アーカイブ - 2019年 12月 17日

農業関連の文献データベースAGRIS、検索機能の強化を含む新しいインターフェースを導入

国際連合食糧農業機関(FAO)の管理するポータルサイトAIMSの2019年12月11日付のお知らせで、農業関連の文献データベースAGRISが検索機能の強化を含む新しいインターフェースを導入したことが発表されています。

新しいインターフェースとなったAGRISでは、言語・資料種別を条件にして検索可能になっています。検索結果内ではフィルターを利用して、公開日・データ提供者・本文リンクの利用可否等を条件に絞り込みをかけることができます。また、検索結果を文献タイトル・著者・出版物のタイトルなどの特定のフィールドで絞り込むためのクエリオプションの追加、詳細画面から直前に選択したクエリオプションを保持したまま元の画面へ戻る“Back”ボタンの追加も行われています。

オーストラリア図書館協会(ALIA)、OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2018年調査の結果を受け学校図書館への投資を教育大臣へ要望

2019年12月4日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、ダン・テハン教育大臣に対して、オーストラリアの生徒と諸外国の生徒との拡大する技能格差へ対処するための重要戦略として、学校図書館への投資を要望することを発表しました。

これは2019年12月3日に公開が発表された、OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2018年調査の結果を受けたものです。同調査で、オーストラリアの生徒は中国やシンガポール等の他国の生徒と比べて、「数学的リテラシー」「読解力」「科学的リテラシー」の得点が低いことが明らかとされています。

ALIAのCEOであるSue McKerracher氏は「PISA2018の調査結果は、生徒が知識集約型経済での成功に必要な教育を受けられるように、オーストラリアの全ての学校に学校図書館と資格のある図書館職員が求められていることを強調するものである。また、言語能力や読解力は子どもの出生時からの重要課題となるべきであることから、我々は早期の言語教育とリテラシー戦略への要望も押し進める」とコメントしています。

【イベント】千葉大学アカデミック・リンク/ALPSセミナー「障がいのある学生への学修支援のあり方を考える」(1/10・千葉)

2020年1月10日、千葉大学アカデミック・リンク・センター(千葉県千葉市)において、同センターが主催する千葉大学アカデミック・リンク/ALPSセミナー「障がいのある学生への学修支援のあり方を考える」が開催されます。

大学における障がいのある学生への修学支援、2019年6月に施行された「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(読書バリアフリー法)の下で学生に対する学修支援を行う上で大学図書館に求められる配慮に関する講演が行われます。

当日の講演内容は次のとおりであり、参加には事前の申込みが必要です。

「障害のある学生への支援―大学に求められる合理的配慮とは何か」
村田淳氏(京都大学学生総合支援センター 障害学生支援ルーム チーフコーディネーター・准教授)
「大学図書館のアクセシビリティを高めるために:求められる環境整備とサービス」
野口武悟氏(専修大学文学部ジャーナリズム学科教授)

国立国会図書館サーチ、「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始

2019年12月16日、国立国会図書館サーチは、同日から「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始したことを発表しました。

このことにより、国立国会図書館サーチでの同ポータル収録資料の検索、国立国会図書館サーチの各種APIによる同ポータルのメタデータの利用が可能となりました。

「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始しました(国立国会図書館サーチ, 2019/12/16)
https://iss.ndl.go.jp/information/2019/12/u-tokyo/

東大アーカイブズポータルと国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)のデータ連携がスタートしました(東京大学附属図書館, 2019/12/16)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/news/20191216

特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー、『国際オリンピック委員会の百年』全巻翻訳を完了:同法人ウェブサイト上で公開

2019年12月12日、特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー(JOA)は、『国際オリンピック委員会の百年』(The International Olympic Committee - one hundred years)第2巻の全文翻訳をJOAウェブサイト上の「JOAデジタル資料」のページに掲載したことを発表しました。

ウェブサイト上の記載によれば、同書は国際オリンピック委員会(IOC)によるものであり、JOA会員の穂積八州雄氏がIOCから版権を許諾され、翻訳した作品を、同氏の厚意によりデジタルファイルとして公開しているものです。2011年から掲載が開始され、今回の第2巻掲載をもって全巻(第1巻から第3巻)の翻訳が完了したとあります。

「国際オリンピック委員会の百年」全巻翻訳(JOA, 2019/12/12)
http://olympic-academy.jp/2019/12/ioc-onehundredyears/

長野県下諏訪町、子どもの交流・飲食スペースとして町立図書館前に「こども未来バス」を設置:引退した町所有のバスをリノベーション

長野日報の2019年12月14日付けの記事で、長野県下諏訪町の「こども未来バス」が12月15日から利用開始となることが報じられています。引退した町所有のバスをリノベーションし、子どもの交流・飲食スペースとして町立図書館前に設置したものです。

下諏訪町教育委員会が発行する『生涯学習』No.545(2019年10月)では、「こども未来バスプロジェクト」で行われた会議の様子が紹介されています。プロジェクトの経緯も記載されており、中学・高校生らが下諏訪町に提案・提言をする「しもすわ未来議会」において、図書館に会話・食事ができる場所を増やしてほしいという要望が出されたこと、それに対し下諏訪町側から廃車予定のバスのリノベーションが提案されたことが始まりとあります。

