全国の図書館間の協力体制構築を目的とした事業であり、郷土資料・貴重資料約1万点を選定し、スキャニング・目次作成・PDFへの変換といったデジタル化の全工程を支援するとともに、デジタルデータを応募機関に提供します。また、選定された館と参加希望機関で構成される協議体では、地域のデジタルアーカイブ構築とデジタル化支援協力方案についての議論が行われます。

2018年度は公共図書館15館が参加し、各地の独立運動や植民地期の発行資料、邑誌・郷土誌といった地域資料6,900点のデジタル化が実施されており、NLKでは、来月から検索サービスを提供する予定です。

英・Jisc、デジタル化時代の高等教育に関する報告書を発表

2019年3月22日、英・Jiscがデジタル化時代の高等教育に関する報告書“Digital leadership in HE: improving student experience and optimising service delivery”を発表しました。

この報告書は、産業のデジタル化・コンピューター化が進み労働市場が大きく変革する「インダストリー4.0」時代の高等教育において、各大学がどのような情報技術を最も自組織にとって重要とみなしているか、デジタル情報技術を大学の戦略の中でどのように組み込んでいるかなどについて、英国のデジタルICT教育の実践機関等で組織されたUCISA (Universities and Colleges Information Systems Association) 加盟大学に対して、2018年8月から2019年2月に行ったアンケート調査(50校から回答)と25の研究機関及び機関の責任者に行った質的調査に基づいて作成されています。

報告書では、「オンライン学習ツール」が最も重要な情報技術として回答があったこと(68%)、「人工知能」「機械学習」がこれに次ぐこと(32%)などの調査結果や、デジタル情報技術と高等教育に関する回答校の責任者へのインタビュー等が紹介されています。

“PubMed Labs”で公開中のPubMed の更新版にAdvanced Search Builder、検索履歴・検索詳細参照機能が追加される

2019年3月29日、米国国立医学図書館(NLM)が、“PubMed Labs”で試験公開中の PubMedの更新版に、Advanced Search Builder、及び、検索履歴(History)・検索詳細(Search Details)の参照機能を追加したと発表しています。

この更新により、PubMed Labs上でも、フィールドを指定した検索、演算子を用いた組み合わせ検索、入力語のPubMed上での変換状況の確認、過去の検索履歴の確認と検索件数比較が可能になっています。

NLMでは、検索結果のMy NCBIアカウントへの保存など、さらなる機能充実を目指して、今後もPubMed Labsの更新を継続していく予定です。

米国図書館協会(ALA)、高品質で影響力のあるソーシャルメディアの投稿・動画を作成するためのツールキット2点を公開

2019年4月5日、米国図書館協会(ALA)が、全米図書館週間(National Library Week)にあわせ、2種類のツールキット“Live Stream and Video Storytelling Checklist”及び“Social Media Advocacy Toolkit”を公開しました。

図書館の支持者や利用者による図書館に関する動画・コンテンツの作成・共有を推奨することを目的とした動画やソーシャルメディアの取り組み“MyLibraryMyStory”と連動して作成されたツールです。

“Live Stream and Video Storytelling Checklist”は、ソーシャルメディア上での高品質な動画を作成するためのもので、Facebook LiveやInstagram Live上での映像を撮影するために必要な機器のリストや段階を追った説明が含まれています。

“Social Media Advocacy Toolkit”は、意思決定者の注目をひくための戦略的なタグ付けなど、図書館に関する「ストーリー」の影響力や魅力を高めるための優良事例やシンプルで効果的なヒントを含むもので、Twitter・Facebook・Instagramに利用できる画像や投稿例も掲載されています。

平成30年北海道胆振東部地震の被害を受けたむかわ町立穂別図書館(北海道)が2019年4月3日に通常開館を再開

平成30年北海道胆振東部地震の被害を受けて臨時休館をしていた北海道のむかわ町立穂別図書館が、2019年4月3日、通常開館を再開しました。

4月中は、試行的に、開館時間が午後5時30分まで延長されます。

北海道立図書館によると、穂別図書館の再開により、北海道胆振東部地震で被害を受け休館・室した、道内の(公立)図書館・室がすべてが再開したとのことです。

穂別図書館からのお知らせ(むかわ町)
http://www.town.mukawa.lg.jp/item/4713.htm#ContentPane
※「開館について」の項目に「お待たせしました。下記日程より通常開館します。多くの方にご協力いただき、ありがとうございました。4月3日(水曜日)」とあります。

アスベスト除去工事に伴う臨時休館が終了し、北海道立図書館が通常開館を再開:一部製本済み新聞の利用制限は継続

2019年4月2日、アスベスト除去工事に伴う臨時休館が終了し、北海道立図書館が通常開館を再開しています。通常開館再開に合わせ、4月から5月にかけてイベントが行われます。

再開に合わせ一部レイアウトも変更されています。

アスベスト除去工事にともない外部へ移動している一部製本済み新聞は、今しばらく引き続き利用できないと案内されています。

4月2日から通常開館します(北海道立図書館,2019/4/1)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna000000aqcg.html

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、先住民の文化・言語記録のデジタル化による保存支援事業を開始:“Indigenous Heritage Action Plan”も策定

2019年4月5日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、先住民の文化・言語の記録保存の支援に関する助成事業及びデジタル化サービス“ Listen, Hear Our Voices”を開始すると発表しました。

LACの“Indigenous Documentary Heritage Initiatives” (IDHI)の一環として実施されるもので、先住民の団体が現存の文化や言語の記録をデジタル化するために必要な、技能の構築や、知識・資源の取得を支援するため、プロジェクト当たり最大10万ドルの支援を行います。

LACでは、対象となるすべての先住民団体に対して、7月17日正午までに申請書を提出するよう求めています。LACの外部にあるカナダの先住民からの代表者で構成される委員会が審査を実施し、助成対象を推薦します。

また、LACでは、先住民団体やコレクター等からあらゆる形式の記録を受け入れて、ケベック州ガティノー市にあるLACの保存センターでデジタル化し、現資料を返却するとともにデジタルデータを提供します。

LACでは、2019年4月付で、先住民の文化遺産を保存しアクセス可能とするための今後5年間の計画“Indigenous Heritage Action Plan”を策定しています。

横浜DeNAベイスターズ、制作した赤ちゃん絵本を市内約3万人の乳児を対象にプレゼント:横浜市との包括連携協定の一環

2019年3月25日、横浜DeNAベイスターズは、赤ちゃん絵本「スターマン!おきてくださーい」を市内約3万人の乳児を対象にプレゼントすると発表しています。

同絵本は、なかなか起きない球団マスコット『DB.スターマン』を揺らしたり、くすぐったり「どうやったら起きてくれるかな?」と親子でコミュニケーションをとりながら楽しめる内容とのことです。

横浜市と締結したスポーツ振興、地域経済活性化等に向けた包括連携協定「I☆YOKOHAMA協定」の一環として実施され、2019年度(2019年4月から2020年3月)に市内で4か月児健診を受診する約3万人の乳児にプレゼントされます。

プロ野球界初!よこはまDeNAベイスターズえほん「スターマン!おきてくださーい」を横浜市約3万人の乳児にプレゼント!(横浜DeNAベイスターズ,2019/3/25)
https://www.baystars.co.jp/news/2019/03/0325_03.php