アーカイブ - 2019年 4月 4日

第21回図書館サポートフォーラム賞の表彰者が発表される

2019年4月4日付で、図書館サポートフォーラムが、ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰する「図書館サポートフォーラム賞」について第21回の結果を発表しました。

受賞者は次のとおりであり、4月23日に東京都千代田区の喜山倶楽部で表彰式が開催されます。

○図書館サポートフォーラム賞
・太田浩市氏(八王子市中央図書館館長)
・川村敬一氏(元・獨協医科大学図書館/同越谷病院図書室)

★第21回 図書館サポートフォーラム賞表彰決定(図書館サポートフォーラム)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

図書館サポートフォーラム LSF News Letter no.80 [PDF:396KB]
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/pdf/n80.pdf

韓国国立中央図書館(NLK)「学術誌著作権案内システム(KJCI)」への著作権情報登録が韓国研究財団(NRF)「学術誌評価」の申請資格に

2019年4月4日、韓国国立中央図書館(NLK)は、NLKの「学術誌著作権案内システム(Korea Journal Copyright Information:KJCI)」への著作権情報登録が、韓国研究財団(NRF)による「学術誌評価」への申請資格の1つとなったことを発表しています。

KJCIは、国内の学会誌の著作権ポリシー情報を提供するシステムで、「原文アクセスポリシー」「再利用ポリシー」「著作権ポリシー」「セルフアーカイブポリシー」等の項目が掲載されています。このうち、「原文アクセスポリシー」のエンバーゴの有無と「セルフアーカイブポリシー」についてはKJCIの担当者が学会の登録とは関係なく直接分析します。

KJCIでは学術誌編集委員による登録の便宜を図るため登録のための項目・用語を簡便化しており、登録後、KJCIの担当者による分析と学会の最終的な承認を経てKJCIで公開されます。同手順を終えた学会には著作権登録確認書が発行されます。

国内学会の学術誌の著作権ポリシーの策定及び明文化を支援し利用者に提供することで、適切な学術論文の活用拡大とオープンアクセス(OA)を実現させることを目的に実施されます。

国立国会図書館(NDL)、『びぶろす』誌で2018年の「世界図書館情報会議大会」を特集

国立国会図書館(NDL)の刊行する『びぶろす』誌(行政・司法各部門の支部図書館と専門図書館の連絡情報誌)の83・84合併号(2019年4月)で、2018年8月に開催された「世界図書館情報会議(国際図書館連盟(IFLA)第84回年次大会)大会」をテーマとする特集を掲載しました。

特集では次の記事を掲載しています。

・国立国会図書館行政・司法各部門支部図書館制度の意義 ―行政・司法情報へのアクセスを確保するために
(国立国会図書館総務部支部図書館・協力課・吉間仁子)
・議会のための図書館・調査サービス分科会主催の行事に参加して
(国立国会図書館調査及び立法考査局総合調査室・小林公夫)
・官庁出版物分科会オープンセッション等に参加して
(国立国会図書館電子情報部電子情報流通課・井上佐知子)
・印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館分科会、レファレンス情報サービス分科会に参加して
(国立国会図書館利用者サービス部人文課・青山真紀)

このほか、「第104回全国図書館大会東京大会第19・20分科会に参加して ―明日から始める!士業連携と図書館―」(東京大学附属図書館柏地区図書課・坂牧一博氏)等の記事も掲載しています。

韓国図書館協会(KLA)が「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する図書館での実践事例を募集:事例集を作成し国内外に配布

2019年4月3日、韓国図書館協会(KLA)が、国際連合(UN)の「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する図書館(国立・公共・大学・専門・学校等)での実践事例の募集を開始しました。

KLAでは、集められた情報に基づいて『事例集』を作成し、国内の図書館及び、2019年のIFLA年次大会において海外の関係機関に配布し、国内外で共有することで、持続可能な開発の拡散及び活性化の契機とすることを目的としています。

