アーカイブ - 2017年 2月

2月 15日

ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」会津セッション「震災遺産展~6本の年輪~」が福島県立博物館で開催中

2017年2月11日から4月11日まで、ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」会津セッション 「震災遺産展~6本の年輪~」が、福島県立博物館で開催中です。

2014年から同プロジェクトで調査・保全を開始した、震災が産み出したモノやバショからなる「震災遺産」を展示するものです。

開催期間中には、関連行事として、3Dデジタル震災遺構アーカイブ体験展示(3/10から3/12まで)及びトークセッション 「県外避難者のいま」(3/12)が行われます。

ふくしま震災遺産保全プロジェクトアウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」会津セッション 震災遺産展~6本の年輪~(福島県立博物館)
http://www.general-museum.fks.ed.jp/01_exhibit/kikakuten/2016/20170211_shinsaiisan/20170211_shinsaiisan.html

参考:
ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」明治大学セッション 震災遺産展「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」が開催中
Posted 2017年1月12日
http://current.ndl.go.jp/node/33239

大槌町(岩手県)、大槌町立図書館等を含む複合施設「(仮称)御社地エリア復興拠点施設」の建設を着工

岩手県の大槌町は、大槌町立図書館等を含む複合施設である「(仮称)御社地エリア復興拠点施設」の建設を着工し、2017年1月15日に、安全祈願祭が行われています。

同施設は2018年4月にオープンし、図書館は2018年6月の開館が予定されています。

図書館は、基本設計ワークショップで寄せられた意見・要望を可能な限り反映した内容になっており、同施設の3階に設置され、郷土の歴史・産業、震災関連の蔵書等の充実を行なって、約4万冊の蔵書での開館が予定されています。

2017年2月9日には、同施設内に設けられる震災伝承に関する展示の企画を立てるにあたり、町民の意見を聞くためのワークショップが開催されています。

「(仮称)御社地エリア復興拠点施設が着工」『広報おおつち』2017年2月号
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/gyosei/docs/2017013000031/files/koho638_Part5.pdf

(仮称)御社地エリア復興拠点施設での震災伝承の展示企画に関するワークショップについて(大槌町,2017/2/3)
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/gyosei/docs/2017013100014/files/osyachi.pdf

参考:

2月 14日

パーキンソン病研究においてAltmetric Attention Scoreが高い論文に関する研究(文献紹介)

2017年2月7日発行のJournal of Parkinson’s Desiseas誌第7巻1号に、パーキンソン病研究領域において高いAltmetric Attention Scoreを有する論文の傾向を分析した論文”Top Altmetric Scores in the Parkinson’s Disease Literature”が掲載されています。著者はパーキンソン病研究者のRui Araújo氏、Bastiaan R. Bloem氏と、ÜberResearchのAaron A. Sorensen氏、AltmetricのStacy Konkiel氏です。ÜberResearch、AltmetricはいずれもDigital Science社のグループです。

Digital Science社のプレスリリースによれば、同論文は新たな医学上の発見が、研究者、助成機関、医療従事者、患者等のその病気に関する利害関係者に与える影響について、より緻密な理解を得る目的で、Altmetricのデータを用いた一連の研究の第一弾にあたるとのことです。

スイス高等教育機関長会議、オープンアクセスに関する国家戦略を採択

2017年2月1日、スイス高等教育機関長会議(Rectors' Conference of Swiss Higher Education Institutions)は、1月31日に開催された総会において、オープンアクセス(OA)に関する国家戦略を採択したと発表しました。

同戦略は2024年までに、スイスで出版される研究成果のすべてをOAにすべきであり、公的資金による助成を受けた論文についてはすべてOAとしなくてはならない、というビジョンを定めたものです。OAの実現方法については複数のモデルを組み合わせるとしています。また、このビジョンを実現するためにとるべき行動として、各機関等によるOA方針の策定、相互の調整、出版者との交渉等の7つを挙げています。

同戦略については2017年2月中に開催されるスイス高等教育機関会議(Swiss Conference of Higher Education Institutions)に提出されるとのことです。その承認後、アクションプランの策定等のプロセスに回ります。

