アーカイブ - 2018年 11月

11月 28日

【イベント】国際シンポジウム「クィアな記憶を発掘するー映像メディアとアーカイブの実践を通じて」(2019/1/18・東京)

2019年1月18日、早稲田大学小野記念講堂(東京都新宿区)において、早稲田大学演劇博物館国際シンポジウム「クィアな記憶を発掘する ─ 映像メディアとアーカイブの実践を通じて」が開催されます。

早稲田大学演劇博物館、新宿から発信する「国際演劇都市TOKYO」プロジェクト実行委員会が主催するシンポジウムであり、クィアな記憶をアーカイブ化された映像メディアからどのように発掘し、展示していくかについての検討が行われます。

定員は200名(先着順)であり、事前予約が必要です。また、参加費は無料であり、日英同時通訳付です。

内容は以下の通りです。

○映像上映
『Reel in the Closet Educational Version』(ストゥ・マダックス監督、2015年、25分)

○プレゼンテーション
ストゥ・マダックス氏(映画監督、GLBT歴史協会評議員)
「私たちの物語をつなぎとめる─過去の私的映像を用いて現在の私的物語を守る」

ミツヨ・ワダ・マルシアーノ氏(京都大学大学院文学研究科教授)
「Boys’ Love の行方─アーカイブから消えた? ジェンダー図書」

一般社団法人Jミルク、「酪農乳業史デジタルアーカイブ」を公開

2018年11月22日、一般社団法人Jミルクが「酪農乳業史デジタルアーカイブ」の公開を発表しました。

同アーカイブ上の記載によると、日本中央競馬会特別振興資金助成事業を活用して、酪農乳業史に関連する史料を収集し誰でも自由に閲覧できることを目的としたサイトであり、Jミルクがデジタル化した史料や最新の研究レポート等が閲覧可能としています。

酪農乳業史デジタルアーカイブ公開のお知らせ(一般社団法人Jミルク, 2018/11/22)
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000008lyy.html

酪農乳業史デジタルアーカイブ
https://www.j-milk.jp/digitalarchives/

明治期教科書デジタルアーカイブ、明治検定教科書(修身・読本)約1,900冊の本文画像を追加公開

2018年11月22日、国立教育政策研究所教育図書館は、同館の明治期教科書デジタルアーカイブに明治検定教科書(修身・読本)約1,900冊の本文画像を追加したと発表しています。

国立教育政策研究所教育図書館明治期教科書デジタルアーカイブ
https://www.nier.go.jp/library/textbooks/
※お知らせ欄に「2018/11/22:明治検定(修身・読本)の約1,900冊の本文画像を追加しました」とあります。

参考:
国立教育政策研究所教育図書館、明治期教科書デジタルアーカイブを公開
Posted 2018年8月31日
http://current.ndl.go.jp/node/36582

欧州研究図書館協会(LIBER)、研究データリポジトリの“FAIRness”の実態に関するアンケート調査を実施中

2018年11月27日、欧州研究図書館協会(LIBER)の研究データ管理に関するワーキンググループが、研究データリポジトリの“FAIRness”の実態に関するアンケート調査の実施を発表しています。

同調査は、リポジトリや搭載されているデータの“FAIRness”に関する分析、FAIR原則遵守のための勧告リストの作成、FAIR原則の定義や遵守に関する誤解の分析、リポジトリ関係者にとってのFAIR原則の遵守と重要性が複雑であることの分析が目的とされています。

リポジトリ管理者や図書館員向けの40項目からなるアンケートと、リポジトリの開発や保守を担当する技術スタッフ向けの25項目からなるアンケート2種類が実施されています。

〆切は2018年末までとなっており、2019年1月にデータの統合・分析が行われます。

Data Repository Survey: Please Share Your Views(LIBER,2018/11/27)
https://libereurope.eu/strategy/digital-skills-services/

韓国国立中央図書館(NLK)、2018年度の図書館サービス向上功労者を発表

2018年11月27日、韓国国立中央図書館(NLK)が、2018年度の図書館サービス向上功労者を発表しました。

図書館サービス向上に寄与した図書館・司書を表彰する賞で、「公共図書館協力業務」部門では、書店とのネットワーク構築により地域の文化芸術の活性化に寄与したソウル特別市麻浦生涯学習館と、「図書館都市」形成のために公共図書館と公立の「小さな図書館」間の相互協力網を構築した釜山影島図書館が選ばれています。

また、「図書館・文化機関の現場優秀事例発掘」部門では、ハングルに初めて接する高齢者を対象とした作文教室を運営し、高齢者がこれまでの人生と今後の望みについてまとめた絵日記・絵本を作成し展示する「私の人生絵日記作成プログラム」を実施した順天絵本図書館が選ばれました。

