アーカイブ - 2017年 2月

2月 17日

石川県、「新石川県立図書館基本構想の中間とりまとめ案」について意見を募集中

石川県が、2017年2月17日から3月17日まで、「新石川県立図書館基本構想の中間とりまとめ案」に対する意見を募集しています。

石川県では、県立図書館を、金沢大学工学部跡地に移転・建替し、県の中核図書館として機能や施設の充実を図ることを新たな長期構想において明記しています。

「新石川県立図書館基本構想(中間とりまとめ案)」は、県民の知の拠点にふさわしい図書館とすべく、年度内の構想策定に向け、検討委員会で検討した内容を取りまとめたものです。

寄せられた意見は、新石川県立図書館基本構想策定の参考にするとされています。

新石川県立図書館基本構想の中間とりまとめ案に対する意見募集(パブリックコメント)について(石川県,2017/2/17)
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kikaku/shinkenritsutoshokan.html

2月 16日

2/16(木)の「カレントアウェアネス・ポータル」メンテナンス作業は終了しました。

2017年2月16日(木)の19時から実施していた、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業は終了しました。
通常通り接続していただくことが可能になりましたので、お知らせします。

【イベント】信州発・これからの図書館フォーラム第9弾実践編「WikipediaLIB@信州」(3/20・長野)

2017年3月20日、県立長野図書館が、同館を会場に、信州発・これからの図書館フォーラム第9弾実践編として「WikipediaLIB@信州」を開催します。

WikipediaTownを、「信州の図書館」を入口としてやってみようというもので、ウィキペディアにある信州の図書館に関する記事を編集したり、新たに作成することを通じ、「調べること」「知ること」「表現すること」「伝えること」の楽しさを体験する場として開催するとのことです。

対象は公共図書館員、学校・大学図書館員、自治体関係者を初め、一般の方は誰でも参加可能で、参加費も無料ですが、事前の申し込みが必要です。

「WikipediaLIB@信州」開催します!(県立長野図書館,2017/2/14)
http://www.library.pref.nagano.jp/wikilib_170320

オーストラリア図書館協会、研究と実務の連携促進を目的に実施した調査の報告書を公開

2017年2月15日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、チャールズスタート大学と連携して、2016年後半にオーストラリア首都特別地域で行なった、調査の結果をまとめた報告書“Relevance 2020 LIS Research in Australia”を公開しました。

図書館情報学の将来の研究プロジェクトや活動を支援するために必要な研究者と実務者の連携の促進を目的に実施された調査であり、172人の大学院生、研究者、図書館員等が参加しました。

報告書では、研究や連携のための7つの障壁を指摘するとともに、

・図書館や図書館員は、自身の役割を変更し、その一部として研究を含めること
・図書館情報学分野の大学院や研究者が、研究と実務の連携促進を促す担い手になること
・情報サービスやそれらサービスの促進を含む、実務者にとってのいくつかの優先分野に対して、図書館情報学分野の研究者による更なる配慮が考えられること
・ALIAが、研究と実務者のニーズの間のギャップを繋ぐ役割を引き続き果たすこと

を推奨しています。

Launch of ALIA report: Relevance 2020, LIS Research in Australia (ALIA,2017/2/15)

【本日】メンテナンス作業のお知らせ(2017/2/16(木) 19:00~21:00ごろ)

本日2017年2月16日(木)の19時~21時ごろは、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、サイトに接続できなくなります。作業が終了次第お知らせいたします。ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。

米国図書館協会、読書会向けのオンラインプラットフォーム“Book Club Central”の立ち上げを発表

2017年2月15日、米国図書館協会(ALA)が、推薦図書リストや、熟練者向けの図書リスト等を含む、読書会等向けの情報を提供するオンラインプラットフォーム“Book Club Central”の作成を発表しています。

俳優でプロデューサーのサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)氏が名誉会長を務め、年間を通して推薦図書のタイトルを提供することになっており、“Book Club Central”を立ち上げる2017年7月24日に、開催中のALA年次大会のなかで、彼女が選んだ最初の図書リストが発表されます。

ALA to launch Book Club Central with Sarah Jessica Parker(ALA,2017/2/15)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/02/ala-launch-book-club-central-sarah-jessica-parker

