2019年11月7日、スイス視聴覚遺産保存協会Memoriavは、フィルムとビデオのデジタルアーカイビングに関するガイド“Memoriav Recommendations Digital Archiving of Film and Video:Principles and Guidance”のバージョン1.2を公開しました。
第1章:本文書の目的(Purpose of this document)
第2章:イントロダクション(Introduction)
第3章:用語:説明、定義、事例(Terms : explanations, definitions and examples)
第4章:計画と実施(Planning and practical implementation)
第5章:推奨事項(Recommendations)
第6章:付録(appendix)
研究データ同盟(RDA)は、2019年10月に英・Open Book Publishers(OBP)社から刊行された単行書“Engaging Researchers with Data Management: The Cookbook”のPDF版をRDAのウェブサイト上で公開しています。
同書は、研究データ管理に関し研究者と協力するために各地の研究機関が開発した様々な戦略を紹介するものであり、世界中の機関から集められた24のケーススタディーを収録しています。なお、執筆にはRDAの「研究データのための図書館」研究グループ(Library for Research Data Interest Group)のメンバーらが携わっています。
同書のライセンスはCC BY 4.0となっており、またOBP社のウェブサイトではPDF版に加えHTML版も公開されています。
2019年11月11日、米・コロンビア大学図書館は、中国・香港・台湾のドキュメンタリー映画製作者に関するウェブコンテンツを収集したウェブアーカイブ“Independent Documentary Filmmakers from China, Hong Kong, and Taiwan Web Archive”の公開を発表しました。
2019年11月版の“OA2020 Progress Report”では、2018年12月の“14th Berlin Open Access Conference”に参加した37か国の代表によって発された最終声明以来の進捗状況が報告されています。2019年11月現在、OA2020には全世界の4,600以上の機関を代表して140以上の組織が署名しています。African Open Science Platform等と共同したサンパウロ声明の公表やcOAlition Sと共同でOA転換の加速化に取り組むことを示した声明に見られるように、OA2020の理念は他のOAに関するイニシアチブを含む世界中の利害関係者からコンセンサスを獲得しており、協調して取り組みを進めていることが紹介されています。
2019年11月22日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリー賞2020」への応募の受付を開始しました。
グリーンライブラリーに関するプロジェクト・イニシアチブ・アイデアを持つ、あらゆる図書館が応募可能で、ENSULIBの目標・領域への適応可能性、国連のSDGsへの図書館の貢献、プレゼンテーション全体の質、IFLAの「戦略2019-2024」の主要戦略1.1「SDGsの達成における図書館の力を示す(Show the power of libraries in achieving the Sustainable Development Goals)」との関連性、に基づき評価されます。
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締切は2020年1月15日で、受賞館は、8月にアイルランド・ダブリンで開催される第86回IFLA年次大会で表彰されます。