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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2017年3月24日、京都大学稲盛財団記念館において、「紀要編集者ネットワーク キックオフセミナー 『紀要』の可能性」が開催されます。
本ネットワークのキックオフセミナーとなる今回は、様々な研究分野から紀要編集者を招き、各誌の取り組みや課題、必要とするサポート体制などについての報告があります。ディスカッションでは、スピーカーと参加者がともに、紀要の可能性について考えます。
プログラムは以下の通りです。事前申込が必要です(締切3/22)。
・趣旨説明 ・松林公蔵氏(京都大学) 『ヒマラヤ学誌』編集長 ・立木康介氏(京都大学) 『ZINBUN』編集委員長 ・澤井 努氏(京都大学) 『いのちの未来』編集委員長 ・種村 剛氏/川本思心氏 (北海道大学)『科学技術コミュニケーション』 編集委員長/副編集委員長 ・近藤信彰氏/浅井万友美氏 (東京外国語大学)『アジア・アフリカ言語文化研究』副編集長/編集事務担当 ・神谷俊郎氏(京都大学学術研究支援室URA):大学によるサポート事例紹介 ・ディスカッション ・閉会の辞 ・懇親会
2017年3月6日、米国国立医学図書館(NLM)が、PubMedに以下の4つの変更を加えたと発表しています。
1.利益相反(Conflicts of Interest:COI)に関する情報をAbstractsの下に表示
2.「懸念表明」(Editorial expression of concern)の表示を追加
3.検索結果画面の上部に画面に表示できる記事数をカスタマイズできる機能を配置
4.[PubMed - indexed for MEDLINE] タグを[Indexed for MEDLINE]タグに変更
PubMed Updates March 2017(NLM Technical Bulletin,2017/3/6)https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ma17/ma17_pm_update.html
2017年3月13日、文化資源戦略会議が、2017年9月9日から10日まで、京都府立京都学・歴彩館他(予定)において、アーカイブサミット2017を開催すると発表しています。内容は以下の通りです。
◯9月9日:テーマ「社会のアーカイブ化」 ・デジタルアーカイブの状況レビュー 吉見俊哉氏(東京大学)、生貝直人氏(東京大学)他 ・セッション(分科会形式) ・懇親会
◯9月10日:テーマ「アーカイブの社会化」 ・ミニシンポジウム 1「届く、使うデジタルアーカイブ」梅林秀行氏(京都高低差崖会)他 2「クールジャパンの資源化について」佐藤守弘氏(京都精華大学)、森川嘉一郎氏(明治大学)、吉田力男氏(日本動画協会)他 ・基調講演 「アーカイブの時代(仮題)」御厨貴氏(東京大学名誉教授) ・シンポジウム「社会化するアーカイブ」 司会:江上敏哲氏(国際日本文化研究センター) パネリスト:竹宮惠子氏(京都精華大学)、福井健策氏(弁護士)、梅林秀行氏(京都高低差崖会)、河西秀哉氏(神戸女学院大学)他
◯展示 企業、自治体、NPO等によるアーカイブ関連の展示を行ないます。
2017年3月7日、英・Jiscが、ProQuest社、Adam Matthew Digital社、Brill社の3社と連携し、一次資料(primary source)のデジタルコレクションを各機関が無理のない価格で購入できるようにするための共同購入のパイロットプロジェクトを実施すると発表しています。
高等教育機関が、より効率的で、調整され、透明性のある方法で、デジタルアーカイブコレクションを購入することを支援することを目的としており、会員の要請に応じてJiscが設立したものです。
各出版社が、今回のプロジェクトで対象となるデジタルコレクション(人文・社会科学が中心)を提示し、購入する分量に応じた割引が設定されています(当初から20%の割引で開始されます)。
各機関は、2017年の3月から7月までの間に、Jisc Collectionのウェブサイトから関心があるコレクションを選定し、期間終了後、各々のコレクションの価格が計算され、出版社が図書館に料金を請求します。
Jiscでは、パイロットプロジェクトと並行し、各機関が購入を希望するコレクションのウィッシュリストを集め、パイロット事業の第2弾の際に関連企業に知らせて、製品や参加企業の規模の拡大を目指すとのことです。
2017年2月28日、広島平和記念資料館が、米国の研究機関スティムソン・センターから寄贈を受けた大型航空写真を平和データベースに追加したと発表しています。
同館を運営する公益財団法人広島平和文化センターと包括連携協定を締結している広島市立大学の芸術学部吉田幸弘教授及び橋本健佑写真映像教務員の協力により、約1億5千万画素相当の高解像度データを作成し公開したもので、それらのうち9点を平和データベースで公開したとのことです。
広島平和記念資料館 TOPICShttp://www.pcf.city.hiroshima.jp/ ※「スティムソン・センター寄贈写真資料を平和データベースに掲載しました。 2017.2.28更新」とあります。
熊本地震の被害により業務の一部を停止していた熊本県立図書館が、2017年3月29日に全面開館すると発表しています。
3月24日から3月27日までは、機器や図書等の配置替えのため、臨時的に1階視聴覚カウンター周辺で行っていた一般書、雑誌等の貸出、閲覧等のサービスを休止し、子ども図書室、くまもと文学・歴史館のみの開館となるとのことです。
全面開館についてのお知らせ(熊本県立図書館,2017/3/13)http://www.library.pref.kumamoto.jp/news/2017/3479/
参考: E1886 - 2016年熊本地震発生後の図書館等の状況 カレントアウェアネス-E No.320 2017.02.23http://current.ndl.go.jp/e1886
2017年3月12日、兵庫県の尼崎市立地域研究史料館が、同館でデジタル化した1918年から1966年までの尼崎市域の地図27点を、尼崎市のオープンデータ・カタログサイトで、CC BYで公開したと発表しています。
Facebook(尼崎市立地域研究史料館,2017/3/12)https://www.facebook.com/AmagasakiMunicipalArchives/photos/a.288444961267948.61004.287824727996638/1142988795813556/?type=3&theater
宮城県図書館が、2017年3月11日から6月23日まで、展示「東日本大震災文庫展Ⅶ いろんな仕事 それぞれの取組」を開催しています。
同館が所蔵する「東日本大震災文庫」の震災や復興の記録の中から、様々な業種の震災時・震災後の取組についての資料を展示するもので、被災後の困難な状況を、あの仕事はどうやって克服し、また支援したかについて、雑誌を中心に紹介します。
また、関連する資料を3階の「東日本大震災文庫」等で展示しているほか、館内各所で震災・防災に関するテーマ展示を、4月30日まで行っています。
「東日本大震災文庫展VII いろんな仕事 それぞれの取組」(宮城県図書館)http://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/909-vii.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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