2018年2月28日、米国国立医学図書館(NLM)が、戦略計画2017-2027“A Platform for Biomedical Discovery and Data-Powered Health”を公開しました。
「データ駆動型研究のためのツールを提供することで保健衛生の発展を加速する」(Accelerate discovery and advance health by providing the tools for data-driven research)、「普及や関与の程度を強化することでより多くの人々に情報を行き届かせる」(Reach more people in more ways through enhanced dissemination and engagement pathways)、「データ駆動型研究や保健衛生のための人材を育成する」(Build a workforce for data-driven research and health)という3つの目標を掲げています。
2018年2月27日、米国のコピーライト・クリアランス・センター(CCC)が、論文処理費用(APC)の助成を効率化・自動化する“RightsLink OA Agreement Manager”を公開しました。
“RightsLink OA Agreement Manager”には、出版者が、OAに関する契約条件を、助成機関や研究機関に示すための専用の請求書一覧の設定や、その後の管理・追跡を可能とする機能があり、様々なタイプの相殺契約に対応するほか、オンラインのダッシュボードにはAPC支払助成に必要な情報が掲載され、APCの支払いに関して、助成機関や研究機関が著者に助言できるようになっています。