A National Open Access Strategy: Toward the Unrestricted Publication of Research Output(swissuniversities、2017/2/1付け)

PLOS、雑誌出版プラットフォームソフトウェアAmbraをオープンソース化

2017年2月13日、PLOSはPLOSの各雑誌で使用している雑誌出版プラットフォームソフトウェアAmbraをオープンソース化したことを発表しました。

Ambraはかつてもオープンソースとして公開されていましたが、今回公開されたのは2016年にリプレースされた新プラットフォーム版です。なお、コメント・検索等、いくつかの機能については今後、追加で公開していく予定であるとのことです。

Ambra, the PLOS Journal Publishing Platform, is Open Again(PLOS Tech、2017/2/13付け)
http://blogs.plos.org/tech/open-source-ambra/

Ambra Project
https://plos.github.io/ambraproject/

参考:
オープンソースソフトウェアでOA雑誌を作ろう
Posted 2006年4月10日
http://current.ndl.go.jp/node/3757

オープンソースの電子出版システムの機能評価
Posted 2008年5月14日
http://current.ndl.go.jp/node/7818

生命科学分野のプレプリントが一元的に手に入るリポジトリ構築を目指すASAPbioプロジェクト、支援の呼びかけを開始

2017年2月13日、生命科学分野のプレプリントが一元的に入るリポジトリの構築を目指すASAPbioプロジェクトが、資金提供等の支援の呼びかけを開始しました。

ASAPbioプロジェクトは有志の研究者らが立ち上げた活動です。生命科学分野のプレプリントはarXiv、bioRxivなど、複数のリポジトリ等に分散して存在していましたが、ASAPbioはプレプリントが一元的に手に入るリポジトリ(Central Repository)の構築を目指しています。すでに米国立衛生研究所、英ウェルカム財団等の助成機関がASAPbioを支持することを発表しています。

Request for Applications(ASAPbio、2017/2/13付け)
http://asapbio.org/rfa

Heavyweight funders back central site for life-sciences preprints(Nature、2017/2/13付け)
http://www.nature.com/news/heavyweight-funders-back-central-site-for-life-sciences-preprints-1.21466

参考:
米国化学会(ACS)、プレプリントサーバー“ChemRxiv”構築の意向を表明

韓国国立中央図書館、「大韓民国新聞アーカイブ」を公開

韓国国立中央図書館(NLK)が、2017年2月15日に、1950年以前に発行された新聞70タイトル、約192万件の記事を検索できる「大韓民国新聞アーカイブ」を公開すると発表しています。

新聞別検索、主題関係、古新聞トレンド、古新聞年代記、新聞解題といった機能、ページがあり、データはLinked Open Data(LOD)として公開されているので、記事内の人物やキーワード間の関係や時系列を見ることができるようにもなっています。

ウェブサイト構築にあたってはレスポンシブウェブデザインが採用されています。

언제 어디서나 쉽고 빠르게 대한민국 신문 아카이브 본다(NLK,2017/2/14)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8954&notice_type_code=3&cate_no=0

大韓民国新聞アーカイブ
http://www.nl.go.kr/newspaper

参考:
韓国国立中央図書館、韓国言論振興財団と覚書を締結:旧韓末から朝鮮戦争までの新聞を一覧できるデータベースの構築へ
Posted 2016年9月20日
http://current.ndl.go.jp/node/32576

国立国会図書館、『外国の立法』2017年2月号で、韓国の国会図書館法の改正についての記事を掲載

国立国会図書館は、調査及び立法考査局が刊行する『外国の立法』No.270-2(2017年2月号)において、韓国の国会図書館法の改正についての記事を掲載しました。

図書館を取り巻く環境の変化に対応するため、国会図書館法が全面的に改正されたもので、2016年12月1日に、国会本会議において可決され、12月16日に公布、施行されています。

【韓国】国会図書館法の改正
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10303183_po_02700208.pdf?contentNo=1

外国の立法 2017年刊行分 No.270-1~
http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/2017/index.html