韓国・国会図書館、「資治通鑑綱目」(庚子字本)の完本を国会電子図書館で公開

2017年2月16日、韓国の国会図書館が、中国の上海図書館と協力し、「資治通鑑綱目」(庚子字本)の完本を国会電子図書館で公開したと発表しています。

現在、原本は上海図書館が所蔵しており、国外所在文化財財団の調査で発見されました。

1420年に製造した銅活字(庚子字)で刊行された版本で、同版の伝来が少なく貴重で、蔵書印からは、朝鮮から日本、中国へと伝来した経緯も把握でき、歴史的価値も大きいとのことです。

국회도서관 보도자료
http://www.nanet.go.kr/libintroduce/bododata/selectBodoDataList.do
※「151 자치통감강목(資治通鑑綱目) 경자자본(庚子字本) 완질, 국회전자도서관에서 공개」とあります

国会電子図書館
http://dl.nanet.go.kr/index.do
※「테마별 collection」のタブを選ぶと「資治通鑑綱目」(庚子字本)を閲覧できます。

関連:
「資治通鑑綱目」完本発見…学界「朝鮮で初めて刊行された版本」(中央日報,2015/1/5)
http://japanese.joins.com/article/868/194868.html

参考:

京都府立図書館、「京都府図書館総合目録ネットワークシステムの充実を図る産官学連携プロジェクト」のクラウドソーシングを開始

2017年2月9日、京都府立図書館は、2016年11月30日に記者発表を行った「京都府図書館総合目録ネットワークシステムの充実を図る産官学連携プロジェクト」のクラウドソーシングを開始したと発表しています。

このプロジェクトは、京都府域の図書館のデータに対し、同定判定をクラウドソーシングにより行います。まずはISBNが付与されている本のデータの一部、約56,000件を対象に行うとのことです。システムや図書館に関心のある方を中心に広く参加を求めています。

全国の公立図書館初のクラウドソーシングを開始しました!(京都府立図書館、2017/2/9)
https://www.library.pref.kyoto.jp/?p=9196
http://www.library.pref.kyoto.jp/wp/wp-content/uploads/2017/02/20170209_PR.pdf

都道府県総合目録の将来像に関する研究プロジェクト(L-Crowd)
https://crowd4u.org/ja/projects/lcrowd#unicat

L-Crowd: インターネットでできる図書館ボランティア(図書館×クラウドソーシング)
https://crowd4u.org/ja/projects/lcrowd

参考:

Digital Science社と米・カーネギーメロン大学図書館、研究のライフサイクル全体を支えるエコシステムの開発で連携

2017年2月14日、英国のDigital Science社と米・カーネギーメロン大学図書館が連携し、研究のアイデアから普及までを研究のライフサイクル全体を支えるエコシステムの開発を行なうと発表しています。

カーネギーメロン大学図書館が、Elements、Figshare、Altmetricなどの同社の製品を導入することで、出版・引用情報・altmetrics・助成金・研究に関するデータを取得し、同大学の研究の状況を把握・分析し、教員・助成機関・政策決定者に提供する事を目的としています。

Carnegie Mellon University Partners with Digital Science to Create a C21st Library(Digital Science,2017/2/14)
https://www.digital-science.com/press-releases/carnegie-mellon-university-partners-digital-science-create-c21st-library/

Digital Science Partnership(カーネギーメロン大学図書館,2017/2/14)

米国図書館協会児童サービス部会、2017年の注目すべきビデオを発表

2017年2月14日、米国図書館協会(ALA)の児童サービス部会(ALSC)が、14歳以下の子どもを対象といた、2017年の注目すべきビデオを発表しています。

リストには上映時間や対象年齢の記載があります。

ALSC announces 2017 Notable Children's Videos(ALA,2017/2/14)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/02/alsc-announces-2017-notable-childrens-videos

Notable Children's Videos - 2017(ALSC)
http://www.ala.org/alsc/awardsgrants/notalists/ncv

米国科学振興協会、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の助成を受けた論文をオープンアクセスに

2017年2月14日、Science誌などを刊行する米国科学振興協会(AAAS)が、ビル&メリンダ・ゲイツ財団と学術コミュニケーションやオープンアクセス(OA)の促進を目的に連携すると発表しています。

同財団の助成を受けた研究論文を、同協会が刊行する雑誌において公開するに当たり、2017年1月1日以降分について、出版社版をCC BYライセンスで公開するものです。

