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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2018年4月14日、熊本大学附属図書館が、「熊本地震ライブラリ」ファイリング資料の公開を発表しました。
同館で収集している「平成28年熊本地震」に関連するチラシ・パンフレット等を各分類ごとに分けファイルに入れて整理したもので、ファイルの冒頭で資料の一覧を確認することができます。
熊本大学OPACの検索対象外で、他の「熊本地震ライブラリ」の資料と同様、館内のみでの利用となっています。
「熊本地震ライブラリ」ファイリング資料を公開しました(熊本大学附属図書館,2018/4/14)http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/news/2536
参考: CA1920 - 熊本大学附属図書館「熊本地震ライブラリ」の取り組みについて / 柿原友紀,廣田 桂,米村達朗 カレントアウェアネス No.335 2018年3月20日http://current.ndl.go.jp/ca1920
2018年4月12日、 米・SPARCが、Open Education Leadershipプログラムの正式発足を発表しました。
同プログラムは、学生に役立つオープン教育資源(OER)事業を成功させるための図書館職員の専門能力開発プログラムで、SPARCでは昨秋パイロット事業として立ち上げましたが、その成功を受け、今秋から正式事業として開始させるものです。
オープン教育資源(OER)に取組んでいる北米の大学図書館が対象で、4月23日から参加申請が開始されます。
SPARC Expands Open Education Leadership Program Following Successful Pilot(SPARC,2018/4/12)https://sparcopen.org/news/2018/sparc-expands-open-education-leadership-program/
2018年4月12日、米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター(CHNM)が、“Omeka Everywhere”の公開を発表しました。
同アプリ(Android,iOS)をインストールすることで、デジタルコレクション展示用オープンソースソフトOmeka Classicで公開しているデジタルコンテンツがモバイル端末で閲覧できるほか、Omeka APIを用いて展示室内のタッチパネル等にコンテンツを配信することも可能です。また、展示室内に貼付されたQRコードを読み取ることで、展示室内のタッチパネルに表示されている作品をモバイル端末内に保存できるようにすることも可能です。
Explore Omeka Everywhere(CHNM,2018/4/12)http://omeka.org/news/2018/04/12/omeka-everywhere/
Omeka Everywherehttps://omeka.org/everywhere/
2018年4月15日、図書館問題研究会は、文部科学省および中央教育審議会に「図書館の所管に係る要望書」を提出しました。
中央教育審議会生涯学習分科会では、図書館等の社会教育施設の所管を教育委員会から首長部局に移すことが議論されており、同研究会は、図書館が首長部局に移管した場合の資料提供制限等を危惧し反対しています。
「図書館の所管に係る要望書」を提出しました(図書館問題研究会,2018/4/15) http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/blog/2018/04/15/shokan/
図書館の所管に係る要望書(図書館問題研究会,2018/4/15) http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/statement/shokan/
2018年4月13日、国文学研究資料館が、「日本語の歴史的典籍のデジタル化に関するマニュアル」を公開しました。
このマニュアルは、同館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(歴史的典籍NW事業)」で古典籍をデジタル化する際の仕様書を基に、特に撮影方法に重点を置いて作成されたものです。クリエイティブ・コモンズ表示 4.0 国際ライセンス(CC BY 4.0)の下に提供されています。
お知らせのバックナンバー(国文学研究資料館) http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/news.html ※「2018年4月13日 古典籍のデジタル化(撮影)マニュアルを公開します。」とあります。
古典籍のデジタル化(撮影)マニュアル(国文学研究資料館) http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/database.html#section03
2018年4月10日、実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館は、蔵書検索システム(OPAC)を一新したことを発表しました。
画面インターフェースを全面変更し、対象読者や発行形態など、日本図書コードの分類コードを利用した検索が可能になっています。
蔵書検索システムを一新しました(実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館, 2018/4/10)http://www.jissen.ac.jp/library/news/year2018/20180410.html
実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館OPAChttps://opac.jissen.ac.jp/opac/opac_search/?lang=0&smode=1
全国学校図書館協議会(全国SLA)が、2017年度の学校図書館整備施策の実施状況調査の結果を公表しています。
2017年5月に全国1,741の市区町村教育委員会と全国47の都道府県教育委員会を対象として実施した悉皆調査の結果で、市区町村教育委員会の回答数は1,027(2018年2月20日現在。回収率59.0%)、都道府県教育委員会の回答数は37(2017年9月15日現在。回収率78.7%)となっています。
調査結果の概要として、市区町村教育委員会対象の調査のうち、
・2017年度予算における小学校及び中学校の1校あたりの平均図書費 ・2017年度の「図書費」及び「学校図書館用新聞購読費」の予算化状況 ・学校図書館の図書を更新するために利用できない古い図書の廃棄を勧めているか ・学校司書(名称にかかわらず学校図書館を担当する教員以外の正規又は非正規の職員。有償ボランティアを除く)の配置及び予算化状況 ・学校司書配置の予算化状況について、2016年度予算との比較 ・自治体による学校司書の研修を行っているか
の6項目の結果が紹介されています。
調査結果は、市区町村別、都道府県別にPDF形式で公開されています。
2018年6月16日及び17日に、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館において、2018年度のアート・ドキュメンテーション学会年次大会が開催されます。
1日目は、大会関連企画として、国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センターとの共催で、国際シンポジウム「アート・歴史分野における国際的な標準語彙(ボキャブラリ)の活用 -- Getty Vocabulary Programの活動と日本」が開催されます。
米国ゲッティ研究所による標準語彙の策定活動“Getty Vocabulary Program”の概要及びその実践事例を紹介し、日本の関係者・関係機関が同活動に関与することで拓かれる可能性や、その実現のための課題を論じることが目的とされており、ゲッティ研究所のJonathan Ward氏、台湾・中央研究院歴史語言研究所のSophy Chen氏の講演の後、講演者と日本の関係者によるパネルディスカッションが予定されています。
2日目は、学会総会および公募研究会が開催されます。
参加には事前の申し込みが必要で、参加費(資料代込み)は会員1,000円、非会員・団体購読会員2,000円です(学生は各々半額)。
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