その他、「図書館ビックデータ優秀活用事例」「オープンアクセスコリア(OAK)」「図書館障害者サービス優秀事例」「チェッナレサービス(障害者のための図書館資料無料配達郵便サービス)」「障害者用代替資料共有協力」と合わせて7部門の授与式は、11月29日に開催される「国立中央図書館協力セミナー」で行われます。

上山市立図書館(山形県)による本を借りると商店で割引を受けられる事業が拡大:総合こどもセンター・高齢者サロンの利用でもサービス券を発券

山形県の上山市立図書館が、2018年11月1日からの「商店・市立図書館の連携事業」の拡大を発表しています。

これまで、同館では、「商店・市立図書館の連携事業」により、同館で本を借りると、同館の入るショッピングプラザ内の商店で割引が受けられる事業を実施していました。

今回、ショッピングプラザが2018年5月に多世代交流拠点施設「二日町プラザ」としてリニューアルオープンしたことをうけ、同プラザに新しく入居した総合こどもセンター「めんごりあ」や高齢者サロン「まじゃれ」の利用でもサービス券を発券する「商店・二日町プラザ連携事業」を開始したものです。

上山市立図書館 お知らせ
https://www.kaminoyama-lib.jp/
※「11月1日から、今までご利用いただいていた「商店・市立図書館の連携事業」に替わり、新たに、「商店・二日町プラザ連携事業」をはじめることになりました。」とあります。

群馬県立図書館、「県立図書館アフター5委員会」を開催

群馬県立図書館において、2018年12月18日及び2019年1月16日・2月19日・3月19日の4回、「県立図書館アフター5委員会」が開催されます。

県立図書館活用パートナーシップ事業として、一般社団法人サイドアットラボと共催するもので、学校や仕事終わりの「若者」が、図書館に集って語り合い、読書活動を推進するためのアイデアを考え、実施するものです。

参加対象は18歳から35歳程度までで、1回のみの参加も可能です。

参加には、一週間前までの申し込みが必要ですが、定員に余裕のある場合、当日の参加も可能です。

11月 27日

東京都新宿区、漱石山房記念館と新宿歴史博物館での「文豪ストレイドッグス」とのコラボ展示開催を発表

2018年11月17日、東京都新宿区は、2018年12月15日から2019年1月31日の間、同区立の漱石山房記念館と新宿歴史博物館において、漫画「文豪ストレイドッグス」とのコラボ展示を実施すると発表しました。

新宿にゆかりのある文豪キャラクターについて、等身大スタンディ・解説パネルの展示等を行うほか、漱石山房記念館では夏目漱石、芥川龍之介の原作者描き下ろしイラストの展示も行うとしています。

文豪ストレイドッグス×新宿区(新宿区, 2018/11/17)
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kanko/bunka02_002143.html

機密解除されたカナダ政府文書のリポジトリ“Canada Declassified”が公開される

情報へのアクセス法(Access to Information Act)により機密解除されたカナダ政府文書のリポジトリ“Canada Declassified”は、2018年11月18日付けのTwitterにおいて、同日にリポジトリを正式公開したことを発表しました。

カナダ・トロント大の研究者らによるプロジェクトの成果であり、テーマ別展示やコレクションの閲覧、キーワード検索等が可能です。

リポジトリ上の記載によると、冷戦期を含む1945年から1991年までの資料を収録しており、そのほとんどはカナダ国立図書館・文書館(LAC)により機密解除された政府記録であるとしています。

また、ミッションとして次の3点を挙げています。

・政府又は他の情報源から取得した機密解除文書の保存・収集を目的とした、オープンソースのデジタルリポジトリの維持管理
・歴史的背景を踏まえた教育のための、機密解除文書を用いたオンライン展示のインタラクティブ・ウェブプラットフォームの構築
・新しい文書や、機密解除情報で明らかになったカナダの国際的役割の重要な側面に関する会議、イベント、フォーラム、ワークショップの主催、サポート

英国図書館及びフランス国立図書館、両館の協力プロジェクトにより中世の手稿類800点をデジタル化して公開

2018年11月21日、英国図書館(BL)は、フランス国立図書館(BnF)との協力プロジェクトにより、西暦700年から1200年頃に英・仏等で製作された、両館所蔵の手稿類800点の全文を初めてオンラインで公開したと発表しました。

このプロジェクトは英国のポロンスキー財団の支援を受けて実施されたものであり、その成果として二つのウェブサイトが構築されました。

一つ目は、BnFのプログラム“Gallica marque blanche”のプラットフォームを利用したウェブサイト“France-England:medieval manuscripts between 700 and 1200”です。“Gallica marque blanche”は、BnFのデジタル図書館“Gallica”の技術を提携機関に提供し、新しい電子図書館を構築するプログラムです。

