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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2018年5月25日、第196回通常国会の参議院本会議で、学校教育法の一部を改正する法律が可決され、成立しました。小学校・中学校・高等学校等では紙の教科書の使用が義務付けられていますが、今回の法改正により、紙の教科書の内容を記録した「デジタル教科書」がある場合には、教育課程の一部で、通常の紙の教科書に代わりにデジタル教科書が使用できるようになります。
ただし、視覚障害や発達障害等のため通常の紙の教科書での学習が困難な児童生徒に対しては、文字の拡大や音声読み上げ等が学習の補助となる場合、教育課程の全部において、デジタル教科書を使用できるようになります。
また、特別支援学校や工業高校など高等学校の専門教科等で検定済教科書が無い場合等に使用する図書についても同様に、その内容を電磁的に記録した教材を使用できるようになります。
施行日は2019年4月1日です。
韓国図書館協会(KLA)と韓国書店組合連合会(KFOBA)が、2018年5月29日に、「本の生態系活性化のための業務協約」を締結したと発表しました。
全国規模で、または、地域の書店と図書館とが協力できる多角的なプログラムの開発や、本の生態系活性化に関連する課題への共同対応が締結の目的です。
また、地域の文化活動活性化のために地域の書店や図書館の情報を定期的に共有し、今後の読書振興や情報弱者の読書文化の活性化のための協力も行なうとされています。
[안내]한도협-한국서련, 책 생태계 활성화를 위한 업무협약식 개최(KLA,2018/5/29)http://www.kla.kr/jsp/info/association.do?procType=view&f_board_seq=55304
『カレントアウェアネス-E』347号を発行しました。
■E2025■ 「いいね!発見 撮影会in三重県立図書館」実施報告 ■E2026■ 繁華街での文化発信「立誠図書館」 ■E2027■ 成蹊大学図書館におけるIoT技術を用いた学習環境評価 ■E2028■ 2018年NCC25周年会議・CEAL及びAAS年次大会<報告> ■E2029■ 研究データ同盟第11回総会<報告>
茨城県の潮来市立図書館が、2018年度、「親子で楽しむプログラミング講座」を定期開催しています。
同館が独自で作成したテキストをもとに解説し、図書館のノートパソコンを使って子ども向けの無料のビジュアルプログラミング言語Scratchでゲームをつくりながらプログラムを学ぶもので、小学生(親子)向けと、子どもにプログラミングを学ばせたい大人(保護者)向けの講座があります。
2018年度、小学生(親子)向けの講座は月1回ペースで、大人(保護者)向けの講座は年4回開催する予定とされています。
参加は無料ですが事前の申し込みが必要です。また、ノートパソコンを持ち込んでの参加も可能です。USBメモリ(2G程度)を持参すれば作成したゲームを持ち帰ることも可能です。
親子で楽しむプログラミング講座(潮来市立図書館)https://lib.itako.ed.jp/3/32/320.html#oyako%20programs5-7
2018年5月30日、米国議会図書館(LC)は、コレクターのStephen A. Geppi氏から漫画本や大衆芸術に関する3,000点を超すコレクションの寄贈を受けたと発表しています。
コレクションには漫画本以外にも、写真、映画ポスター、新聞、ボタン、ピンバッジ、バッジがあり、ミッキーマウスの絵コンテの原本、ビートルズの記念品、漫画本や政治家の宣伝のために作成された指輪等も含まれています。
同氏は、今後も収集を続け、再度LCに寄贈することを検討していると紹介されています。
今夏には展示会も開催される予定です。
Library Receives Donation of Popular Art Valued in the Millions (LC,2018/5/30)https://www.loc.gov/item/prn-18-072/
2018年5月31日、京都府立京都学・歴彩館が、「京の記憶アーカイブ」に、古典籍・図書543点(貴重書263点を含む)のデジタル画像を追加したと発表しました。
今回の追加により、一部閲覧制限のある資料を除き、貴重書指定の全資料の閲覧が可能となったとしています。
お知らせ(京の記憶アーカイブ)http://www.archives.kyoto.jp/?page_id=100 ※2018年05月31日欄に「『都すずめ案内者』、『四季漬物塩嘉言』、『毛吹草』などの古典籍・図書543点(貴重書263点を含む)のデジタル画像を新たに追加しました。」とあります。
2018年5月30日、米・カリフォルニア電子図書館(CDL)とデータリポジトリDryadの連携が発表されています。
両者の連携は、データの公開を研究者のワークフローに簡便な形で組み込み、研究データに関する商用サービスに代わる信頼できる持続可能な製品を開発することを目的としています。
また、連携により、出版者に対しては、論文投稿システムとの直接的な統合や、より包括的なキュレーションサービスを、研究機関に対しては、出版者・図書館・研究者間にある壁をなくし世界中からアクセス可能で、コミュニティー主導の、低価格なインフラ・サービスを提供できるとしています。
Letter to the Community: CDL and Dryad Partnership(CDL,2018/5/30)https://www.cdlib.org/cdlinfo/2018/05/30/letter-to-the-community-cdl-and-dryad-partnership/
2018年5月30日、エルゼビア社が、学術雑誌の評価指標“CiteScore”の2017年版を公開したと発表しています。
CiteScore 2017 metrics now available(Elsevier,2017/5/30)https://blog.scopus.com/posts/citescore-2017-metrics-now-available
Scopus CiteScorehttps://www.scopus.com/sources
参考: エルゼビア社、学術雑誌の新評価指標“CiteScore”を発表 Posted 2016年12月9日http://current.ndl.go.jp/node/33077
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