募集期間は5月15日までです。

[안내]지속가능발전목표(SDGs)에 관한 도서관 실천사례 공모 안내(KLA,2019/4/3)
https://kla.kr/jsp/info/association.do?procType=view&f_board_seq=56732

米・オレゴン芸術委員会、オレゴン州の“Percent for Art”プログラムを通じ取得した芸術品のデジタルアーカイブを公開

2019年3月18日、米・オレゴン芸術委員会(Oregon Arts Commission)は、オレゴン州の“Percent for Art”プログラムを通じ取得した芸術品のデジタルアーカイブ“Percent for Art Collection”を公開したことを発表しています。

プレスリリースによれば、“Percent for Art”プログラムは1975年に開始され、10万ドルを超える予算となる州の施設建設プロジェクトでは、予算の1パーセント以上を公共の場に展示する芸術作品の取得に充てることを法律で定めています。

オレゴン芸術委員会は同プログラムを管理する立場にあり、これまで2,400を超える芸術作品を取得したとあります。

米・アラバマ大学バーミンガム校、図書館にVRスタジオを設置:教育・研究分野での活用のため

2019年3月14日、米・アラバマ大学バーミンガム校(The University of Alabama at Birmingham:UAB)は、同校のLister Hill Libraryに、教育・研究分野での活用のためVRスタジオを設置したことを発表しています。

VIVE PROヘッドセットを備えた3つの専用ワークステーションを有し、分子シミュレーションと創薬のためのツールである“Nanome”など、さまざまなVRコンテンツが利用できることを紹介しています。

米・ネバダ大学図書館によるVR技術を用いて過去を保存する取組(記事紹介)

ネバダ大学リノ校(米国)のウェブサイトに、3月28日付けの記事“University Libraries using Virtual Reality technology to preserve the past”が掲載されています。

“TED x University of Nevada”のイベントにおいてネバダ大学図書館のスタッフが講演した内容に基づく記事であり、リノのストリートアートをバーチャルリアリティ(VR)技術を用いて保存するプロジェクト“RENO STREET ART PROJECT”や、ネバダ大学図書館と同大学の人類学科が協力して取り組んでいる“Virtual Reality museum”等の取組が紹介されています。

“Virtual Reality museum”は、人類学科が所蔵するネイティブ・アメリカンのかごのコレクションを3Dスキャンし、バーチャル博物館を構築する取組であり、2019年末から2020年初めに同館利用者が利用できるようになるとあります。バーチャル博物館では、実物は繊細であるかごを、訪問者は拾い上げて細かく調べたりすることができるようになるとしています。

なお、本記事の元になった講演はYouTube上で公開されており、記事中に紹介があります。

ソノマ郡ワイン図書館(米国)は2019年で開館30周年(記事紹介)

米国カリフォルニア州の地方紙“The Press Democrat”の2019年3月30日付け記事で、米・カリフォルニア州ソノマ郡図書館の分館であるソノマ郡ワイン図書館(The Sonoma County Wine Library)が2019年に開館30周年を迎えることが紹介されています。

ソノマ郡図書館のウェブサイト上にあるソノマ郡ワイン図書館の紹介によれば、1989年に開館し、ワインの情報に関する世界で最も幅広いコレクションの一つであること、1,000点以上の貴重書を含む5,000点の所蔵資料を有すること、世界のワイン研究コミュニティのためのデータベースである“International Wine Research Database”を管理していること、カリフォルニア州ノースコーストのワイン産業の歴史アーカイブとしての機能も担っていることが紹介されています。

同館の所蔵資料の一部はデジタル化されており、ソノマ郡図書館のデジタルコレクションである“Sonoma Heritage Collections”で公開されています。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)財団が設立される:コレクション拡大・保存のための資金の調達

2019年4月2日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、カナダ国立図書館・文書館財団(Library and Archives Canada Foundation)が設立されたことを紹介しています。