同サイトでは、英語、フランス語、イタリア語によるインターフェースを提供しており、手稿類800点をテーマ、作者、地域、年代、使用言語等から検索することが可能です。また、IIIFの技術を用いており、ビューワーとしてMiradorを採用しています。

中国・テンセント、ブラジル国立博物館と協力しデジタル博物館を構築することを発表

2018年11月16日付けの中国・人民網の記事によると、同日、中国のインターネット関連企業であるテンセントが、火災被害を受けたブラジル国立博物館と協力し、デジタル博物館を共同構築すると発表しました。

デジタル化により同館の再建を支援する取組であり、あわせて中国国民に対し、以前に同館を訪問した際のデジタル記録があればその提供を呼びかけるとしています。

腾讯携手巴西国博共建“数字巴西国家博物馆”(人民網, 2018/11/16)
http://world.people.com.cn/n1/2018/1116/c1002-30405692.html

テンセントとブラジル国立博物館がデジタル博物館に関して協力(PR Wire, 2018/11/20)
https://kyodonewsprwire.jp/release/201811200592

【イベント】シンポジウム「地域歴史資料救出の先へⅡ」(12/2・いわき)

2018年12月2日、福島県いわき市のいわき産業創造館で、国文学研究資料館基幹研究「アーカイブズと地域持続に関する研究」が主催するシンポジウム「地域歴史資料救出の先へⅡ」が開催されます。

文化財や史料の保全に関する以下の報告が行われます。入場無料、事前申込不要で、定員は100人です。

第1報告:荒木仁朗氏(国文学研究資料館機関研究員)
國學院大学田子家文書研究会の史料保全活動について

第2報告:田仲桂氏(いわき市文化財保護審議委員)
無形民俗文化財の継承の課題と取り組み-東北地方の事例より-

第3報告:蝦名裕一氏(東北大学災害科学国際研究所准教授)
災害に備える文化財・史料マップの作成と活用

地域歴史資料救出の先へⅡ[PDF:468KB](国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/news/img/a9b3c45be2dc33d29224647e660aac8873e65a1e...

米・ジョンズホプキンス大学、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)と連携し、助成機関と所属機関のOAポリシーに則った研究成果公開を支援するアプリケーションを開発

2018年11月13日、米国のジョンズホプキンス大学Sheridan図書館は、米・ハーバード大学のOffice for Scholarly Communicationや米・マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館と連携し、研究者が助成機関と所属機関の双方のオープンアクセス(OA)ポリシーに準じているかを同時に確認できるウェブアプリケーションPublic Access Submission System(PASS)の開発を行うことを発表しました。

2018年7月、PASSはジョンズホプキンス大学のOAポリシー策定の一環として始まりました。同学のブログでは研究者は助成機関と所属機関内のOAポリシーに従った研究成果公開を、個別に行っている現況を指摘し、PASSを用いるとPubMedCentralと機関リポジトリに論文を同時に登録することが可能であると述べています。PASSは自動的にDOIに基づいてメタデータフィールドを完成させ、助成金の情報を論文に添付し、自由記述欄への入力の支援等を行うとしています。

PASSはオープンソースでGitHubに公開されています。2019年春には試行プログラムを実施する予定で、ハーバード大学は保健科学分野で、MITは生命科学分野でテストを行う予定です。

英・JiscとElsevier社、Publications RouterへのScienceDirectのメタデータの提供に関して合意

2018年11月26日、Elsevier社は、英・Jiscと、研究評価の枠組であるREFにおけるオープンアクセス(OA)の基準を履行する機関の共同支援に関して合意したと発表しました。

2016年のScienceDirectのコンポーネントに関する合意を更新するもので、ScienceDirectに搭載された論文・ジャーナルのメタデータ(受理日、エンバーゴ、助成金ID等)を、Elsevier社のAPIを介して、JiscのPublications Routerにより、各機関の機関リポジトリからアクセスできるようにするもので、カスタマイズしたフィードを入手することも可能です。

各機関では、それらのメタデータを図書館システムや機関リポジトリに取り込むことで、所属研究者の出版活動を深く洞察し、OAポリシーを遵守するための措置を講じることができるようになるとしています。

これにより、既にPublications Routerを通じて通知・転送されているものとあわせて、74%の英国の著者の論文を把握できるようになると発表されています。