国立国会図書館(NDL)、国際図書館連盟(IFLA)が策定した、貴重書及び手稿コレクションのデジタル化計画に関するガイドラインの日本語訳を掲載

2017年2月13日、国立国会図書館(NDL)は、国際図書館連盟(IFLA)の貴重書・特別コレクション分科会(Rare Book and Special Collections Section)が2014年9月に策定したガイドライン“Guidelines for Planning the Digitization of Rare Book and Manuscript Collections”の日本語訳『貴重書及び手稿コレクションのデジタル化計画のガイドライン』を掲載しました。

資料の保存(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/preservation/index.html

マニュアル・パンフレット・翻訳資料(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/preservation/manual_index.html

貴重書及び手稿コレクションのデジタル化計画のガイドライン(PDF: 445KB)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/preservation/pdf/ifla_guideline_jp_2017.pdf

Rare Books and Special Collections Section(IFLA)

国際図書館連盟、「グリーンライブラリ賞2017」への募集を開始

2017年2月13日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリ賞2017」への募集を開始しました。

立地選択、建材、省エネ、リサイクルなどにより自然環境への影響を抑えながら屋内環境の質を最大化するように設計されていたり、関連するサービス、活動、イベント、プロジェクトにより、環境の持続可能性に関して社会的なリーダの役割を担っている図書館を賞するものです。

2017年4月30日が応募締切で、受賞者は、2017年の第83回IFLA年次大会で発表され、後援するDe Gruyter社から500ドルが授与されます。

IFLA Green Library Award 2017(IFLA,2017/2/13)
http://www.ifla.org/node/11207

参考:
国際図書館連盟、「グリーンライブラリ賞 2016」の受賞者を発表
Posted 2016年5月19日
http://current.ndl.go.jp/node/31629

IFLA(国際図書館連盟)、「グリーンライブラリ賞 2016」への応募作品を募集
Posted 2016年1月20日

国際図書館連盟、図書館とWikipediaの連携に関する報告書を公開

2017年1月17日、国際図書館連盟(IFLA)が、図書館とWikipediaが共同で様々な情報を検証しアクセス可能とするための方法に焦点をあてた報告書(Opportunities papers)を公開しています。

報告書には、大学・研究図書館版と公共図書館版があり、図書館と情報源となるウェブサイト間の相互作用の多くの側面を紹介しており、図書館員が、Wikipediaにさらに関与するよう推奨しています。

この報告書は、IFLAにとって、Wikipedeiaに限らず多くの人々がオンライン上でコンテンツを作成するようになったことに起因する、実践的・政策的課題に関する作業の出発点としても位置付けられています。

Presenting the IFLA Wikipedia Opportunities Papers(IFLA,2017/1/17)
http://www.ifla.org/node/11131

Opportunities for Academic and Research Libraries and Wikipedia(IFLA)

韓国の富川市に、旅行に特化した市立図書館がオープン

2017年2月7日、韓国・京畿道の富川市に、「旅行」に特化した図書館である富川市立陶唐(Dodang)図書館が開館しました。

文化複合施設の4階に、445.57㎡の規模で建設され、火曜日から土曜日の午前10時から午後7時まで開館しています。

韓国全土の旅行ガイドブックや世界の主要都市の地図、旅行関連の一般書・児童書など4,491冊を所蔵しています。資料の検索、貸出し、閲覧のほか、文化プログラムが実施され、韓国国立中央図書館(NLK)や韓国国会図書館が実施している原文閲覧サービスも利用することが可能です。

また、国内外のお薦めの旅行先、家族旅行、旅行のヒントなどをテーマとしたコーナーが設置される予定となっています。

모든 것의 여행" 도당도서관이 개관합니다! (富川市立図書館,2017/1/31)
http://www.bcl.go.kr/site/program/board/basicboard/view?menuid=001005001&pagesize=10&boardtypeid=26&boardid=57025

Instagram(dodang_library)
https://www.instagram.com/dodang_library/

[국내] 부천시, 여행 특화 도서관 개관(NLK,2017/2/13)

弘前大学附属図書館、 「妙源寺古文書」デジタル版を公開

2017年2月10日、弘前大学附属図書館が、同館が所蔵する 「妙源寺古文書」のデジタル版を公開しました。

愛知県岡崎市大和町所在の真宗高田派妙源寺の所蔵にかかる妙源寺文書原本の忠実な写しと見て間違いないとのことで、約70点の中世文書(多くは戦国期)を収め、同寺にあてた碧海郡・額田郡の土地の寄進状や売券からなります。