契約期間は2017年中で、2017年後半に更新についての検討が行われます。
また、2018年には、結果報告書が公開される予定です。

AAAS Alliance to Expand Access to High-Quality Scientific Publishing(AAAS,2017/2/14)
http://www.aaas.org/news/aaas-alliance-expand-access-high-quality-scientific-publishing

2月 15日

第16回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料が公開

2017年2月13日、第16回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料が公開されました。一部の資料については検討過程のため公開されていません。

本委員会と作業部会の2016年度活動報告・2017年度活動計画について、審議が行われました。

電子リソースデータ共有作業部会からは、電子リソース管理システムの利用可能性の検証に関する報告、米国のコンソーシアムOrbis Cascade Alliance視察報告等が行われました。NACSIS-CAT検討作業部会からは「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(NACSIS-CAT詳細案)」に関する説明・審議が行われました。

第16回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨および配布資料を公開しました(これからの学術情報システム構築検討委員会, 2017/2/13)
http://www.nii.ac.jp/content/korekara/2017/02/16_1.html

高知県、新図書館等複合施設「オーテピア」のロゴマークを発表

2017年2月15日、高知県が、新図書館等複合施設「オーテピア」のロゴマークを発表しています。

540の応募作品の中から、選考委員会での選考等を経て決定したものです。

新図書館等複合施設「オーテピア」のロゴマーク決定!(高知県,2017/2/15)
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/312201/2017020900171.html

参考:
高知県、「オーテピア高知図書館サービス計画」を策定し公開
Posted 2017年2月7日
http://current.ndl.go.jp/node/33405

米国議会図書館長、下院の議員運営委員会の公聴会で、今後の優先事項について証言

2017年2月6日、米国議会図書館(LC)館長のCarla D. Hayden氏が、下院の議員運営委員会で行われた、下院及び立法府の2018年度以降の優先事項に関する公聴会において証言し、LCの利用者に、同館の強みや課題などを評価してもらうことを計画しており、その結果に基づき、今後の方向性や優先順位を決めること、主要なコンピュータの機能の最新化、データセンターのキャピトル・ヒルから離れた場所への移転、LCが引き続き米国著作権局を管轄することの必要性等を述べています。

Hearing: Priorities of the House Officers and Legislative Branch Entities for FY 2018 and Beyond(U.S. House of Representatives Committee Repository
http://docs.house.gov/Committee/Calendar/ByEvent.aspx?EventID=105520

Statement of Dr. Carla Hayden Librarian of Congress

東北大学、「動画でふりかえる3.11―東日本大震災公開動画ファインダー―」を公開

2017年2月10日、東北大学災害科学国際研究所は、東日本大震災の津波の発生状況・被害を映像でたどることができる動画検索システム「動画でふりかえる3.11-東日本大震災公開動画ファインダー-」を公開しました。

このウェブサイトでは、インターネット上に公開されている動画から、東日本大震災に関連するものだけを選んでリンクし、「どこで」撮影されたものか分かるように、撮影された「場所」を地図上にプロットしています。2017年2月現在、約1,700件の東日本大震災に関する動画がリンクされています。

津波の来襲状況や被害に関する動画検索システム「動画でふりかえる3.11 ―東日本大震災公開動画ファインダー―」を公開しました(東北大学、2017/2/10)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/02/press20170210-01.html

「動画でふりかえる3.11」-東日本大震災公開動画ファインダー-
http://311movie.irides.tohoku.ac.jp/SearchPage?16

参考:
【イベント】「第8回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(2/17・岩手)
Posted 2017年2月1日

米・イェール大学図書館、ワークショップ“Know before you go: Researching East Asia in the U.S.”を開催

2017年2月17日、米・イェール大学図書館が、ワークショップシリーズ“Know before you go: Researching East Asia in the U.S.”を開催します。

米国の主要な東アジアコレクション所蔵機関の図書館員や館長を招き、貴重資料、最近の購入資料、デジタル化プロジェクト、旅費の補助金、利用方法等についての説明を受けるもので、プリンストン大学東アジア図書館の館長で中国及び西洋の書誌学者のMartin Heijdra氏及び日本研究司書の野口契子氏による講演が行われます。

