アーカイブ - 2018年 2月

2月 6日

『アジ研ワールド・トレンド』誌が2018年2月号で「オープンガバメント・データ整備の動向を追う」を特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌が2018年2月号(No.268)で「オープンガバメント・データ整備の動向を追う――開発途上国を中心に――」と題した特集を組んでいます。特集に関連して、以下の記事が掲載されています。

巻頭エッセイ
オープンデータによる開発途上国への日本のアプローチ / 小尾敏夫

2月 5日

米国美術に関するデータのLOD化を目的としたコンソーシアム“The American Art Collaborative”(AAC)が、優れた実践を共有するための手引書を公開

米国美術に関するデータのLinke Open Data(LOD)化についての調査と構築を目的にミュージアムとアーカイブ14館で結成されたコンソーシアム“The American Art Collaborative”(AAC)が、“Overview and Recommendations for Good Practices”を公開しています。

LODを実施したい博物館・美術館と、AACのLODへのアプローチ方法、利用したツール、遭遇した試練、学んだ教訓や推奨事項を共有することを目的として作成されたものです。

Resources, Publications, & Tools(AAC)
※「NEW! Overview and Recommendations for Good Practices [PDF 1.18MB]」とあります。
http://americanartcollaborative.org/tools/

CCCが指定管理者の周南市立徳山駅前図書館(山口県)が開館

2018年2月3日、山口県周南市の徳山駅前賑わい交流施設が開業しました。また、この施設に入居する徳山駅前図書館が開館しました。

徳山駅前賑わい交流施設及び徳山駅前図書館は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)が指定管理者となっています。この交流施設には、同図書館のほか、蔦屋書店、スターバックスコーヒー、交流室、市民活動支援センター、飲食施設などが入居します。

周南市立図書館
https://shunan-library.jp/
※「徳山駅前図書館がオープンしました。徳山駅前図書館のホームページはこちらです。詳しくはこちら...(18/2/3)」とあります。

開館のお知らせ(周南市立徳山駅前図書館)
https://shunan.ekimae-library.jp/ja/info_page/781

【イベント】「北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ― 言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築」研究発表会(2/17-18・佐倉)

2018年2月17日から18日に、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館において、国立国語研究所による共同研究発表会として、「北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ― 言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築」研究発表会が開催されます。

「第一部 基調報告」、「第二部 アメリカの日本語教育」、「第三部 ミシガン大学日本研究センターの活動と日本の人文科学研究」で複数の発表があり、国立歴史民俗博物館の原山浩介氏による話題提供の後に総合討論が行われます。入場無料で事前の申込みは不要です。

「北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ― 言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築」研究発表会(国立国語研究所)
http://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2017/2018021...

認知症専門の私設図書館「認知症ライブラリー」、2月9日に開設へ

2018年2月9日、認知症の人やその家族の支援に取り組むNPO法人播磨オレンジパートナーが、認知症に関する書籍等約300点を集めた「認知症ライブラリー」を兵庫県たつの市に開設します。

2月中の開館時間は、主に水曜を除く平日の昼間または夜間の3時間から6時間の予定です。報道によると、30分以内の閲覧は無料、30分以上は1回500円とのことです。

【認知症ライブラリー事業】来年2月9日「認知症ライブラリー」オープン、1月19日 20日内覧会(播磨オレンジパートナー,2017/12/23)
http://harimap.info/hop/blog/library201712/

国際図書館連盟(IFLA)、欧州連合(EU)実施のフェイクニュースに関するパブリックコンサルテーションへの回答内容を発表

2018年2月2日、国際図書館連盟(IFLA)が、欧州連合(EU)が実施しているフェイクニュースに関するパブリックコンサルテーションへ回答したと発表し、その内容を公表しています。

パブリックコンサルテーションは、現在フェイクニュースに対して行なわれている取組や、それらの効果を高めるための必要性を検討したり、様々なタイプのフェイクニュースに対処するための新しい取組を導入したりする際の評価に役立てることを目的に2017年11月23日から2018年2月23日までEUが実施しているものです。

