アーカイブ - 2019年 10月 25日

ジャパンリンクセンター(JaLC)、保有するメタデータのオープン化計画を発表

2019年10月1日、ジャパンリンクセンター(JaLC)運営委員会は、メタデータのオープン化に伴い「ジャパンリンクセンター参加規約」および「ジャパンリンクセンター運営規則」を変更することを発表しました。

公開された資料「メタデータのオープン化に伴う JaLC 参加規約および運営規則の改正について」では、JaLCの保有するメタデータのオープン化計画が説明されており、次のような内容等が述べられています。

・これまでは利用できるメタデータの範囲に制限が設けられていたものの、今後JaLC 正会員が JaLC システムに登録する全てのメタデータをオープン化すること
・オープン化するメタデータには、書誌データ、URI、引用情報(引用文献や引用データ等の引用に関する情報)、抄録が含まれること
・現時点では2020年4月から段階的にオープン化を実施する予定であること

香川県立図書館、大平正芳元首相の旧蔵書等からなる「大平文庫」の目録を公開

2019年10月25日、香川県立図書館は、「大平文庫目録」の刊行を発表しました。PDF形式で全文を公開しています。

同館は、2015年3月31日に閉館した旧大平正芳記念館所蔵の大平正芳元首相の旧蔵書や関連図書8,593冊の寄贈を受け、2016年2月に「大平文庫」を開設していました。

国立国語研究所、「語彙研究文献語別目録」の全文テキストデータを公開

2019年10月25日、国立国語研究所は、「語彙研究文献語別目録」の全文テキストデータの公開を発表しました。

「語彙研究文献語別目録」は、佐藤喜代治氏編『講座日本語の語彙別巻』(明治書院、1983年)所収の目録であり、個々の語にどのような研究文献があるかを語別に検索することが可能です。今回、「編集のことば」「あとがき」と凡例はPDF形式で、目録はExcel形式及びTSV形式で公開されています。

なお、「語彙研究文献語別目録」の公開ページ上の記載によれば、全文テキストデータの二次利用条件はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC(クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利4.0 国際ライセンス)となっています。

2019年度のニュース一覧(国立国語研究所)
https://www.ninjal.ac.jp/newsyears/2019/
※2019年10月25日付けのニュースに「「語彙研究文献語別目録」データを公開しました」とあります。

OCLC、WorldcatにEuropeana Collectionsのレコードを追加することを発表

2019年10月21日、OCLCは、Europeanaとの連携により、WorldcatにEuropeana Collectionsのレコードを追加することを発表しました。このことにより、Worldcatを通じてアクセスできるオープンコンテンツが劇的に増加することが紹介されています。

OCLC and Europeana partner to share access to open cultural heritage resources through WorldCat(OCLC, 2019/10/21)
https://www.oclc.org/en/news/releases/2019/20191021-oclc-and-europeana-partnership.html

琉球大学附属図書館、Twitter・Instagram・ブクログのアカウントを開設

2019年10月24日、琉球大学附属図書館は、Twitter・Instagram・ブクログのアカウントを開設したことを発表しました。

同館は広報活動の一環としてこれらのアカウントを開設し、お知らせや利用案内、さまざまな資料の紹介などを発信していく予定である、としています。

Twitter・Instagram・ブクログのアカウントを開設しました。(琉球大学附属図書館,2019/10/24)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=23729

Twitter(ryukyus_lib)
https://twitter.com/ryukyus_lib

Instagram(ryukyus_lib)
https://www.instagram.com/ryukyus_lib

ドイツの“Library of the Year 2019”がベルリン中央・地域図書館(ZLB)に授与される

2019年10月24日、ドイツ図書館協会(Deutschen Bibliotheksverbandes:DBV)とドイツテレコム財団(Deutsche Telekom Stiftung)は、ベルリン中央・地域図書館(Zentral- und Landesbibliothek Berlin:ZLB)に第20回目となる“Bibliothek des Jahres(Library of the Year)”を授与しました。

社会とメディアの変化に対応した戦略的な市民参加型サービス・デジタルサービスの提供を通して、市民社会における開かれた議論の場としての図書館を確立した点が評価されています。

欧州大学協会(EUA)、欧州の大学における研究評価に関連したオープンサイエンスとオープンアクセスの調査報告書を公開

2019年10月22日、欧州大学協会(EUA)が、欧州の大学における研究評価に関連したオープンサイエンスとオープンアクセスの調査報告書として、“Research Assessment in the Transition to Open Science”を公開したことを発表しました。

この報告書は2019年に欧州32か国の260機関を対象に実施された、研究評価に関わるオープンサイエンスとオープンアクセスの調査に基づいて作成されたものです。調査の目的として、研究評価に対する現在および将来の大学のアプローチに関する情報を集約・共有し、この分野に関わる議論の情報提供・補強等を行うことが挙げられています。報告書を通して、欧州の大学における研究評価の最新の状況が包括的に概観され、大学が研究評価の実践の見直しを進める理由・方法等が示されています。

報告書では、研究評価に対する大学のアプローチについて、調査により得られた知見として以下の5点を挙げています。

ドイツ研究振興協会(DFG)が助成するDeepGreenプロジェクトの拡張試験フェーズ参加機関が拡大:ドイツ国内50機関が参加

2019年10月21日、ドイツ研究振興協会(DFG)が助成するDeepGreenプロジェクトは、2019年7月末から実施している拡張試験フェーズの参加機関が開始当初の27機関から拡大し、2019年10月17日以降ドイツ国内の50機関が参加していることを発表しました。

