「障壁なきデータ共有」をスローガンとする研究データ同盟(RDA;E1972ほか参照)の第11回総会は,“From Data to Knowledge”をテーマに,2018年3月21日から23日にかけてドイツのベルリンで開催された。RDAには136の国・地域から6,700人以上が登録している(第11回総会時点)。本総会には661人が参加し,日本からは18人が参加した。参加者の属性は主にデータ共有に関する研究者,データ管理者,図書館員等である。
2018年5月29日、Clarivate Analytics社が、エジプト政府による電子図書館・オンラインのナレッジハブであるEgyptian Knowledge Bank (EKB) と連携し、初のアラビア語の引用索引“Arabic Citation Index (ARCI)”を開発すると発表しました。2030年までの知識経済への転換を目標とするエジプト政府のビジョンの一環として2020年に公開予定です。
ARCIはEKBの助成により構築され、Web of Scienceのアラビア語インターフェイスを導入するとともに、アラビア語の雑誌等から専門的に選定された学術論文の書誌情報や引用情報へのアクセスを提供します。
2018年5月29日、米国図書館協会(ALA)の図書館史ラウンドテーブル (LHRT) が、2018年度の論文賞(Donald G. Davis Article Award)を発表しました。
選ばれたのは、米・アイオワ大学図書館情報学部の准教授・ピアース(Jennifer Burek Pierce)氏が2016年に発表した論文“The Reign of Children: The Role of Games and Toys in American Public Libraries, 1877-1925”です。