IFLAの回答は、人々が、リテラシーがあり、批判的な見方ができるというスキルを持つことが唯一の持続可能な対処方法であるとし、図書館はそのことを実現するための不可欠な存在で、そのようなものとして支援される必要がある事や、規制や政府の介入は必要ではないことを強調した内容となっています。

Libraries, Media and Information Literacy Only Sustainable Response to Fake News(IFLA,2018/2/2)
https://www.ifla.org/node/25805

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、全国総合目録“Voilà”を公開

2018年2月2日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、全国総合目録“Voilà”を公開したと発表しています。

LAC及びカナダ国内の図書館の目録データをOCLCのWorldcatで管理するもので、Worldcat内にカナダ関係の目録データのサブセットを作成し公開したものです。

2018年後半には、LACは、OCLCのWorldShare Management Services (WMS)を図書館サービスのプラットフォームとして採用する予定となっており、また、WMSを用いてフランス語の名称典拠ファイルを管理し、OCLCの目録サービスやVIAFに提供する計画です。

Voilà – Canada’s new National Union Catalogue(LAC,2018/2/2)
https://thediscoverblog.com/2018/02/02/voila-canadas-new-national-union-catalogue/

2月 2日

「音楽権利情報検索ナビ」が公開:平成29年度文化庁「コンテンツの権利情報集約化等に向けた実証事業」の一環

2018年2月1日、音楽関係団体等で構成する権利情報集約化等協議会が、音楽著作物の権利情報の一括検索サイト「音楽権利情報検索ナビ」を公開しました。

CDで発行されている音楽コンテンツに的を絞り、同協議会に参加する各団体・事業者が独自に保有するデータを統合して基本データベースが構築され、日本レコード協会が提供する製品及び収録曲データ、JASRACやNexToneが提供する作品データ、芸団協CPRAが提供する実演家データに加えて、これまでデータベース化されていなかったインディーズ系レーベルやボカロPなどネット系クリエーターの楽曲データも全て統合して検索することが可能となっています。

公開期間は2月1日から2月28日までで、利用には利用者登録が必要です。

音楽権利情報検索ナビの開設について(JASRAC,2018/2/1)
http://www.jasrac.or.jp/news/18/180201.html

「全国条例データベース powered by eLen(light版)」が公開

2018年2月1日、鹿児島大学司法政策教育研究センターが、「全国条例データベース powered by eLen(light版)」を公開しました。

2017年10月に公開された正規版が装備する法制執務支援機能(例規の類似度による比較表の作成や高度な条件検索など)を除き、基本的な例規検索機能のみを利用できるもので、正規版と異なりID/PW不要で利用できます。

全国条例データベース powered by eLen お知らせ&更新情報
https://elen.ls.kagoshima-u.ac.jp/
※「2018.02.01 正規版が装備する法制執務支援機能(例規の類似度による比較表の作成や高度な条件検索など)を除き、基本的な例規検索機能のみを利用できる「全国条例データベース powered by eLen(light版)」を公開しました。ID/PW不要ですので広くご活用下さい。」とあります。

図書館員向けの英会話アプリ「図書館英会話」がリリース

図書館員向けの英会話のアプリ「図書館英会話」が2018年1月30日にリリースされました。アプリは大学図書館での会話を想定したフレーズが収録されており、ネイティブによる本文音声を再生して聞き取りや発音の練習をすることができます。

収録内容は、名古屋大学附属図書館が発行した「大学図書館英会話集:名古屋大学中央図書館カウンターでの対応」に基づいています。丸善雄松堂が開発しており、アプリのダウンロードは有料で、現在iOS版がリリースされており、Android版も今後リリースを予定しています。

「図書館英会話」(AppStore)
https://itunes.apple.com/jp/app/%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E8%8B%B1%E4%...

