2017年6月18日、グランフロント大阪タワーAの大阪商業大学梅田サテライトオフィスにて、大学図書館問題研究会オープンカレッジ実行委員会主催、大学図書館問題研究会大阪地域グループ共催のイベント、大図研オープンカレッジ「Linked Open Data を体験 書誌・所蔵データは宝の山!」が開催されます。
同イベントでは第一部で大阪大学産業科学研究所の古崎晃司氏が「Linked Open Data(LOD)の基本理念の基盤となる技術」、第二部で人文学オープンデータ共同利用センター長の北本朝展氏が「古いコンテンツを新しいプラットフォームに入れる~『江戸料理レシピデータセット』クックパッド公開の顛末~」と題した講演を行い、第三部では再び古崎氏が、書誌データのLOD化に関するデモンストレーションを行うとのことです。
これらのリポジトリは、途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)のEIFL eLibrary Myanmarプロジェクトを通してEIFLの支援のもと開設され、査読誌の雑誌記事や研究論文などが収録されています。
開設時、マンダレー大学の機関リポジトリ“University of Mandalay Open Access Repository(UMOAR)”には、163の著者による134の出版物、ヤンゴン大学の機関リポジトリ“University of Yangon Repository(UYR)”には、物理学や化学関係の著者を中心に、342の著者による144の出版物が収録されています。