同財団は、LACが所蔵する膨大でかげがえのない貴重なコレクションを、カナダ人がよりアクセスできるように、また、同国の文化遺産をもっと鑑賞したいと望む世界中の人々と共有できるよう、熱意のある個人のグループにより設立されました。同館のコレクションを拡大し保存するための事業や連携を支援するための資金調達が重点的に取り組まれます。

また、生涯を同国の文学や歴史的遺産の創造と促進に捧げた個人の貢献をたたえることを目的に、5人の著名人に最初の“LAC Scholars Award”が授与されました。

岸和田市立図書館(大阪府)、岸和田ブックフェスタ企画「岸和田のこころに残る景観をみんなで話そう」を実施

大阪府の岸和田市立図書館が、2019年4月27日、岸和田ブックフェスタ企画「岸和田のこころに残る景観をみんなで話そう」を実施します。

景観・岸和田・写真に関する本などを持ち寄って、岸和田のこころに残る景観についてみんなで話す企画です。本を持参しなくても参加は可能です。

岸和田ブックフェスタ企画 岸和田のこころに残る景観をみんなで話そう(岸和田市立図書館,2019/4/3)
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/toshokan/kishiwada-bookfesta201927.html

参考:
岸和田市立図書館(大阪府)、館内での情報交換や談笑、打合せを一定の時間OKにする「会話OKタイム」開始
Posted 2016年8月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32311

京都外国語大学に京都国連寄託図書館が設置される

2019年4月10日、京都外国語大学の国際交流会館(9号館)2階に、京都国連寄託図書館が同大学のアジア関係図書館に併設して設置されることが発表されています。

プレスリリースによると、京都国連寄託図書館は1956年に国連から指定を受け、関電ビル・京都新聞社ビル・立命館大学へと設置されてきましたが、2018年3月の立命館大学での利用提供終了を受け、同大学に開設されます。他の国連寄託図書館が国公立図書館、大学図書館などの下に設置指定を受けているのとは異なり同大学と日本国際連合協会京都本部が協力して管理・運営されます。

資料数は6万冊で、館内閲覧のみの利用ですが、学内外の学生のほか一般市民も利用可能です。

(取材案内)京都外国語大学に京都国連寄託図書館を設置(共同通信PRワイヤー)(毎日新聞,2019/4/3)
https://mainichi.jp/articles/20190403/pls/00m/020/521000c

三重県立図書館、就活生向けビジネスセミナー「ES(エントリーシート)を書く前に。企業研究はDBで!」を開催

2019年5月11日、三重県立図書館が、就活生向けビジネスセミナー「ES(エントリーシート)を書く前に。企業研究はDBで!」を開催します。

同館が所蔵しているデータベース(DB)、東京商工リサーチ「CD-Eyes(2017年11月版)」・「中小企業経営指標(平成29年版)」を使っての企業研究講座で、会社説明会だけではわからない「数字」に注目し、安定した経営の企業の検討、エントリーシート(ES)作成のための下調べなど、就職活動に活用できるデータベース(DB)の使い方を提案する内容です。

対象は就職活動を予定者で、参加費は無料ですが、定員は15人(先着順・事前申込制)です。

就活生向けビジネスセミナーを開催します(三重県立図書館,2019/4/3)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/index.php?key=joa3yvm9i-105#_105

世田谷区(東京都)、「世田谷デジタルミュージアム」を公開

2019年4月1日、東京都世田谷区が「世田谷デジタルミュージアム」を公開しました。

郷土資料館や民家園で収蔵している文化財の情報や、同地域の歴史や文化財に関する情報をデジタル化し、インターネット上で見ることができるようにしたもので、指定文化財以外にも未指定の文化財やまちなかの文化財、普段見ることのできない資料や刊行物も含まれています。

世田谷デジタルミュージアムの公開(世田谷区,2019/4/1)
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/106/152/d00165227.html

世田谷デジタルミュージアム
https://setagayadigitalmuseum.jp/