1983年に同館が事務部長制に移行した際に、東京大学附属図書館から寄贈された大量の古典籍の中の漢籍の中に紛れていたものと推測され、2005年に、人文学部教授(当時)長谷川成一氏が同館の古典籍を調査した際に発見したものとのことです。

弘前大学附属図書館 お知らせ
http://www.ul.hirosaki-u.ac.jp/
※「 [貴重資料] 「妙源寺古文書を掲載しました。(平成29年2月10日)」とあります。

弘前大学附属図書館貴重資料妙源寺古文書
http://www.ul.hirosaki-u.ac.jp/collection/rare/myogenji/index.html#page=1
http://www.ul.hirosaki-u.ac.jp/collection/rare/rare8.html

弘前大学附属図書館貴重資料一覧

2月 13日

ProQuest、印刷版の図書と電子書籍が混在する中での蔵書管理の困難と新たな可能性に関するホワイトペーパーを公表

2017年2月8日、ProQuest社は印刷版の書籍と電子書籍が混在する中での、蔵書管理・構築の困難と新たな可能性に関してまとめたホワイトペーパー、”Obstacles and Opportunities: Ebooks, Print and the Impact of Choice on Libraries and the Users They Serve”を公表しました。全文を無料でダウンロード・閲覧することができます。

このホワイトペーパーでは複数のフォーマットが混在する中での蔵書管理の複雑さに焦点を当てて調査を行っており、中でも以下の点を中心に扱っているとのことです。

●印刷体図書と電子書籍管理の類似性
●電子書籍により新たに生じたコレクション管理の障害と機会
●図書館員は、複数のフォーマットにより構築されるコレクションの管理を簡素化するために、ProQuestのようなコンテンツアグリゲータをどのように使っているか

ProQuest Explores Obstacles and Opportunities in Managing Book Collections(ProQuest、2017/2/8付け)

ProQuest、入国禁止措置を受けて所属大学・図書館に戻れなくなった学生・研究者向けに無料で同社のデータベースにアクセスできるプログラムを発表

2017年2月9日、ProQuest社は入国禁止措置やその他の移民政策の変化により、所属する大学や図書館の環境に戻れなくなった学生・研究者向けに、同社のデータベースへのアクセスを無料で提供するプログラムを発表しました。

同社のプレスリリースによれば、アクセスが必要な学生・研究者はProQuestに直接メールし、本来所属していた大学・図書館名、指導教員の氏名等を伝えることで、データベース等へのアクセスが提供されるとのことです。アクセス提供を受けるデータベース数に制限はありません。

なお、リリース中では特定の国・政策を同プログラム立ち上げの理由に挙げることはされていません。

ProQuest Launches Displaced Researchers Program(ProQuest、2017/2/9付け)
http://www.proquest.com/about/news/2017/ProQuest-Launches-Displaced-Researchers-Program.html

参考:
米国の情報科学技術協会(ASIS&T)もトランプ新政権の移民政策に対して反対を表明
Posted 2017年2月8日
http://current.ndl.go.jp/node/33411

【イベント】筑波大学 知的コミュニティ基盤研究センター ワークショップ「認知症にやさしい図書館づくり」(3/13・東京)

2017年3月13日、筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターが、筑波大学東京キャンパスで、ワークショップ「認知症にやさしい図書館づくり」を開催します。

●講演「超高齢社会における図書館」(筑波大学図書館情報メディア系/筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター教授 溝上智恵子氏)

●対談「行政 vs 図書館:Win-Winの関係を築くには」(話し手:川崎市地域包括ケア推進室 角野孝一氏、川崎市立宮前図書館 舟田明氏、聞き手:筑波大学図書館情報メディア系/筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター教授 呑海沙織氏)

●講演「認知症にやさしい図書館づくりに向けて」(呑海沙織氏)

