2017年1月10日、米国図書館協会(ALA)とGoogle社は、21世紀の新しいスキルとして求められるプログラミング能力開発のための活動の充実化を目的に行なっている“Libraries Ready to Code”プロジェクトの第2フェーズのパイロットプログラムへの図書館情報学分野の教員の参加を求めています。
1月6日に公開された第1フェーズの調査結果“Ready to Code Connecting Youth to CS Opportunity through Libraries”において、図書館員のさらなるプログラミング能力の養成が必要とされたことを受けたもので、大学院課程において、図書館情報学の修士課程の学生に、公共図書館や学校図書館においてプログラミングを教えることできる能力を身に付けさせることを通じて、全米の若者のコンピュータ的思考能力を養成する事を目的としています。
2017年1月9日、電子ジャーナルのアーカイブプロジェクトCLOCKSSは、国際骨代謝学会(International Bone and Mineral Society)の雑誌”BoneKEy Reports”(発行はSpringer Nature社)と、オランダの逐次刊行物研究に関する雑誌”Tijdschrift voor tijdschriftstudies”の2誌について、オープンアクセスでの公開を開始したことを発表しました。
今回公開が始まった2誌のうち、”BoneKEy Reports”については2016年後半から国際骨代謝学会の運営が停止し、同誌もオンラインで閲覧できなくなっているため、”Tijdschrift voor tijdschriftstudies”については終刊し、バックナンバーのオンライン公開も停止したため、トリガーイベントが発生したと判断されました。
2017年1月3日、米国議会図書館(LC)とボストンの公共放送局であるWGBHが共同で運営する、米国の公共放送の歴史的コレクションを提供するデータベース“American Archive of Public Broadcasting ”(AAPB)が、新年を迎えて新しいデータを追加した事により、収録作品数が1万7千点に到達したと、ブログで発表しています。