プレスリリースによると、電子リソースの利用統計の記録と交換のための実務指針であるCOUNTERに基づいて利用統計データを取得している図書館は、COUNTERのチャネルに含まれない図書館外や学外のプラットフォームからの研究者のアクセスが増加しているため、正確なアクセス数の把握が難しくなっていると述べられています。この問題の解決のために、MendeleyやDigital Science社のツールはアクセス数やシェア数といった論文単位の利用データを出版者に提供することを予定しています。利用データはCOUNTER Code of practiceの第5版に準じ、プライバシー保護のために機関単位に匿名化して出版者に提供されます。