DeepGreenプロジェクトは、DFGの助成の下、ベルリン・ブランデンブルク協力図書館連盟(Kooperativer Bibliotheksverbund Berlin-Brandenburg:KOBV)等のドイツ国内の6機関が推進するプロジェクトです。出版社稿の論文フルテキストを自動的に機関リポジトリへ登録するためのソリューション開発を目指しています。

DeepGreenプロジェクトは2019年7月29日から、Karger社・SAGE社・MDPI社・Frontiers社・De Gruyter社の5社の協力の下で拡張試験フェーズを開始しています。拡張試験フェーズでは、協力出版社から出版社稿の論文フルテキストとメタデータが自動的に参加機関の機関リポジトリへ配信されます。DeepGreenプロジェクトは拡張試験フェーズの目的として、出版社から出版社稿の広範なデータ配信の機会を得て、様々なタイプのリポジトリソフトウェアでこうしたデータ配信を処理するテストを行うことを挙げています。

ラテンアメリカの単行書の持続可能なオープンアクセスモデルの導入に向けてのパイロットプロジェクト

2019年10月22日、JSTORが、 Latin American Research Resources Project (LARRP) が主導し、JSTOR・ラテンアメリカ社会科学協議会(CLACSO)及び書店のGarcia Cambeiro社と連携して取り組まれているラテンアメリカの単行書のオープンアクセス(OA)化のパイロットプロジェクトを紹介しています。

図書館界が開発及び支援する持続可能なOAモデルの導入に向けての取組で、LARRPのメンバーである米国のニューヨーク大学・コロンビア大学・ハーバード大学・プリンストン大学・テキサス大学オースティン校・ピッツバーク大学・デューク大学の図書館及びニューヨーク公共図書館からの助成を受けて実施されています。

プロジェクトの第1段階では、JSTOR上で200タイトルの書籍をOAで公開する計画で、CLACSOが2018年から2019年にアルゼンチンで出版した新刊タイトルが含まれます。すでに、人文・社会科学の17分野の100冊近いタイトルが利用可能になっており、今秋には200タイトルに到達する予定です。

長岡京市立図書館(京都府)、ハロウィンにあわせ、魔女や魔法使いの仮装をして撮影できるコーナを児童室に設置

京都府の長岡京市立図書館が、ハロウィンにあわせ、2019年10月24日から10月31日まで、魔女や魔法使いの仮装をして写真を撮ることができるコーナーを児童室の奥に設置したと発表しています。

ハロウィン変身コーナーをつくりました!(撮影OK!)(長岡京市立図書館,2019/10/24)
https://www.lib100.nexs-service.jp/nagaokakyo/info/index.html#info-shiori

参考:
2025 - 「いいね!発見 撮影会in三重県立図書館」実施報告
カレントアウェアネス-E No.347 2018.05.31
http://current.ndl.go.jp/e2025

京都市、中高生の読書習慣定着等を目的とした図書館・交通局のコラボ企画「地下鉄・市バスに乗って図書館へ行くっ!!!」の実施を発表:地下鉄・市バス応援キャラクターの「ポスター」掲示と「しおり」の無料配布

2019年10月21日、京都市教育委員会は、中高生の読書習慣の定着や地下鉄・市バスの利用促進を目的とした図書館と交通局のコラボ企画「地下鉄・市バスに乗って図書館へ行くっ!!!」を実施すると発表しました。

太秦萌をはじめとする交通局の地下鉄・市バス応援キャラクターとコラボレーションする企画で、「地下鉄・市バスに乗って図書館で読書を楽しみませんか」と呼びかけるポスターを地下鉄駅構内や市内の学校に掲示するほか、ポスターを見て各京都市図書館(20館)に来館した人に、地下鉄・市バス応援キャラクターの「しおり」が無料配布されます。

同取組は、2019年3月に同市が策定した「第4次京都市子ども読書活動推進計画」に基づくものです。

【広報資料】~中高生の読書習慣の定着に向けたコラボ企画!~ 「地下鉄・市バスに乗って図書館へ行くっ!!!」地下鉄・市バス応援キャラクター太秦 萌の「ポスター」の掲示と「しおり」の無料配布について(京都市,2019/10/21)
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000259057.html

宇部市(山口県)、宇部市立図書館において、「まるごとCOOL CHOICE in Library」を開催:宇部SDGsパブリック・ディベート大会の決勝も

2019年11月10日、山口県の宇部市が、宇部市立図書館において「まるごとCOOL CHOICE in Library」を開催します。

12月の地球温暖化防止月間を前に、冬期の省エネの機運を盛り上げ、地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」を知り、市民一人一人がより省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動を選択することで、地域発の持続可能な社会づくりに主体的に参加することを促がすことが目的のイベントです。

校区対抗家庭省エネ合戦報告会・表彰式、ミニソーラーカー工作教室、自転車発電で省エネ体験、松ぼっくりや枝を使った飾りづくり、絵本読み聞かせ、マルシェが実施されます。

また、環境分野における地域の課題解決に取り組み、持続可能な地域づくりを担う次世代の人材育成をすることを目的に、「宇部市が目指す理想のSDGs未来都市に向けて」をテーマに中学生・高校生・大学生が環境問題に対する政策を提案する「宇部SDGsパブリック・ディベート大会」の決勝も行われます。