アーカイブ - 2019年 10月 7日

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神戸大学附属図書館、同大学で開催された「オープンサイエンス研修会」の資料を神戸大学学術成果リポジトリ(Kernel)で公開

神戸大学附属図書館電子図書館係のTwitterアカウントの2019年10月4日付のツイートにおいて、同大学で2019年9月30日に開催された「オープンサイエンス研修会」の資料を神戸大学学術成果リポジトリ(Kernel)で公開したことが発表されています。

研修会で使用された、
・プレゼンテーション「図書館員のためのオープンサイエンス概論:オープンサイエンスと学術機関リポジトリ」
 小野亘氏(国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課長)
・プレゼンテーション「オープンサイエンスと学術機関リポジトリ」
 林正治氏(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター特任助教)
がKernel上で公開されています。

@kobekernel(Twitter,2019/10/4)
https://twitter.com/kobekernel/status/1180020209228271617

Taylor & Francis社、オンライン上のハラスメントに研究者が対処するためのガイドを公開

2019年10月3日、Taylor & Francis社は、オンライン上のハラスメントに研究者が対処するためのガイドとして、“Advice for researchers experiencing harassment”を公開したことを発表しました。

このガイドは、科学ニュースの普及に関する英国の慈善団体Science Media CentreとTaylor & Francis社が共同作成したものです。研究者は自身の業績が広く精査されることを期待すべきですが、論争を呼ぶテーマに取り組む研究者は、ソーシャルメディア上での嫌がらせやオンラインフォーラムでの悪意のあるコメントの投稿といった、オンライン上のハラスメントに巻き込まれることがあります。

公開されたガイドは、こうしたハラスメントに巻き込まれた際の対処方法を簡潔に示したものです。沈黙せずにメディアを通して自身の意見を伝えること、公正に意見を聞く姿勢を持つ集団に対してコミュニケーションをとろうとすること、ソーシャルメディアの状況の把握の方法、といった対処のコツが示されています。

欧州分子生物学機構とASAPbio、投稿前原稿の査読プラットフォームサービス“Review Commons”を2019年12月に立ち上げ

2019年9月30日、欧州分子生物学機構(EMBO)と生命科学分野の出版の加速に取り組む非営利団体ASAPbio(Accelerating Science and Publication in biology)は共同して、投稿前原稿の査読プラットフォームサービス“Review Commons”を立ち上げ予定であることを発表しました。

2019年12月に立ち上げ予定の“Review Commons”では雑誌へ投稿前の原稿が受付され、受付された原稿は雑誌から独立した専門家による厳密な査読を受けることができます。また、原稿の著者はプレプリントサーバbioRxivへ査読内容と自身の回答の公開や、提携雑誌へ“Review Commons”で査読済原稿の投稿も可能になります。

インターネットソサエティ(ISOC)、2019年の「インターネットの殿堂」を発表:公共図書館でのインターネットへのアクセスの進展に貢献した米国のポリー氏も選出

2019年9月27日、インターネットのオープンな開発・進展・利用の保証に取組むNPOであるインターネットソサエティ(ISOC)が、新たに「インターネットの殿堂(Internet Hall of Fame)」入りをした11人を発表しました。

「インターネットの殿堂」は、ISOCが2012年に創設した、インタ―ネットに多大なる貢献をした個人をたたえるプログラムで、今回選ばれた人には、公共図書館での無料のインターネットへのアクセスを進展させた米国のポリー(Jean Armour Polly)氏が選ばれています。

Read NZ Te Pou Muramura、デジタル時代の読書行動に関する調査報告書を公表

2019年10月7日、Read NZ Te Pou Muramura(旧New Zealand Book Council)は、同団体の2019年の調査として、デジタル時代の読書行動に関する調査報告書“Reading in a Digital Age”を公表しました。なお、本報告書での「読書」(reading)は、紙の本や電子書籍以外にも、ブログ記事や電子メール、業務書類等まで含む、幅広いコンテンツを対象とした概念となっています。

調査の目的として、ニュージーランド人のオンラインでの読書行動をよりよく理解することが挙げられており、調査は二段階に分けて実施されました。第一段階は、2019年6月19日から7月2日にかけて、経験サンプリング法に基づいて実施されたSMS調査であり、複数の時間帯、曜日における読書行動のデータ収集が行われました。合計216人が参加し、1,000件を超えるデータが収集されました。第二段階は、2019年7月に行われたオンラインでの読書習慣を把握するための補足調査であり、全国から515人分の回答が寄せられました。

報告書冒頭に調査結果の要点を“Key messages”としてまとめており、以下の点等が紹介されています。

・回答者は年齢や性別に関係なく、印刷物よりも多くのオンライン情報源を読んでいる。

米・Educopia Institute、米国におけるデジタルキュレーション及びデジタル保存の研修に関する調査プロジェクトの報告書“Sustaining Digital Curation and Preservation Training in the U.S.: Compiled Project Reports”を公表

2019年9月27日、米国のMLAおよびその他の文化資源保存機関の連携促進を目的とする非営利組織Educopia Instituteは、報告書“Sustaining Digital Curation and Preservation Training in the U.S.: Compiled Project Reports”を公表しました。

