アーカイブ - 2019年 10月 9日

米国国立医学図書館(NLM)、“PubMed Labs”で公開中のPubMed更新版への機能追加を発表:検索結果のCSV形式による保存等が可能に

2019年10月8日、米国国立医学図書館(NLM)が、“PubMed Labs”で試験公開中のPubMed更新版へ機能追加を行ったことを発表しています。

今回の機能追加により、検索結果のCSV形式による保存、My NCBIアカウントで設定したフィルターの利用、検索結果の保存先に“Collections”と“My Bibliography”を追加したことによるMy NCBIアカウント上での文献管理機能の強化、My NCBIアカウント上での検索式アラート機能の設定等が可能になっています。

また、NLM提供の他のデータベースとの統合により、PubMed更新版の検索結果から書誌・所蔵データベースNLM CatalogやMeSH(医学件名標目表)検索データベースMeSH Databaseへ遷移することが可能になっています。

その他、トップページにFAQやユーザーガイド、Advanced Search Builder、MeSH Databaseなどよく使われるページへのリンクが追加されています。

国立国語研究所、研究資料室収蔵資料の保存箱目録と音声・映像ファイル目録を公開

2019年10月8日、国立国語研究所は、同研究所研究情報発信センター研究資料室収蔵資料の保存箱目録と音声・映像ファイル目録を公開したことを発表しました。

国立国語研究所が調査研究により収集・作成し、同研究所の研究情報発信センター研究資料室へ収蔵された保存箱と音声・映像ファイルの概要が公開されています。

2019年度のニュース一覧(国立国語研究所)
https://www.ninjal.ac.jp/newsyears/2019/
※2019年10月8日付けのニュースに「研究資料室収蔵資料の保存箱目録と音声・映像ファイル目録を公開しました。」とあります。

保存箱目録(国立国語研究所)
https://rmr.ninjal.ac.jp/boxes/

【イベント】第28回京都図書館大会「災害等の諸課題に立ち向かう図書館」(12/2・福知山)

2019年12月2日、京都府福知山市の市民交流プラザふくちやまにおいて、第28回京都図書館大会「災害等の諸課題に立ち向かう図書館」が開催されます。

豪雨や台風、地震等の災害が発生する中で、図書館ができる災害への対応・対策のほか、それに関連する諸課題について考える内容となっています。

プログラムは次のとおりです。

・基調講演「災害と図書館」
井口和起氏(福知山公立大学学長、京都府立京都学・歴彩館顧問)

・講演「図書館とユニバーサルデザイン -多様化するニーズにどう向き合うか-」
関根千佳氏(同志社大学客員教授)

・事例発表1「災害を自分ごとにする 図書館でできる震災対策」
鈴木光氏(一般社団法人減災ラボ代表理事、総務省消防庁防災図上訓練指導員、工学院大学客員研究員)

・事例発表2 「『やさしいまち明石』の図書館が目指すユニバーサルサービス ―そして災害の時に―」
松見香織氏(あかし市民図書館 読書バリアフリー担当マネージャー)

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

英・電子情報保存連合(DPC)に米国国立公文書館(NARA)が加盟

2019年10月2日、英・電子情報保存連合(DPC)は、米国国立公文書館(NARA)がDPCのassociate memberとして加盟したことを発表しました。

米国政府は、政府機関によるNARAへの記録移行に際し、2023年1月以降は紙媒体ではなく電子媒体での送付に完全移行するよう求めています。そのため、2023年以降はNARAの所蔵する電子記録が劇的に増加する見込みであることが紹介されています。

The United States National Archives and Records Administration joins the Digital Preservation Coalition(DPC, 2019/10/2)
https://www.dpconline.org/news/new-members-of-the-dpc/nara-joins-dpc

パーキンソン病の基礎研究進展のための国際イニシアチブがcOAlition Sに参加:参加機関は23に

2019年9月26日、cOAlition Sは、パーキンソン病の基礎研究進展のための国際イニシアチブである“Aligning Science Against Parkinson’s”(ASAP)がcOAlition Sに参加したことを発表しました。

ASAPの参加により、cOAlition Sの参加機関は23機関となっています。

Aligning Science Against Parkinson’s (ASAP) Joins cOAlition S(2019/9/26)
https://www.coalition-s.org/asap-joins-coalition-s/

参考:
世界保健機関(WHO)と熱帯病研究訓練特別計画(TDR)がCoalition Sに参加:国際連合の機関による参加は初
Posted 2019年8月30日
https://current.ndl.go.jp/node/38921

米・Ithaka S+R、イシューブリーフ“Student Needs Are Academic Needs:Community College Libraries and Academic Support for Student Success”を公開

2019年9月30日、米・Ithaka S+Rは、イシューブリーフ“Student Needs Are Academic Needs:Community College Libraries and Academic Support for Student Success”を公開しました。

米国のコミュニティカレッジに通う学生の目標、課題、ニーズを学生の観点から調査し、効果的な支援方法を探るプロジェクト“Community College Libraries and Academic Support for Student Success”(CCLASSS)の報告書です。なお、CCLASSS については、2018年8月にもイシューブリーフ“Amplifying Student Voices: The Community College Libraries and Academic Support for Student Success Project”が公開されています。

【イベント】文化財防災ネットワーク推進事業シンポジウム「地域社会と文化財 ― 身近にある文化財、それをまもり伝える意味」(12/7・東京)

2019年12月7日、東京国立博物館において、国立文化財機構主催の文化財防災ネットワーク推進事業シンポジウム「地域社会と文化財 ― 身近にある文化財、それをまもり伝える意味」が開催されます。

