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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2018年12月25日、日本図書館協会(JLA)は、JLA目録委員会と国立国会図書館(NDL)収集書誌部が連携して策定を進めてきた『日本目録規則2018年版』の刊行を発表しました。
PDF版についても、2019年1月7日の公開に向けて準備中とあります。
また、2018年3月に公開された「予備版」と今回刊行された版の関係、冊子体とPDF版の関係等について説明した資料「『日本目録規則2018年版』刊行・公開について」、予備版以降の変更点についてまとめた資料「「予備版」以降の変更事項について」、エレメントの名称と条項番号を対照した一覧「エレメント一覧(五十音順)」も今回の刊行にあわせ公開されています。
お知らせ一覧(JLA)http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx ※2018年12月25日付のニュースに「『日本目録規則2018年版』を刊行しました」とあります。
2018年12月21日、日本電子出版協会(JEPA)の2018年「JEPA電子出版アワード」の結果が発表されました。大賞は株式会社オトバンクのオーディオブック配信サービス“audiobook.jp”でした。
受賞者の一覧は次のとおりです。
○デジタル・インフラ賞 NetGalley(出版デジタル機構)
○スーパー・コンテンツ賞 HON.jp News Blog(日本独立作家同盟)
○エクセレント・サービス賞 audiobook.jp(オトバンク)【大賞】
○チャレンジ・マインド賞 アスパラ ブックス(イースト/インプレスR&D/マイクロコンテンツ)
○エキサイティング・ツール賞 Adobe Creative Cloud(アドビ システムズ)
電子出版アワード2018(第12回) ジャンル賞決定、大賞はオトバンク!(JEPA,2018/12/21)http://www.jepa.or.jp/pressrelease/20181221/
2018年12月22日、北九州市立子ども図書館が開館しました。同館は子どもの読書推進活動を推進する拠点として、北九州市内の図書館の児童部門の中心的役割を担うとしています。
2018年12月22日から27日まで、「開館記念ウィーク」として、世界の絵本の読み聞かせやライブラリーツアーなどのイベントが行われます。
子ども図書館が開館しました(北九州市,2018/12/22) http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kyouiku/k32300001.html http://www.city.kitakyushu.lg.jp/newslist.html ※2つ目のURLに「2018年12月22日 子ども図書館が開館しました」とあります。
2018年12月20日、DataCiteは、リンクチェック機能を会員向けサービスとして開始したと発表しました。
オープンソースのScrapyに基づいて作成されたもので、DataCiteのメンバーのDOIに対して1日1回、メタデータに登録されているURLのリンクをバックグラウンドで自動的にチェックするものです。
リンクチェックの結果はDOI Fabrica内で表示されます。また、全てのDOIのチェック結果はREST APIを通じて会員に提供されます。
またリンクのチェックだけではなく、当該DOIのランディングページが“Best Practices for DOI Landing Pages”の内容に準拠してるかどうかについてもチェックが行なわれます。
Link checker is here(DataCite Blog,2018/12/20)https://blog.datacite.org/link-checker/
2018年12月21日、オランダ王立図書館(KB)は、選択的ウェブアーカイブのためのツールWeb Curator Tool(WCT)のVer.2.0がGithubで公開されたことを発表しています。
2017年の後半からニュージーランド国立図書館(NLNZ)とKBが共同で開発してきたもので、11月14日に開催された国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)のウェブアーカイブ会議ではプレビューが行われました。
WCTのインストールとサポートの改善、ドキュメントのreadthedocsプラットフォームへの移行、最新のウェブをアーカイブするためのニーズへの対応、が今回の更新の目的です。
WCTは、IIPCの主導により、2006年にNLNZと英国図書館(BL)により共同開発されましたが、2018年1月からはNLNZとKBにより更新のための作業が行われています。
2018年12月21日、中央教育審議会(中教審)は、同日開催された第120回総会において「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について(答申)」を取りまとめ、文部科学省のウェブサイトでも公表しました。
図書館の「今後の社会教育施設に求められる役割」として「他部局と連携した個人のスキルアップや就業等の支援、住民のニーズに対応できる情報拠点」があげられています。
また、「今後の社会教育施設の所管の在り方」に関して、「地方の実情等を踏まえ、より効果的と判断される場合には、地方公共団体の判断により地方公共団体の長が公立社会教育施設を所管できる特例を設けることについて、社会教育の適切な実施の確保に関する制度的担保が行われることを条件に、可とすべき」としています。
人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について(答申)(中教審第212号)(中教審、2018/12/21)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1412080.htm
2018年12月19日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、大学図書館のための“Project Outcome”の実証実験を2018年10月末で終了したことを発表しました。
“Project Outcome”は、ACRLと同様に米国図書館協会(ALA)の1部門である公共図書館協会(PLA)が2015年に開始した、公共図書館のサービスやプログラムの効果を測る利用者調査のためのオンラインツールを無料で提供するプロジェクトです。ACRLは、大学図書館向けに同様のプロジェクトを実施するためPLAと連携し、2018年6月から実証実験を行っていました。
実験を通じて、調査の項目として最終的に7つの領域(利用者説明、イベント・プログラム、調査、教員支援、デジタル及び特別コレクション、空間、図書館テクノロジー)が定められました。調査ツールは、2019年4月のACRL会議で正式公開される予定です。
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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