福岡県立図書館、開館100周年記念動画を公開

2018年11月27日、福岡県立図書館が、開館100周年記念動画をYouTubeの同館公式チャンネルで公開しました。

同館の歴史と現在の取り組みについて紹介しています。

開館100周年記念の動画を公開しました(福岡県立図書館,2018/11/27)
http://www2.lib.pref.fukuoka.jp/index.php?key=bbyq6w3l3-1249#_1249

福岡県立図書館 開館100周年記念(YouTube)
https://youtu.be/-lHHTzU59cg

参考:
CA1856 - 近年の図書館史(単館史)編纂の傾向 / 長尾宗典
カレントアウェアネス No.325 2015年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1856

愛知県美術館、1,200件を超すパブリックドメインのコレクション画像を自由に使えるようにしたと発表

2018年11月26日、愛知県美術館が、「コレクション検索」において、国内外の20世紀美術や木村定三・藤井達吉両コレクションの情報を追加したほか、1,200件を超すパブリックドメインのコレクション画像を自由に使えるようにしたと発表しています。

「公開画像利用時のお願い」として「所蔵者名の表記」「トリミング・改変の表記」 「第三者の権利の許諾」があげられているほか、同館コレクションの画像を掲載した出版物等の成果物の1部送付をお願いしています。

その他、美術館のウェブサイトも全面リニューアルされており、展覧会・イベントごとのURLの固定化や、過去ログのアーカイブが行われています。

@apmoa(Twitter,2018/11/26)
https://twitter.com/apmoa/status/1066939776601796608

コレクション検索(愛知県美術館)
https://jmapps.ne.jp/apmoa/

11月 26日

阪神大水害デジタルアーカイブが公開される

2018年11月24日、阪神大水害80年行事実行委員会が制作した阪神大水害デジタルアーカイブが公開されました。

昭和13(1938)年に発生した阪神大水害に関するデジタルアーカイブであり、被災者のインタビューや手記、当時の写真・映像、中高生による「災害の記憶発掘プロジェクト」の紹介が掲載されています。

阪神大水害デジタルアーカイブ(阪神大水害80年行事)(芦屋市, 2018/11/24)
http://www.city.ashiya.lg.jp/bousai/hanshindaisuigai80.html

阪神大水害デジタルアーカイブ
https://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/S13/index.php

Europeana、ウェブサイト公開開始から10周年

2018年11月20日、Europeanaが、2008年11月20日に行われた最初のウェブサイト公開から10周年となることを記念し、メッセージと動画を公開しました。

今後の課題として、各機関がコレクションをEuropeanaとより共有しやすくすること、3Dのような新たなフォーマットの標準化、機械学習や人工知能といったテクノロジーの利用を挙げつつ、10年間の感謝を述べています。

Thank you from Harry Verwayen on Europeana's tenth anniversary(europeana pro, 2018/11/20)
https://pro.europeana.eu/post/thank-you-from-harry-verwayen-on-europeana-s-tenth-anniversary

国立公文書館、東京本館閲覧室において閲覧提供している外邦図のデジタル画像に約1万4,700点の画像を追加

国立公文書館は、外邦図デジタルアーカイブ作成委員会が保有し、東京本館閲覧室において閲覧提供している外邦図のデジタル画像(約400点)に、約1万4,700点の画像を追加したと発表しました。

これにより、外邦図デジタルアーカイブ作成委員会から提供された画像すべてが閲覧可能となったとしています。

国立公文書館 お知らせ
http://www.archives.go.jp/
※「外邦図(デジタル画像)の提供データ追加についてnew」とあります。

外邦図(デジタル画像)の提供データ追加について(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20181122.html

2018年度の図書館キャラクター・グランプリ、出展者賞・プレゼンテーション賞を発表

2018年11月22日、第20回図書館総合展期間中に行われた2018年度の図書館キャラクター・グランプリの出展者賞・プレゼンテーション賞が発表されました。

出展者賞続編や審査委員会賞等は、2018年11月28日の発表が予定されています。

・内田洋行賞
イナちゃん ナホちゃん(新発田市立中央図書館)

・ブレインテック賞
バニー・ホンガスキー(東京家政大学図書館)
ナビちゃん(株式会社日本電気特許技術情報センター)

・日本事務器賞
トントン、ブックン(桜美林大学図書館読書運動プロジェクト実行委員会)
Kencoちゃんと仲間たち(大阪音楽大学付属図書館)

・プレゼンテーション賞(会場でのプレゼンテーション大会においてアピール度の高かったキャラクターを表彰するもの)
第1位:さくらちゃん(学習院女子大学図書館)
第2位:Sunnaちゃん(恩納村文化情報センター)
第3位:本の森の妖精 コロブックル(那珂市立五台小学校)

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