アーカイブ - 2019年 4月 23日

【イベント】第27回大図研オープンカレッジ「デジタルコンテンツから考える著作権―デジタルアーカイブ、電子教材を中心に―」(5/18・名古屋)

2019年5月18日、愛知大学名古屋キャンパスにおいて、大学図書館問題研究会(大図研)オープンカレッジ実行委員会主催、大図研東海地域グループと大図研地域文化研究グループ共催のイベント「デジタルコンテンツから考える著作権―デジタルアーカイブ、電子教材を中心に―」が開催されます。

同イベントでは和知剛氏(郡山女子大学短期大学部講師)による講演「改正著作権と大学図書館」に加えて、大村明美氏(京都大学附属図書館)「京都大学貴重資料デジタルアーカイブについて」、山里敬也氏(名古屋大学 教養教育院 教養教育推進室教授)「デジタル教科書の包括ライセンス利用による教育効果改善の可能性について」の2件の事例報告が行われるとのことです。

第27回大図研オープンカレッジ(DOC)は東海地域(名古屋)で開催します!(大図研オープンカレッジ、2019/4/12付け)
https://dtk-doc.hatenablog.com/entry/2019/04/12/160739

Springer Nature社、論文シェア機能“SharedIt”の2018年のシェア数等を公表

2019年4月16日、Springer Nature社は、同社発行雑誌等を対象とした、無料での論文シェア機能“SharedIt”の2018年のシェア数等を公表しました。

SharedItでは当該論文の著者、購読者、ニュースメディア等が無料で論文を閲覧するリンクを作成することができますが、2018年はこれらのリンクが合わせて700万件以上、作成され、2017年の約520万件から大きく増加しています。特に増加したのはNatureブランド下の雑誌の論文のシェアであったとのことです。また、作成されたリンクが最もクリックされていたのもNature誌でした。

教員の業績評価、昇進・テニュア審査におけるインパクトファクターの利用(文献紹介)

2019年4月17日付けのPeerJ blogで、同年4月9日にPeerJ Preprintsにて公開された論文”Use of the Journal Impact Factor in academic review, promotion, and tenure evaluations”が紹介されています。論文の著者はメキシコ国立自治大学のErin C. McKiernan氏らです。

インパクトファクターは元来、雑誌の評価のために開発された指標ですが、現在ではしばしば研究者の業績評価にも用いられてしまっています。McKiernan氏らの論文では、米国・カナダの大学における、教員の評価や昇進・テニュア審査に関する取り決め文書860件以上を収集し、インパクトファクターへの言及状況が調査されています。その結果、研究型大学(博士課程を持つ大学)の40%、修士課程中心型大学の18%で、業績審査関係文書中にインパクトファクターに関する記述があったとのことです。インパクトファクターへの言及がある場合、87%はインパクトファクターを評価指標として用いることを支持する内容で、インパクトファクターの使用を批判する文書は存在しなかったとされています。

REFのOAポリシーによって英国の即時オープンアクセスは加速している(文献紹介)

2019年4月17日、英Open Univeristyの機関リポジトリにおいて、オープンアクセス(OA)義務化方針が、研究成果がリポジトリで公開されるまでの期間に与える影響を分析した論文” Do Authors Deposit on Time? Tracking Open Access Policy Compliance”のプレプリントが公開されました。著者は同大学のDrahomira Herrmannova氏ら3名です。同論文については2019年6月開催のJCDL(ディジタル図書館に関する代表的な国際会議)に採択されています。

Herrmannova氏らの調査では、世界のリポジトリに収録されている80万本以上の論文を収集し、出版からリポジトリ収録までの期間がきちんと判別できるようになっているか否かと、リポジトリ公開までの締切りがOA方針に盛り込まれた場合、論文採択からリポジトリ公開までの期間は短くなるかが調査されています。このうち後者について、英Research Excellence Framework (REF)でリポジトリ公開までの締切りを設けたOA方針が定められて以来、英国における採択からリポジトリ公開までの期間が他国に比べて短くなったとされています。ここから、締切りを設けたOA方針は有効であると結論付けられています。

菊池市中央図書館(熊本県)と喫茶店が連携し、司書が選んだ図書100冊からなる文庫を店内に設置

熊本県の菊池市中央図書館とコメダ珈琲店熊本菊池店が連携し、同館の司書が選んだ図書100冊からなる「菊池コメダ文庫」の店内への設置を2019年2月から実施しています。

4月14日からは、同館館長が選んだ100冊が置かれています。

地元紙の報道によると、同館の団体貸出制度を活用したもので、毎月15日に設置される図書は入れ替えるとのことです。

@KiCROSS.LL(Facebook,2019/2/16)
https://www.facebook.com/KiCROSS.LL/posts/1849515711843976

@komedakikuchi(Facebook,2019/4/14)
https://www.facebook.com/komedakikuchi/posts/2875089319197866

米国議会図書館(LC)、オンラインニュースサイトのウェブアーカイブを公開

2019年4月9日、米国議会図書館(LC)が、オンラインのみのニュースサイトのウェブアーカイブ“General News on the Internet Web Archive”を公開しました。

LCでは2014年6月から同サイトの収集を開始しており、毎週の収集と、RSSによる1日2回の収集を組み合わせて実施しています。2014年以前にLCが実施したウェブアーカイブで収集されたニュースサイトも含まれています。

アーカイブされたデータは1年間のエンバーゴとなっています。

Breaking: A New “News” Archive!(LC,2019/4/9)
https://blogs.loc.gov/headlinesandheroes/2019/04/news-archive/

神戸大学附属図書館、デジタルアーカイブ「住田文庫」に本文画像を追加

2019年4月22日、神戸大学附属図書館が、デジタルアーカイブ「住田文庫」に本文画像313点を追加したと発表しました。

住田文庫は、海運研究学者・住田正一氏から寄贈を受けた、主に海事関係や地誌関係の和漢書約6,500点です。

今回公開されたものは、国文学研究資料館が撮影した画像の提供を受けたもので、これまでデジタルアーカイブ「住田文庫」のメタデータから国文学研究資料館「近代書誌・近代画像データベース」で公開されていた画像へリンクを貼っていた資料が、デジタルアーカイブ「住田文庫」から直接ダウンロードすることも可能となりました。

住田文庫の画像を追加しました(313点)(神戸大学附属図書館,2019/4/22)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/12885/

デジタルアーカイブ「住田文庫」
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/sumida/

南砺市(富山県)、「南砺市文化芸術アーカイブズ」を公開

2019年3月29日、富山県の南砺市が、「南砺市文化芸術アーカイブズ」の開設を発表していました。

市内に存在する文化芸術資源に関する情報を一元化したもので、「文化財」「獅子舞」「まつり」「文化遺産」の各コンテンツについて、写真・動画も交えて紹介しています。

また、合併前の旧8町村の町史・村史などの文献から、文化芸術に関する情報を選択して「Nanto wiki」として公開しており、事務局で情報収集を行いながら随時更新作業を行うとともに、閲覧者も記事を編集・追加することも可能と説明されています。  

「南砺市文化芸術アーカイブズホームページ」を開設しました!(南砺市,2019/3/29)
https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=20968