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成を受け、2018年7月から2019年6月にかけて実施されたプロジェクト“Sustaining Digital Curation and Preservation Training”で公表された2部の報告書を1部に編集したものであり、米国におけるデジタルキュレーション及びデジタル保存に関する研修の現状評価、研修の持続可能性向上のためのポイント等をまとめています。

米国議会図書館(LC)、障害者サービス部門「視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped)」の名称を変更

2019年10月1日、米国議会図書館(LC)は、同館の障害者サービス部門である、視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)の名称変更を発表しました。

新しい名称は“National Library Service for the Blind and Print Disabled”です。

略称NLSは変わりませんが、LCが2018年後半に定めたグラフィック・アイデンティティに基づきロゴを新しくしています。

名称変更は、旧名称での時代遅れの言葉に対応するとともに、同館のサービスの範囲を明確に伝えることを意図しており、米国で発効したマラケシュ条約とも密接に連携させています。

EBSCO社、2020年の学術雑誌価格上昇の予測値を個別タイトルで5~6%、パッケージで4~5%と発表

2019年10月1日、EBSCO社が、2020年における大学・医学図書館向けの学術雑誌の価格上昇の予測値を公表しました。これによると、外国為替レートを考慮しない場合、個別タイトルでは5~6%の、パッケージでは4~5%の上昇になると予測されています。

EBSCO Information Services Releases Serials Price Projection Report for 2020(EBSCO,2019/10/1)
https://www.ebsco.com/news-center/press-releases/ebsco-information-services-releases-serials-price-projection-report-2020

米・コミック弁護基金(CBLDF)、授業での漫画の活用に関する調査報告書を公開

2019年10月2日、米・コミック弁護基金(CBLDF)が、授業での漫画の活用に関する調査報告書“Comics in Education”を公開しました。

回答者の30%以上が毎日授業で漫画を活用していること、4分の3以上が漫画を読書のために利用しておりその半数は授業を補うために用いていることや、回答者(教員)の半数は漫画の小売業者・コミック弁護基金・コミックコンベンション・ウェブサイト・出版社を漫画を活用するにあたっての重要な情報源として認識していること等の結果を紹介しています。

また、学校でよくつかわれている上位10タイトルも発表されています。

【イベント】第1回 SPARC Japan セミナー2019「人文社会系分野におけるオープンサイエンス ~実践に向けて~」(10/24・東京)

2019年10月24日、東京都千代田区の国立情報学研究所(NII)において、第1回 SPARC Japan セミナー2019「人文社会系分野におけるオープンサイエンス ~実践に向けて~」が開催されます。

人文社会系分野においても今後オープン化を巡る動きが重要になってくると考えられることから、実践報告を行なうことで、人文社会系分野のオープンサイエンスを幅広く安定的に展開していくための情報共有を試みるとともに、図書館職員・大学職員・出版関係者などが「オープンサイエンスの実践」について具体的に考えられるような検討を行っていくとしています。

参加費は無料ですが、定員は70人で、事前の申込が必要です。
当日は動画中継も予定されています。

主な内容は以下の通りです。

・国立国語研究所におけるデータ構築等について(仮)
小木曽 智信氏(国立国語研究所)

・「みんなで翻刻」における市民科学の取組について(仮)
加納 靖之氏(東京大学地震研究所/地震火山史料連携研究機構)

・オープンサイエンス的市民協働のために大学ができること
小野 英理氏(京都大学情報環境機構 IT企画室)

弥生美術館(東京都)、「創刊65周年記念『なかよし』展 ~乙女には恋と夢(ファンタジー)が必要だ☆~」を開催中

東京都文京区にある弥生美術館が、2019年10月4日から12月25日まで、「創刊65周年記念『なかよし』展 ~乙女には恋と夢(ファンタジー)が必要だ☆~」を開催しています。

漫画雑誌『なかよし』(講談社)が1954年12月の創刊から65周年を迎えることを記念した展示で、『なかよし』の歴史を辿る内容となっています。

創刊65周年記念『なかよし』展 ~乙女には恋と夢(ファンタジー)が必要だ☆~(弥生美術館)
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html

田原市渥美図書館(愛知県)、見てみて!「あなたの思い出のアニメ&マンガを教えてください!!」展示会を開催

愛知県の田原市渥美図書館が、2019年11月9日から12月15日まで、見てみて!「あなたの思い出のアニメ&マンガを教えてください!!」展示会を開催します。

応募者が、アニメやマンガのタイトルと思い出等のコメント等を記入して提出した作品を、同館で展示するものです。

対象は高校生以上で定員30人(受付順)です。

見てみて!「あなたの思い出のアニメ&マンガを教えてください!!」展示会(田原市図書館)
http://www2.city.tahara.aichi.jp/section/library/atsumi/1911mitemite.html

参考:
平成29年度豊橋市図書館・田原市図書館(愛知県)連携展示イベント 「図書館員と書店員が選ぶ ガチ☆マンガ100」の田原会場の結果が発表
Posted 2017年11月16日
https://current.ndl.go.jp/node/35019