2019年4月に文化財保護法が改正され、地方公共団体に対して、指定文化財・未指定文化財の隔てなく、各地域での文化財の保存活用のための取り組みの計画的・継続的な実施を求めていることから、地域の文化財に焦点を当て、それをまもり伝えていくことの意味と方法を考えるものです。

聴講無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は300人(申し込み先着順)です。

内容は以下の通りです。

・基調講演
人口減少社会における文化財保護の可能性 宗田好史氏(京都府立大学副学長・教授)

・プログラム
講演1 みんなでまもる地域の文化財―和歌山県の取り組みから 大河内智之(和歌山県立博物館主任学芸員)

講演2 地域の復興に文化財が果たす役割―福島県双葉町の文化財 吉野高光(福島県双葉町教育委員会総括主任主査)

・パネルディスカッション
宗田氏、大河内氏、吉野氏、岡田健氏

国立公文書館アジア歴史資料センター、「アジ歴地名・人名・出来事事典」を更新

2019年10月7日、国立公文書館アジア歴史資料センターが、「アジ歴地名・人名・出来事事典」を更新したと発表しています。

「アジ歴地名・人名・出来事事典」は、アジア歴史資料センターが公開する資料から、探したい資料を検索するためのキーワードを選択できるコンテンツで、2017年12月に公開されました。

今回、キーワードとなる基本語として、後藤象二郎、由利公正、太田徳三郎、北白川宮能久親王、坊城俊章、岩見鑑造、大山捨松、吉益亮、清水谷公考、毛利元敏が新規に追加されました。

キーワード検索の達人になろう!「アジ歴地名・人名・出来事事典」を更新しました。(2019年10月07日)(国立公文書館アジア歴史資料センター)
https://www.jacar.go.jp/news/news04_others.html#20191017

アジ歴地名・人名・出来事事典
https://www.jacar.go.jp/dictionary/

伊賀市上野図書館(三重県)・伊賀鉄道、ハロウィンをテーマに「おはなしでんしゃ2」を運行

三重県の伊賀市上野図書館と伊賀鉄道が、2019年10月27日、ハロウィンをテーマに「おはなしでんしゃ2」を運行します。

2019年3月31日に初運行して以来の2回目の運行で、今回は、同館のおはなしボランティアグループ「よもよも」によるハロウィンをテーマにした絵本の読み聞かせ等を10月11日から31日まで同鉄道・忍者線(伊賀線)で運行される「ハロウィントレイン」の車両の中で行なうものです。

その他、車内には、画用紙等で「かぼちゃおばけ」を工作するスペースも設けられるほか、仮装しての乗車もできます。

運行区間は、14時02分発臨時列車による忍者市(上野市)駅・伊賀神戸駅間1往復です(約1時間)。

対象は、小学生および未就学児とその保護者30組で、参加費用として大人500円・小児(小学生)250円が必要です。 

おはなしでんしゃ2(伊賀市の図書館・図書室,2019/10/3)
https://www.iga-library.jp/?p=6342

北海道大学教育学部図書室、同大学教育学部教員一同執筆の書籍内に掲載された推薦図書を展示及びブクログで紹介

2019年10月4日、北海道大学教育学部図書室は、同大学教育学部の教員一同執筆による書籍『ともに生きるための教育学へのレッスン40』の出版記念展示を行っていることを発表しました。

『ともに生きるための教育学へのレッスン40』は、北海道大学教育学部発足70周年を記念して、2019年8月に明石書店から出版されたものです。同図書室では出版記念展示として、書籍内に掲載された推薦図書の展示を行っています。また、ウェブ本棚サービス「ブクログ」の同図書室のアカウント上では、書籍内に掲載された推薦図書の全てが紹介されています。

『教育学へのレッスン40』出版記念展示 開催中です!(北海道大学附属図書館,2019/10/4)
https://www.lib.hokudai.ac.jp/2019/10/04/70686/

エチオピアで国家規模のオープンアクセス(OA)方針が採択される

途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFLの2019年10月4日付のブログ記事において、エチオピアが2019年9月に高等教育機関向けに国家規模のオープンアクセス(OA)方針を採択したことが紹介されています。

EIFLのブログ記事によると、このOA方針はエチオピアの科学技術と高等教育の管轄省であるMinistry of Science and Higher Education of Ethiopia(MOSHE)により採択されました。OA方針は速やかに発効し、MOSHEが管轄するエチオピア国内47以上の大学において、公的な助成により実施され公表された大学構成員の論文・学位論文・データ等について、その全てをOA化することを義務づけています。また、公的助成を受けた研究に基づく全ての公表された研究成果物は、国立のリポジトリであるNational Academic Digital Repository of Ethiopia(NADRE)、及び大学が設置している場合には大学の機関リポジトリへ保存することも義務づけています。

北米研究図書館協会(ARL)、米・カリフォルニア大学による情報アクセスの障壁除去を目指す取り組みを強く支持する声明を発表

2019年9月30日、北米研究図書館協会(ARL)は、研究成果へのアクセスに関わる状況に変化を起こし、拡大を推進する米・カリフォルニア大学の取り組みについて、強い支持の意を示した声明を発表しました。この声明は2019年9月27日にARLのBoard of Directorsによって承認されたものです。

米・カリフォルニア大学は所属教員の研究成果が全ての人に開かれるように、Elsevier社をはじめとする学術出版社に対して、オープンアクセス(OA)への転換契約を求める取り組みを進めています。ARLは声明の中で、転換契約に関するアプローチが加盟館でも様々である中、カリフォルニア大学の取り組みが明確化した転換契約の価値とビジョンを称え、特に教員・図書館員・執行部が一体となって、原則を発展させ学術出版社との交渉を展開した点について強く賞賛しています。