下諏訪町「こども未来バス」 15日利用開始(長野日報, 2019/12/14)
http://www.nagano-np.co.jp/articles/56424

群馬県、「群馬県読書活動推進計画」原案に関する意見を募集中

2019年12月16日、群馬県教育委員会事務局生涯学習課は、同県内に在住、在勤又は在学する個人、県内に事務所又は事業所を有する法人や団体を対象として、「群馬県読書活動推進計画」原案に関する意見募集を開始しました。募集期間は2020年1月15日までであり、2020年2月頃の結果公表を予定しています。

現行の「群馬県子ども読書活動推進計画(第3次)」が終期を迎えることから、2018年4月に閣議決定された「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第4次)」を基本とし、2019年4月から試行された「群馬県民の読書活動の推進に関する条例」の趣旨を踏まえ、新たに計画を策定するものです。計画の対象となる期間は2020年4月1日から2025年3月31日までとなっています。

計画原案には、具体的な取組として、公立図書館や公民館等を拠点とした読書環境の整備を通じた「地域における読書活動の推進」や、障害の有無に関わらず全ての県民が読書に親しめるように読書環境の整備を行う「読書活動におけるバリアフリー」等の5点が挙げられています。

デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP 2019”の優勝者及び各賞受賞者が発表される

Europeanaの2019年12月14日付けブログ記事において、デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際コンペティション“GIF IT UP 2019”の優勝者及び各賞受賞者が発表されています。

“GIF IT UP”のウェブサイトによると、6回目の開催となる2019年は、DPLA、DigitalNZ、Troveとの緊密な協力のもと、Europeanaが主催しました。

The winners of GIF IT UP 2019(Europeana Blog, 2019/12/14)
https://blog.europeana.eu/2019/12/the-winners-of-gif-it-up-2019/

About(GIF IT UP)
https://gifitup.net/about/

“CSS Writing Modes Level 3”がW3C勧告に

2019年12月10日、World Wide Web Consortium(W3C)が“CSS Writing Modes Level 3”をW3C勧告にすると発表しました。

ウェブ上のテキストを水平または垂直にレイアウトすることや、行送りの方向の設定も可能にするもので、同じページ上で横書きおよび縦書きの記述を混在させることができるようになります。

CSS Writing ModesがW3C勧告に(W3C, 2019/12/10)
https://www.w3.org/2019/12/pressrelease-css-writing-modes-rec.html.ja

人と防災未来センター(兵庫県)、災害や防災関連資料からなる「河田文庫」を開設

兵庫県神戸市にある「人と防災未来センター」が、2019年12月13日に「河田文庫」を開設したことが報じられています。

報道によると、河田恵昭センター長の研究資料約3,000点からなるもので、同センターの資料室内に設置されたとのことです。同文庫には、一般に入手不可能な資料も含まれており、震災後に復興計画を協議した「神戸市復興計画検討委員会」の記録や全国各地の地域防災計画などの企画書類、災害廃棄物処理を巡る議論に関する書類等もあるとのことです。

同文庫は一般公開されているとのことです。

災害関連の資料収蔵「河田文庫」 黒田裕子さん企画展も(神戸新聞, 2019/12/13)
https://www.kobe-np.co.jp/news/bousai/201912/0012958613.shtml

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、関西大学総合図書館所蔵資料のなかから関西大学デジタルアーカイブ上で追加公開を希望する資料を募集

2019年12月13日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、関西大学総合図書館所蔵資料のなかから関西大学デジタルアーカイブ上で追加公開を希望する資料を試行的に募集すると発表しました。

KU-ORCASが掲げる事業コンセプト「研究リソースのオープン化」の一環として、「利用者主導型のデジタル化」という位置付けで行うものとしています。

条件として、

・関西大学デジタルアーカイブおよびNDLサーチでデジタル化資料が見つからないもの
・著作権保護期間満了であることが確認できること
・「東アジア」に関係する図書資料を優先的に実施(雑誌・新聞等の逐次刊行物は今回は対象外)
・その他、関西大学総合図書館の資料管理上、問題がない場合

をあげています。

1ユーザあたり1タイトルのみ申込可能で、2019年度は10タイトル程度を上限に実施する想定としています。

竜王町立図書館(滋賀県)、中学生を対象とした居場所「ふらっとスペースYoruca?(よるか)」を開設

滋賀県の竜王町立図書館が、2019年11月27日、「ふらっとスペースYoruca?(よるか)」を開設しました。

毎月1回、水曜日午後3時から中学校の完全下校時間まで、視聴覚室・会議室を主に中学生を対象とした居場所として開設するもので、彦根市を中心に滋賀県で遊ばれている「カロム」や囲碁・将棋、くつろぎスペースが用意されています。

今後は生徒を見守るボランティアも募集する予定としています。

「「ふらっとスペースYoruca?(よるか)」オープン!」『としょかんだより』No.231(2019年12月)
http://lib.town.ryuoh.shiga.jp/toshokandayori/dayori231.pdf

竜王町立図書館
http://lib.town.ryuoh.shiga.jp/