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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2018年3月1日、大阪府立中之島図書館が、おおさかeコレクションにて「中之島図書館浄瑠璃本」を公開しました。
今回公開された資料群は、同館が所蔵する江戸期の浄瑠璃本約800点で、1918年(大正7年)に同館が購入した西田仲右衛門氏旧蔵分に、1935年(昭和10年)の朝日新聞社の社主・村山龍平氏からの寄贈分を加えたものが中心となっています。
おおさかeコレクションにて「中之島図書館浄瑠璃本」を公開しました(大阪府立中之島図書館,2018/2/1)https://www.library.pref.osaka.jp/site/osaka/ecollection-joruri.html
浄瑠璃本(大阪府立中之島図書館)http://www.library.pref.osaka.jp/site/osaka/lib-collect-joruri.html
2018年2月28日、国際図書館連盟(IFLA)が、国連の持続可能な開発目標11「住み続けられるまちづくりを」(Sustainable Cities and Communities)に関するポジションペーパーを公開しました。
同ペーパーでは、情報への有意義なアクセスに関して4つの要素(身体的つながり、社会的文化的規範、スキル、法的枠組み)を設定しているほか、異なる者同士がつどい変化を促進できる公共・コミュニティー空間としての図書館や、社会の中で自身の場所を確保することを支援する図書館の重要性を強調しています。
IFLAでは、2018年を、全ての人に情報への有意義なアクセスを促進することで、目標11を達成した社会において図書館がいかに原動力となったかについて知らせることを目標としており、著名なNGOと協働して活動することにしています。
Sustainable, Resilient Communities: IFLA Submits Views for SDG 11 Position Paper(IFLA,2018/2/28)https://www.ifla.org/node/29006
2018年2月28日、米国の図書館ネットワークLYRASISが、ガイドブック“It Takes a Village: Open Source Software Sustainability”を公開しました。
米・博物館・図書館サービス機構(IMLS)の支援を受け、文化遺産・科学遺産機関による長期的な持続可能性計画に役立つオープンソースソフトウェア(OSS)を支援するための実践的な参考資料として作成されたものです。
Press Release: LYRASIS Announces Release of New Guidebook for Open Source Sustainability as Part of “It Takes a Village” Project(LYRASIS,2018/2/27)http://lyrasisnow.org/press-release-itav-guidebook/
2018年2月28日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、中等・高等教育向け「一次資料セット」に21テーマを追加したと発表しています。
今回選ばれたテーマは、女性史、アフリカ系アメリカ人の歴史、移民の経験などです。
Announcing New Primary Source Sets for Education(DPLA,2018/2/28)https://dp.la/info/2018/02/28/announcing-new-primary-source-sets-for-education/
参考: 米国デジタル公共図書館、高等教育用の一次資料セット作成のため、ティーグル財団から助成金を獲得 Posted 2016年12月6日http://current.ndl.go.jp/node/33048
2018年3月1日、横浜市中央図書館が、横浜市とテレビアニメ「恋は雨上がりのように」とのタイアップキャンペーンに参加すると発表しています。
主人公がデートの準備のために巡った(かもしれない)市内の9つの観光スポットを訪れて追体験する企画で、同館地下1階にはポスターや主人公のスタンディが設置され撮影が可能なほか、9か所のコラボスポットを記載したコラボマップをヘルプデスクに持参するとオリジナルの「しおり」がもらえます(先着1,000名)。
期間は3月1日から3月30日までです。
TVアニメ「恋は雨上がりのように」とのタイアップキャンペーンに参加します!(横浜市立図書館)http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/library/event/koiame.html
2018年3月1日、三重県立図書館が、同館が2月18日に実施した「いいね!発見 撮影会in三重県立図書館」での撮影作品の展示と人気投票を開始しました。
展示作品は「お気に入り」(チーム名:えざくるwithかわさん)、「ライブラリーオクトパス」(チーム名:チンアナゴ)、「パノラマ島奇譚」(チーム名:虹色蜥蜴)、「スローライフ」(チーム名:リョウ)、「さあ ぼうけんに でかけよう!」(チーム名:MIDI(ミディ)大好き!)の5つです。
展示と人気投票の期間は3月1日から3月11日までで、県内4施設(三重県立図書館、三重県総合博物館、三重県立美術館、斎宮歴史博物館)での展示・投票に加え、同館ウェブサイト(県電子申請・届出システム)や同館の公式Twitterからの投票も受け付けています。
結果発表は3月15日です。
「いいね!発見 撮影会」で撮影した写真の掲載&人気投票受付中!(三重県立図書館,2018/3/1)http://www.library.pref.mie.lg.jp/index.php?key=jowjomu8e-105#_105
2018年2月27日、内閣府におかれた大規模災害情報の収集・保存・活用方策に関する検討会が「大規模自然災害情報の 収集・保存・活用方策の方向性について(報告)」を公開しました。
同報告書は、大規模自然災害情報の収集・保存・活用の各段階における課題や考え方、今後の方向性を整理したものです。
そして、災害情報デジタルアーカイブが防災力向上のための研究や防災力の継続的な確保等に資するよう、特に、災害情報、電磁的記録の双方の専門性を有する人材(アーキビスト)の養成や持続的な災害情報アーカイブの運営体制の確保については速やかに検討に取り組む必要があるなど、今後の方向性についてとりまとめています。
大規模災害情報の収集・保存・活用方策に関する検討会(内閣府)http://www.bousai.go.jp/kaigirep/kentokai/daikibosaigai_jyouhou/index.html ※「大規模自然災害情報の収集・保存・活用方策の方向性について(報告)(平成30年2月27日公表)」とあります。
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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