米・スパータンバーグ郡公共図書館、システムがランサムウェアに感染し、サービスの一部が停止中

米・サウスカロライナ州のスパータンバーグ郡公共図書館の全館において、システムがランサムウェアに感染したことにより、サービスの一部が停止しています。

現時点では、利用者カード1枚につき1日2冊のみの貸出しで、顔写真付きの証明書と利用者カードにより貸出しを行なっています。

また、OPACや、館内でコンピュータ・Wi-Fiが利用できない状態です。

電子書籍・電子雑誌・オーディオブック等やデータベースの利用は可能です。

Springer Nature社、“Metadata Downloader”を公開

2018年1月31日、Springer Nature社が、“Metadata Downloader”を公開しました。

これまでのMARC downloaderを機能強化したもので、図書館の目録担当者が、容易に同社製品のメタデータの更新データをダウンロードし、図書館の目録に追加したり、図書館が契約しているコンテンツをリスト化できるようにしたものです。データはKBARTの形式でもダウンロードできます。

メタデータのダウンロードの際には各種オプションを設定できるほか、その設定をブックマークしておくことも可能です。

これにあわせ、同社では、SpringerLinkに搭載しているコンテンツのデータの更新頻度を増やすとしています。

HathiTrust、パブリックドメイン及びオープンアクセス(OA)資料の登録件数が600万件に到達

2018年1月31日、HathiTrustが、HathiTrust Digital Libraryに登録されているオープンに公開されている資料の件数が600万件となったと発表しています。

600万件の資料には、パブリックドメインのもの、著作権者の許可を得てクリエイティブ・コモンズのライセンスで公開しているもの、米国の著作権の保護を受けない100万件を超す政府刊行物が含まれます。

HathiTrust Update(HathiTrust,2018/1/31)
https://mailchi.mp/02ae017597b7/hathitrust-january-2018-newsletter

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East” (DLME)のプロトタイプを公開

2018年1月31日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、コンセプト実証(proof of concept)のため、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East” (DLME)のプロトタイプを公開しました。

Antiquities Coalition、カタール国立図書館(QNL)、スタンフォード大学図書館と連携し、中東や北アフリカ地域の研究機関や研究者の協力を得て開発されたものです。

プロトタイプには、学者や専門家等によって選定された、テキスト、動画、写真、アーカイブ資料、手稿、3Dデータ、地図などといった約13万5,000点の当該地域の文化財が含まれており、公開にあわせて、オンライン展示や事例研究の公開も計画されています。

2月 1日

欧州研究図書館協会(LIBER)、デジタル人文学の文献リストを公開

2018年1月29日、欧州研究図書館協会(LIBER)が、デジタル人文学の文献リストを公開しました。

これは、LIBERのDigital Humanities & Digital Cultural Heritage Working Groupが収集した文献をもとにしています。それぞれ特定の分野に焦点を当てた4チームがリストを作成しており、最初となる今回公開されたのは、デジタル人文学関連のポリシー策定やプロファイル作成の参考となる文献のリストです。デジタル人文学が研究図書館の関心を集める理由や、デジタル人文学を日々実践していくための方法に関する文献を紹介しています。

A Digital Humanities Reading List: Part 1(LIBER, 2018/1/29)
http://libereurope.eu/blog/2018/01/29/digital-humanities-reading-list-part-1/

国立国会図書館(NDL)、『びぶろす』誌で「世界図書館情報会議大会」を特集

国立国会図書館(NDL)の刊行する『びぶろす』誌(行政・司法各部門の支部図書館と専門図書館の連絡情報誌)の78・79合併号(2018年1月)で、2017年8月に開催された「世界図書館情報会議(国際図書館連盟(IFLA)第83回年次大会)大会」をテーマとする特集を掲載しました。

