2017年3月21日、英ウェルカム・トラストは同財団を含む英国の医療関係助成機関6機関からなるオープンアクセス(OA)助成基金、COAF(The Charity Open Access Fund)の2015-2016年度の助成状況に関する報告を発表しました。報告の対象期間は2015年10月から2016年9月までで、同期間中にCOAFの助成を受けてOAで出版された論文は3,552本でした。
2016年9月22日,米国情報標準化機構(NISO)は,オルトメトリクス(Altmetrics)に関する研究開発プロジェクト“NISO Alternative Assessment Metrics Project”(代替的な評価指標プロジェクト:AAMP)の第2期の成果をまとめた推奨指針(Recommended practice),“Outputs of the NISO Alternative Assessment Metrics Project”を公開した。...
2016年11月14日から15日にかけて,マレーシアのクアラルンプール郊外に位置する街であるシャー・アラムにおいて,オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の地域コミュニティであるCOAR Asiaが主催するアジアにおけるオープンアクセス(OA)に関するサミット“Positioning Asia in the Global Movement of Open Science”が開催された。これは2016年3月4日に東京で開催された会議に続く,第2回目の会議となる。第1回目の会議では,アジア地域でOAを推進するコミュニティとして,COAR Asiaの立ち上げが確認された。今回の会議には,8つの国・地域から約150名が集い,日本からも京都大学,国立情報学研究所(NII)から3名が参加した。
2017年3月22日、英国図書館(BL)が、同館の“Two Centuries of Indian Print”プロジェクトで現在デジタル化中のインドの貴重書や冊子体目録の、正確で自動でのテキスト化の方法を見つける事を目的としたコンペティションを開催すると発表しています。
米・スタンフォード大学のPRIMA Research Labと連携し、2017年11月10日から15日にかけて京都で開催される第14回文書解析・理解国際会議(International Conference on Document Analysis and Recognition:ICDAR)において行なうもので、優勝者は会議中に発表されるとのことです。