English / 日本語
カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2018年7月23日、米・テキサス州のライス大学が、デジタルアーカイブ“Harvey Memories Project”を公開しました。
“Harvey Memories Project”では、デジタル形式で寄贈された、暴風雨に備えるための作業や清掃作業の写真、暴風雨の様子を録音・撮影した資料、生存者の証言やイラストといったハリケーン・ハービーに関する様々な「記憶」2万5,000点が保存・公開されています。
2018年9月15日から16日にかけて、茨城県つくば市のつくば国際会議場を会場に、TP&Dフォーラム2018(第28回整理技術・情報管理等研究集会)が開催されます。
同フォーラムは、図書館分類法、Indexing論、情報検索、情報管理、目録法などの研究領域に関する研究発表および討論、そして全国の研究者の交流の場の提供を趣旨とするものです。今回は初日に国立極地研究所情報図書室の南山泰之氏による「研究データのメタデータ記述におけるNCR2018の適用可能性について(仮)」、東京国立博物館の村田良二氏による「人文系博物館の資料情報と CIDOC CRM」の2本の発表が、2日目には慶應義塾大学の木村麻衣子氏による発表「こんにちはIFLA LRM, さようならFRBR(仮)」が行われます。
TP&Dフォーラム2018(第28回整理技術・情報管理等研究集会) https://tpd.eplang.jp/index.php?%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%E9%A5%E02018
2018年7月24日、国際図書館連盟(IFLA)のISBDレビューグループが、2018年から2022年にかけて実施するISBD(国際標準書誌記述)の改訂作業計画案を公表しました。
同グループでは、4つの段階に分けて段階的に改訂作業を進める計画で、最初の2段階を2年間で実施し、そこで改訂作業の完了とするかを判断し、さらに大規模の改訂を実施すると判断した場合、さらに2年間かけて残りの2段階の作業を実施する計画となっています。
Proposed work plan for ISBD revision 2018-2022 Now available!(IFLA,2018/7/24)https://www.ifla.org/node/61873
2018年7月24日、図書館による出版活動を進める大学図書館によるイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が“Ethical Framework for Library Publishing”のVersion 1.0を公表しました。
図書館における出版活動に対して、多様な分野における重要な倫理的考慮事項を提供するとともに、倫理的な学術出版のための具体的な提言を行なっています。
今後も、同文書は更新・拡張を行なっていくとしています。
An Ethical Framework for Library Publishing, Version 1.0(LPC,2018/7/24)https://librarypublishing.org/new-publication-ethical-framework-version-1-0/
2018年7月14日、Internet Archiveの運営する電子書籍提供サイト“Open Library”が、400万冊を超すコンテンツへの全文検索が可能となったと発表しています。
Search Full-Text within 4M+ Books(The Open Library Blog,2018/7/14)http://blog.openlibrary.org/2018/07/14/search-full-text-within-4m-books/
Open Libraryhttps://openlibrary.org/
文部科学省が、2018年6月15日付けで、関係者宛に、文部科学事務次官名で「第3期教育振興基本計画の策定について(通知)」を発出しています(30文科生第216号)。
第3期教育振興基本計画の策定について(通知)(文部科学省,2018/6/15)http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1407481.htm
参考: 文部科学省、都道府県及び指定都市の教育委員会教育長宛に「第3期教育振興基本計画を踏まえた,新学習指導要領実施に向けての学校のICT環境整備の推進について(通知)」を発出 Posted 2018年7月23日http://current.ndl.go.jp/node/36365
平成30年7月豪雨により休館していた愛媛県の大洲市立図書館が、本館の2018年8月1日からの仮再開と、長浜分館・河辺分館の2018年7月24日からの再開を発表しています。
本館(東若宮)は、平成30年7月豪雨により床上浸水し、これまで復旧作業のため休館していましたが、応急復旧が完了し、仮再開するものです。フローリング床の一部で反りや波打ちがあり、その他の設備等についても支障が出てくる可能性があることから仮再開とし、利用に支障が出てきた場合には、再度閉館する可能性もあるとしています。
長浜分館・河辺分館は7月24日から再開します。地元紙の記事によると、両分館は被災しなかったものの、本館の浸水被害により図書館システムが使えなくなったことや、本館と肱川分館の復旧作業に職員を派遣するため、これまで休館していたとのことです。
一方、肱川分館は当分休館とされています。地元紙の記事によると、天井まで水没し、蔵書全約1万7千冊が被害に遭うなどしたため再開のめどはたっていないとのことです。
カレントアウェアネス・ポータル
のアンケートを実施中です。 (実施期間:2021年2月1日~3月26日) ご協力をお願いいたします。 アンケートページは こちら
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
図書館関係雑誌目次RSS集(国内)
日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 調査情報係
〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 chojo@ndl.go.jp (@は半角に直してください)
国立国会図書館ホーム
サイトポリシー