特集では以下の記事が掲載されています。

国立図書館分科会及び政府機関図書館分科会等に参加して
 (国立国会図書館総務部支部図書館・協力課 熊倉優子)
議会のための図書館・調査サービス分科会に参加して
 (国立国会図書館調査及び立法考査局財政金融課 萩原真由美)
欧米の国立図書館における資料の処分について
 (国立国会図書館収集書誌部収集・書誌調整課 藤田えみ)
平成29年度専門図書館協議会全国研究集会第1・第6分科会に参加して
 (支部総務省統計図書館 関口光章)

このほか、以下の記事等も掲載しています。

日本ロシア語情報図書館紹介 ―誰でも利用できるロシア語専門図書館―
 (日本ロシア語情報図書館 牛島優子)

OpenAIRE、最新研究情報システム(CRIS)用のガイドラインの改定案を公開

2018年1月31日、OpenAIREが、2015年7月に公開した最新研究情報システム(CRIS)用のガイドラインの改定案(version 1.1)を公開し、2月28日まで意見を求めています。

同ガイドラインは、CRISとOpenAIREのインフラ間の相互運用性のためのレイヤーを規定するもので、改定案では、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が管理する語彙にあわせ、またいくつかのリンクを追加することで、情報交換可能な研究情報を「特許」「イベント」に拡大させ、また、更新されたCRISのメタデータフォーマットCERIF/XMLが使用されています。

寄せられた意見を検討し、2018年3月に改定版が正式に公開される予定です。

OpenAIRE Guidelines for CRIS Managers updated (OpenAIRE,2018/1/31)
https://blogs.openaire.eu/?p=2793

研究評価指標に関する証拠に基づいた情報を提供する“Metrics Toolkit ”が公開

2018年1月30日、様々な分野の、研究評価指標に関する証拠に基づいた情報を提供する“Metrics Toolkit”が公開されました。

米・オレゴン健康科学大学(OHSU)図書館のRobin Champieux氏、米・インディアナ大学・パデュー大学インディアナポリス校(IUPUI)図書館のHeather Coates氏、Altmetric社のStacy Konkiel氏によって作成されました。

研究評価指標に関する詳細な情報を知るための“Explore Metrics”という機能と、分野や研究成果、影響の種類などでフィルタリングすることで利用者にとって最適な研究評価指標を選択することができる“Choose Metrics”の機能があります。

@Metrics_Toolkit(Twitter,2018/1/30)
https://twitter.com/Metrics_Toolkit/status/958330708438781952

米・ボストン公共図書館(BPL)、同館所蔵の奴隷制廃止運動に関する手稿類のテキスト化のためのクラウドソーシングプロジェクトを開始

2018年1月23日、米・ボストン公共図書館(BPL)が、同館所蔵の奴隷制廃止運動に関する手稿類のテキスト化のためのクラウドソーシングプロジェクトを開始しました。

同館では、所蔵する奴隷制廃止運動に関する手稿類を整理しデジタル化して公開してきましたが、研究者による利用がより便利になるよう、機械可読な型式でのテキスト化を行なうために、クラウドソーシングのための専用のウェブサイトを立ち上げたものです。

Anti-Slavery Manuscripts now available for the public to transcribe(BPL,2018/1/23)
https://www.bpl.org/distinction/tag/anti-slavery-manuscripts/

Anti-Slavery Manuscripts
https://www.antislaverymanuscripts.org/

米・図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)、キャリア開発の促進を目的としたメンタリングプログラムの第2期の募集開始

2018年1月29日、米国図書館協会(ALA)の図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)が、図書館員のキャリアの各段階や様々な分野でのキャリア開発の促進等を目的としたメンタリングプログラムの第2期の募集を開始しています。

応募締切は3月2日で、プログラムは2018年6月1日から2019年4月30日にかけて実施されます。

2017年に実施された第1期では、キャリア開発・リーダーシップ・マネジメント・目録・メタデータ・収集・電子リソース・コレクション管理・保存などといった様々な関心分野を持つ41組のメンター・メンティが参加して行なわれました。

ALCTS kicks off second year of mentoring program(ALA,2018/1/29)
http://www.ala.org/news/member-news/2018/01/alcts-kicks-second-year-mentoring-program

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