●ワークショップ「認知症にやさしい図書館づくりガイドライン」

などのプログラムが予定されています。

筑波大学 知的コミュニティ基盤研究センター ワークショップ 「認知症にやさしい図書館づくり」(筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター)
http://www.kc.tsukuba.ac.jp/lecture/symposium/2017d.html

参考:
E1818 - 認知症と図書館について考えるシンポジウム<報告> カレントアウェアネス-E No.307 2016.07.14
http://current.ndl.go.jp/e1818

欧州委員会、EU域内で購入したオンラインコンテンツについて、域内の他国でも購入国と同様にアクセスできるようにすることを求める新規定について発表

2017年2月7日、欧州委員会(EC)は、欧州議会、EU加盟国およびEC担当の交渉の結果、購入したオンラインコンテンツについては、EU域内であれば国境を越えてアクセス可能とする新たな規定を設ける方針について合意に達したことを発表しました。

この新規定はデジタル単一市場に関する政策の一環として設けられるものです。EU域内のある国、例えばフランスで有料の動画サービスコンテンツを購入した場合には、利用者はクロアチアやデンマーク等、域内の他の国にいる時でも、購入した国で利用するのと同様にアクセスできるようにすることを、コンテンツ提供者に対して要求するとしています。

欧州議会で正式に承認されれば、2018年初頭から発効される見込みとのことです。

Digital Single Market: EU negotiators agree on new rules allowing Europeans to travel and enjoy online content services across borders(European Commission、2017/2/7付け)
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-17-225_en.htm

参考:

実在する図書館が舞台の映画『天使のいる図書館』、2017年2月18日から全国公開へ

奈良県葛城地域に実在する図書館を舞台とした映画『天使のいる図書館』が、2017年2月18日から全国公開されます。この映画は2016年4月に奈良県葛城地域の5市町(大和高田市、御所市、香芝市、葛城市、広陵町)で構成される葛城地域観光協議会総会で発足した「葛城地域観光振興シネマプロジェクト」が、製作を発表したもので、2017年2月11日には奈良県内で先行上映会も行われています。

東京の大学を出て地元の図書館に就職した主人公と、レファレンスサービスの仕事を通じて知り合った老婦人を中心とする物語のようです。

「天使のいる図書館」 公式ホームページ
http://www.toshokan-movie.com/

参考:
実在する図書館が舞台の映画『天使のいる図書館』(仮題)、製作へ:奈良県の5市町による「葛城地域観光振興シネマプロジェクト」
Posted 2016年7月1日
http://current.ndl.go.jp/node/31953

米国国立公文書館、“Guidance on Presidential Records”の2016年版を公開

2017年2月10日、米国国立公文書館(NARA)が、“Guidance on Presidential Records”の2016年版を公開しました。

大統領記録法(Presidential Records Act:PRA)の基礎知識のほか、如何に同館がPRAを遂行しているかや、同館が記録管理の分野で如何にホワイトハウスを支援しているかを説明しています。

Guidance on Presidential Records(NARA,2017/2/10)
https://www.archives.gov/news/fra-pra-guidance

Guidance on Presidential Records(NARA)
https://www.archives.gov/files/presidential-records-guidance.pdf

米国図書館協会(ALA)の会長は図書館情報学修士号(MLIS)保有者でなくてはならない(記事紹介)

米Library Journal誌オンライン版に米国図書館協会(ALA)の会長は図書館情報学修士号(MLIS)保有者でなくてはならない、とする論考”The Devalued MLIS: ALA’s Leader Must Be a Librarian”が掲載されています。著者はLibrary Journal誌のEditors-at-large、John N. Berry3世氏です。

この論考は2017年2月1日発行のLibrary Journal本誌に掲載されたものの再掲で、ALA冬季大会において、会長のMLIS保持規定に関する議論が行われるのに先立って執筆されたものです。ALAでは現在、会長はMLISを保持する図書館員から選出されることとなっていますが、2017年のALA冬季大会ではこの規定の見直しについて議論される予定でした。本論考はALA会長はMLISを持つ図書館員であるべき、という立場からの意見を述べたものです。

なお、2017年1月23日に行われた投票の結果、78対75と僅差ではあったものの、次期ALA会長については従来同様、MLIS保有者でなくてはならないとすることになった、とのことです。

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