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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2017年3月3日、国立国会図書館は、レファレンス協同データベースのインターネット公開データの件数が2017年2月に10万件を突破したことを発表しました。
サービス開始当初の2005年度には、データの総数は約2万件、そのうちインターネット上で公開しているデータは約1万件でしたが、2017年2月には、データの総数は約18万件、そのうちインターネット上で公開しているデータは10万件を超えています。
2017年3月3日 レファレンス協同データベースのインターネット公開データ件数が10万件を突破しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館, 2017/3/3)http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2016/170303_01.html
2017年3月6日、シンガポールのイブラヒム(Yaacob Ibrahim)コミュニケーション・情報通信大臣は、下院予算委員会において、同省の2017年の計画の要点として、国民が人生を通じて共に学び、学習ニーズを満たすためのテクノロジーを導入するための基盤としての図書館空間の再設計と、読書文化振興のための民間セクターとの連携について説明しています。
まず、図書館空間の再設計としては、今年リニューアルオープンする以下の4館の説明を行なっています。
〇センカン公共図書館 ・10歳から14歳までの子どもが、話し合ったり創造的な活動をするための柔軟な座席配置が可能なスペースの配置 ・推薦された電子書籍(シンガポール国立図書館委員会(NLB)のモバイルアプリからのダウンロードが可能)を閲覧できるインタラクティブなディスプレイの設置
〇ブキ・パンジャン公共図書館 ・音響や照明を使える子ども用読み聞かせルームの配置
〇タンパインズ地域公共図書館 ・3Dプリンターや共同作業スペースの配置
〇ベドク公共図書館 ・高齢者向けの大活字本を備えた専門室の配置
米国大学・研究図書館協会(ACRL)が発行する学術書等の書評誌“Choice”のオンライン版“Choice Reviews”が、2017年3月3日、20万件の書評記事の公開を達成したと発表しています。
20万件目の記事は、アームストロング・アトランティック州立大学のジャミソン(Carol Jamison)氏が執筆した“An Old English History of the World”の書評です。
Choice Reviews Reaches A Significant Milestone - 200,000 Reviews(ALA,2017/3/6)http://www.ala.org/news/member-news/2017/03/choice-reviews-reaches-significant-milestone-200000-reviews
2017年3月6日、JSTORのツール作成部門JSTOR Labsが、Text Analyzer(beta)を公開しました。
Text Analyzer(beta)が、アップロードした文献を解析して、アップロードした文献の内容を要約した用語のセットを考案し、その用語に基づいた JSTOR内の学術文献を推薦するものです。
利用者は、用語の追加や削除、関連性の重要度の変更などをすることが可能です。
On Beyond Keyword Search Introducing Text Analyzer(JSTOR Labs,2017/3/6)http://labs.jstor.org/blog/#!on_beyond_keyword_search-introducing_text_analyzer
Text Analyzer(beta)https://www.jstor.org/analyze/
2017年3月6日、国際図書館連盟(IFLA)は、ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所を、アルゼンチンの国会図書館((Biblioteca del Congreso de la Nación)に移転すると発表しています。
ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所は、当初、ベネズエラに設置され、1990年から2011年まではブラジル、2011年から2016年まではメキシコに置かれていました。
IFLA Announces Host for LAC Regional Office(IFLA,2017/3/6)http://www.ifla.org/node/11246
参考: IFLAラテンアメリカ・カリブ海地域部会が進める、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」への図書館の貢献を示すためのプロジェクト Posted 2017年1月12日http://current.ndl.go.jp/node/33241
2017年3月6日、国際図書館連盟(IFLA)が、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に図書館が寄与できることを示す事例等を掲載したブックレットの第2弾作成のために、情報提供を呼びかけています。
ブックレットは、政策立案者へのアドヴォカシー活動に活用することを目的としており、第1弾は、2016年6月に公開されています。
IFLA invites you to submit examples of how libraries contribute to the United Nations 2030 Agenda(IFLA,2017/3/6)http://www.ifla.org/node/11245
参考: 国際図書館連盟、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に図書館が寄与できることを示す事例等を掲載したブックレット・ハンドアウトを公開 Posted 2016年7月8日http://current.ndl.go.jp/node/32040
長崎大学附属図書館が、2017年2月28日に、日本古写真「ボードイン焼損写真集」及び「ポッターアルバム」を電子化公開したと発表しています。
ともに、「長崎大学電子化コレクション」のメニューから見ることができます。
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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