English / 日本語
カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2018年7月27日から28日にかけて、東京都立川市の国文学研究資料館で、同館による第4回日本語の歴史的典籍国際研究集会が開催されます。入場は無料で、聴講も自由です。同会はライブ配信が予定されています。
プログラムは以下の通りです。
●7月27日 ・基調講演 「聖語論(ヒエログロシア)から見た道元禅師の和漢言説」 ・パネル1 「津軽デジタル風土記 ナビゲーションからコミュニケーションへ」
●7月28日 ・パネル2 「比較書誌学の観点による日本古典籍の特質と問題」 ・研究報告 「画像解析技術の進展と歴史的典籍への展開」 ・パネル3 「古典芸能における身体―ことばと絵画から立ち上がるもの―」 ・パネル4 「漢文化圏におけるデジタル化:東アジアの漢文系データベースと人文学研究の最前線」
水損被害を受けた写真の洗浄や、東日本大震災による津波で被災した写真等の返却活動等を行なっている特定非営利法人おもいでかえるが、平成30年7月豪雨で水損被害を受けた写真・アルバムの洗浄を受入れています。
水洗いなどはせず、泥だらけのままビニール袋に入れ、段ボールに詰めて発送すれば、残っている画像をできる限り残して洗浄し、返却するとしています。作業料金は無料です。
被災した写真・アルバムを受け入れます!(おもいでかえる,2018/7/11)https://ameblo.jp/omoide-kaeru/entry-12390298782.html
7/17(火)活動報告(おもいでかえる,2018/7/17)https://ameblo.jp/omoide-kaeru/entry-12391439634.html ※岡山県から届いた水損被害を受けた写真・アルバムの修復作業の様子が紹介されています。
2018年7月17日、Knowledge Unlatched(KU)が、米・コーネル大学出版局、英・エジンバラ大学出版局、英・リバプール大学出版局、米・ミシガン大学出版局と共同で、利用統計レポート・分析ツール“KU Open Analytics”を開発すると発表しました。
“KU Open Analytics”は、出版者と図書館に対して、複数のプラットフォーム上で公開されているオープンアクセス(OA)の電子書籍の利用統計を集約・提供するツールです。
2018年の夏にかけて開発され、秋には公開される予定です。
Knowledge Unlatched develops KU Open Analytics together with four founding partners(KU,2018/7/17)http://www.knowledgeunlatched.org/2018/07/ku-open-analytics/
2018年7月10日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「平成30年7月豪雨」により被害を受けた学校図書館への支援について、ウェブサイトで発表しています。
全国SLAでは、各地の学校図書館協議会と連携して、学校図書館の被害状況や支援が必要な状況などの情報を収集し、復興支援のための寄附金を広く呼び掛けるとしています。
お知らせ(全国SLA) http://www.j-sla.or.jp/news/sn/ ※「2018年07月10日」に「「平成30年7月豪雨」に伴う学校図書館被害への支援について」とあります。
「平成30年7月豪雨」に伴う学校図書館被害への支援について(全国SLA) http://www.j-sla.or.jp/news/sn/post-165.html
2018年7月17日、北米研究図書館協会(ARL)が、124の加盟館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2016-2017年版“ARL Annual Salary Survey 2016-2017”を公開しました。
114の大学図書館に勤務する1万245人と、10の非大学系図書館に勤務する5,357人が対象で、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。
・北米の加盟館の職員の給与がインフレ率を上回る上昇。 ・米国の加盟館のマイノリティの図書館員の割合は15%であるが、管理職では割合が低い。 ・マイノリティ職員の67.5%が女性。 ・加盟館の女性職員の給与は男性の94.8%。
等が指摘されています。
2018年7月19日、北海道立図書館が、同館ウェブサイトで「展示貸出資料リスト(市町村移動展)」を公開しました。
同館では、2018年度から市町村立図書館(室)の展示をサポートする「道立図書館市町村移動展」を実施しており、同館が実施した展示に関する資料やキャプションをそのまま利用できるほか、市町村立図書館(室)からの要望に応じ企画の設定や資料の展示方法等について助言する仕組みとなっています。
展示貸出資料リスト(市町村移動展)を公開しました。(北海道立図書館,2018/7/19)http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna00000097se.html
2018年6月11日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、“Digital Daisy Bate”を公開しています。
民族学者・ベイツ(Daisy Bates)が採録した、西オーストラリアのオーストラリア先住民(Aboriginal)の言語に関するコレクションをオンラインで利用できるようにしたもので、メルボルン大学芸術学部・オーストラリア研究会議(ARC)・ARCのダイナミックな言語に関する研究拠点(Centre of Excellence for the Dynamics of Language)・NLAの支援を受けて、メルボルン大学のNick Thieberger准教授が作成しました。
古いものでは採録時期が1900年代に遡る2万3,000ページ分のオーストラリア先住民の言語のリストや4,000ページ分のタイプ打ち原稿等がデジタル化され検索・閲覧できるようになっており、検索結果画面では、オリジナルの画像とテキスト・注釈が並べて表示されます。
7月13日にARCが公開したNick Thieberger准教授へのインタビュー記事によると、今回のデジタル化にあたっては、人文科学のテキストの符号化・交換のための規格TEIの技術が用いられているようです。
愛媛県の西予市民図書館野村分館が、平成30年7月豪雨以降の開館・サービス状況をウェブサイトで公表しています。
同館は浸水被害はなく7月12日より開館しており、クールシェアスポットとして住民に開放されているとのことです。
また、貸出し可能な雑誌は避難所に貸出しを行なっていること、駐車場に仮設風呂が開設され駐車できないため近隣の駐車場を使用してほしいことなどが記載されています。
お知らせ(西予市民図書館)http://lib.city.seiyo.ehime.jp/opac/wopc/pc/pages/Information.jsp ※2018/07/13欄に「災害後の図書館開館について(野村分館)」とあります。
参考: 平成30年台風第7号と前線等による大雨の図書館への影響 Posted 2018年7月9日http://current.ndl.go.jp/node/36293
岡山県の高梁市図書館が、平成30年7月豪雨の被災者を対象に風呂・シャワーを無料で開放している高梁総合文化会館及び市青少年研修センターに図書を配置していることが地元紙で報じられています。
高梁の被災者へ「読書楽しんで」 (47NEWS(山陽新聞),2018/7/18)https://www.47news.jp/localnews/2570197.html
カレントアウェアネス・ポータル
のアンケートを実施中です。 (実施期間:2021年2月1日~3月26日) ご協力をお願いいたします。 アンケートページは こちら
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
図書館関係雑誌目次RSS集(国内)
日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 調査情報係
〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 chojo@ndl.go.jp (@は半角に直してください)
国立国会図書館ホーム
サイトポリシー