夏休みなど近い将来に調査のために他の図書館を訪れる際のコネクション作りもワークショップの目的とされています。

Know before You Go: Researching East Asia in the U.S. - East Asian Library and the Gest Collection, Princeton University(イェール大学図書館,2017/2/14)
http://web.library.yale.edu/news/2017/02/know-you-go-researching-east-asia-us-east-asian-library-and

参考:

米国学校図書館員協会、ソーシャルメディアを活用して学校図書館の活動を促進している図書館員を評価するプログラム“Social Media Superstars”を開始

米国学校図書館員協会(AASL)が、新しい評価プログラム“Social Media Superstars”を開始すると発表しています。

学校図書館のプロモーション活動におけるソーシャルメディアの役割を認識し実施されるもので、ソーシャルメディアを用いて、情報、専門知識、アイデア、激励、対話、インスピレーションを共有することで、学校図書館の業務を活性化している学校図書館員を、学校図書館員の推薦に基づいて評価するプログラムです。

Sensational Student Voice、Advocacy Ambassador、Tech Troubadour、Program Pioneer、Curriculum Champion、Leadership Luminary、Social Justice Defenderの7つの部門があり、公募期間は2017年2月13日から3月10日までで、3月20日に最終候補者が選ばれ、2017年の米国図書館協会の年次大会で発表されます。

米国図書館協会を含む米国の69の団体が、連邦政府が政府機関ウェブサイトから情報を削除する際、事前に公衆に周知するよう要請

2017年2月13日、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、米国法律図書館協会(AAAL)を含む、米国の69の団体が、連邦政府に対して、政府のウェブサイトから公開情報を削除する際、事前に公衆に対して適切な通知を行ない、法的要件を満たすよう要請しています。

農務省、環境保護局、教育省のウェブサイトから情報が失われているとの報告があるなかで、行政管理予算局に書簡を送り、公的情報に重大な変更を行なう際には、適切な周知を行なうよう政府機関に通知することを求めたものです。

また、政府機関に対して、ウェブサイトの情報を削除する前に削除の正当性を説明することや、削除された情報へのアクセス方法について説明することも求めています。

Public interest groups: Agencies must notify public before stripping online government data(OPEN THE GOVERNMENT.ORG,2017/2/13)
http://www.openthegovernment.org/node/5427

書簡

THORプロジェクト、報告書“Services that Support Claiming of Datasets in Multiple Workflows”を公表

2017年2月13日、THORプロジェクトが、既存の出版物とは異なり、研究データやソフトウェアなどの研究成果物には、その信頼性を担保する仕組みがないとの認識のもと、研究者や寄与者のORCIDレコードとデータセットを関連づけることを可能にするために行った取り組みの進捗状況をまとめた報告書“Services that Support Claiming of Datasets in Multiple Workflows”を公表しました。

生命科学、地球環境科学、高エネルギー物理学分野での上記フローの実装によって得られた結果、課題等を報告しています。

Giving Credit for Data with Claiming Services(THOR,2017/2/13)
https://project-thor.eu/2017/02/13/giving-credit-for-data-with-claiming-services/

Services that Support Claiming of Datasets in Multiple Workflows
http://doi.org/10.5281/zenodo.290649

参考:
E1850 - THORプロジェクト報告書:分野別データベースへのORCID統合

オランダの10の学術・研究機関等が“Nationaal plan open science”を策定し、公開

2017年2月9日、オランダにおいて、ウェブサイト“openscience.nl”が立ち上げられ、“Nationaal plan open science”が公開されました。

2016年4月のオープンサイエンスに関するアクションプラン“EU action plan for Open Science”の公表、2016年5月のEU競争力担当相理事会によるオープンアクセス化に関する合意や、2017年1月19日に、教育・文化・科学省副大臣のデッカー(Sander Dekker)氏が、議会に提示したオープンサイエンスに関する公式文書において、利害関係者の広範な連携によるオープンサイエンスに関する国家計画の策定を要請したこと等をうけ、オランダ科学研究機構(NWO)、オランダ王立芸術科学アカデミー (KNAW)、オランダ大学協会(VSNU)、オランダ保健研究開発機構(ZonMW)、高等職業教育機関協会(Vereniging Hogescholen)、オランダ王立図書館(KB)、SURF財団、オランダ大学病院連合(NFU)、Promovendi Netwerk Nederland 、GO FAIRの10の学術・研究機関等が策定し、公開したものです。

“Nationaal plan open science”では、今後数年間の重点目標として以下が掲げられています。

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