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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2017年3月3日、機関リポジトリ推進委員会メタデータ検討タスクフォースが、Junii2を改訂し新スキーマを策定するにあたり、スキーマ(案)を提示し意見を募集しています。意見募集期間は2017年3月6日から3月24日までです。
なお、2016年7月にオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が設立されたことを受けて、機関リポジトリ推進委員会はJPCOAR運営委員会に移行します。いただいた意見は今後、JPCOARにおいて検討していくとのことです。
「JPCOAR スキーマ(案)」に関する意見募集(JPCOAR、2017/3/3)https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=54
大阪市立中央図書館が、2017年3月3日から、「思い出のこし(西区)」を実施すると発表しています。
同館が立地する西区の、街の人々の思い出を記録として残すもので、今はなくなってしまったお店の様子や公園の愛称などの思い出を、図書館内の投稿用紙に記入し投稿し、思い出を集めるものです。
【中央】「思い出のこし(西区)」を実施します 3月3日から(大阪市立図書館,2017/3/3)http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=6022&comment_flag=1&block_id=510#_510
2017年3月2日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の研究計画審査委員会(Research Planning and Review Committee)が、大学・研究図書館に影響を与える高等教育の現状をまとめたレポート“Environmental Scan 2017”を公開しました。
隔年で公開しているもので、“College & Research Libraries News”(C&RL News)の2016年6月号で公表した大学・研究図書館のトレンドに基づいています。
2017 ACRL Environmental Scan Released(ACRLinsider,2017/3/2)http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/13327
米国の非営利団体CHORは、オーストラリア研究会議(Australian Research Council:ARC)及びラ・トローブ大学と、政府の資金援助を受けた研究成果のパブリックアクセスの改善を目的としたパイロットプロジェクトを開始すると発表しています。
オーストラリア政府がARCを通じて資金提供を行なった研究成果(査読付き論文)の公開状況をモニタリングするもので、科学技術振興機構(JST)とのパイロットプロジェクトに続く2例目の国際連携となります。
CHOR Continues International Expansion with Australian Partnership(CHORUS,2017/3/2)https://www.chorusaccess.org/chor-continues-international-expansion-australian-partnership/
2017年3月2日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、情報探索システムTroveで、1901年1月の創刊号から1957年までの連邦官報をデジタル化して公開したと発表しています。
議会法律顧問室(OPC)が所蔵する官報を、NLAがデジタル化し全文検索を可能としたもので、利用者は、修正、タグ付け、注釈付けをすることが可能です。
Commonwealth Gazette 1901 to 1957 Government gazette fully searchable and freely available online for the first time(NLA,2017/3/2)https://www.nla.gov.au/blogs/trove/2017/03/02/commonwealth-gazette-1901-to-1957
「ぬいぐるみお泊まり会」が子どもの読書活動に与える効果について調査した論文が、2017年2月28日、Heliyon誌で公開されました。
岡山大学大学院教育学研究科の岡崎善弘講師らによる共同研究グループの調査で、3歳から5歳の幼稚園児42人を対象に、お泊まり会前後での子どもの読書活動の変化を調べたものです。
お泊まり会前は、ぬいぐるみに対して絵本の読み聞かせをする子どもが2人しかいなかったのに対し、ぬいぐるみを子どもたちに返した当日は、21人の子どもがぬいぐるみに読み聞かせを行っており、能動的な読書活動が増えたとのことです。
一方で、お泊まり会後3日経つと、読み聞かせをする子どもの数が4人に減っていることから効果が続く期間は3日程度と短いこと、お泊まり会から1カ月後、子どもたちにお泊まり会のエピソードを思い出させると、その前後で読み聞かせをする子どもの数が再び増加することも指摘されています。
このほど刊行しました『国立国会図書館月報』671号(2017年3月)では、国立国会図書館(NDL)が「保存協力プログラム」に基づいて実施している、地震や洪水などの災害により被災した図書館への支援活動に関する記事を掲載しています。
2015年9月の関東・東北豪雨で被害を受けた常総市立図書館(茨城県)、2016年4月の熊本地震の被害を受けた熊本県立図書館、2015年4月のネパール大地震で被害を受けたネパール国立図書館に対して行った支援活動を紹介しています。
また、NDLの東日本大震災に関する震災記録の収集の取り組みに関する記事も掲載しています。
「被災図書館の支援」『国立国会図書館月報』 671号(2017年3月)http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10309001_po_geppo1703.pdf?contentNo=1#page=6
2017年3月2日、国際図書館連盟(IFLA)が、IFLAのウェブサイトで、「国際目録原則覚書2016」(Statement of International Cataloguing Principles 2016)の公開について発表しています。
英語以外の言語への翻訳作業も進行中と説明されています。
New IFLA Standard: Statement of International Cataloguing Principles (ICP) 2016(IFLA,2017/3/2)http://www.ifla.org/node/11238
2017年3月3日、日本図書館協会(JLA)障害者サービス委員会が、「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドラインQ&A」を公開しました。
「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」に関して寄せられた質問をQ&A形式にまとめたものです。
日本図書館協会・障害者サービス委員会 お知らせhttp://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/index.html ※「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドラインQ&A (2017年3月3日更新)」とあります。
図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドラインQ&A(日本図書館協会・障害者サービス委員会)http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/guidelineqa.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
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