アーカイブ - 2017年 2月

2月 23日

韓国国立中央図書館、点字・録音化された詩を検索・利用できる「詩コレクション」を公開へ

韓国国立中央図書館(NLK)が、点字・録音化された詩を検索し、利用することができる「詩コレクション」を2017年3月に公開すると発表しています。

公開時点では47冊の詩集からの4,470篇の詩が収録されており、今後順次拡大していく予定です。

詩集のタイトルや、個々の詩のタイトルから検索ができ、ダウンロードして利用することができます。また、国家代替資料共有システム(DREAM)のアプリからも利用可能です。

国土地理院、指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開

2017年2月22日、国土地理院が、指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開したと発表しています。

2013年6月に災害対策基本法が改正され、市町村長による「指定緊急避難場所」と「指定避難所」の指定制度が2014年4月に施行されたことを受け、国土地理院、内閣府及び消防庁では、都道府県、市町村等と協力し、ウェブ地図上に表示できる指定緊急避難場所データの整備を進めてきたとのことです。

今後も、整備が完了した市町村のデータを順次公開していくとともに、指定内容に変更があった場合はデータが更新されます。

指定緊急避難場所データを「地理院地図」から公開(国土地理院,2017/2/22)
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/bousaichiri60030.html

地理院地図(電子国土Web)
https://maps.gsi.go.jp/

フィンランド、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」達成のための国家開発計画を発表:公共図書館を市民権・多様性・民主主義を促進するものとして位置付け

2017年2月2日、フィンランドが、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」達成のための国家開発計画を発表しました。

フィンランド図書館協会の理事長Rauha Maarno氏が、国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトに寄稿した記事によると、同計画では、公共図書館は、市民権・文化の多様性・民主主義を促進するものとして位置付けられているとのことです。

2017年1月に改正された図書館法でも、図書館は、民主主義を構築し、社会の対話と繋がりを進展させるものとして位置付けられており、フィンランド図書館協会では、持続可能な開発に関する国の委員会とも連絡を取って会合を開催したり、国内のNGOの活動にも積極的に関与したり、政府の計画や文書を図書館に紹介したりするなどの活動を行なってきたとのことです。

Libraries included in the recently published Finnish National Development Plan(IFLA,2017/2/22)
http://www.ifla.org/node/11226

東京国立近代美術館、「日本アニメーション映画クラシックス」ウェブサイトを公開

2017年2月22日、東京国立近代美術館が、「日本アニメーション映画クラシックス」ウェブサイトを公開しました。

同館のフィルムセンターが所蔵するアニメーション映画の中から、現存する最も初期のアニメーション映画『なまくら刀』(1917年公開)をはじめ、1917年から1941年に製作・上映された64作品が公開されています。

配信動画は年代順・作品名順のリスト表示だけでなく、「物語」、「アクション」、「演出技法」、「キャラクター」といったカテゴリーによる複数の切り口から見つけることができるほか、作家紹介ページから、個々の作家の公開作品を網羅的に見ることもできます。

また、2010年に開催された企画展「アニメーションの先駆者 大藤信郎」をもとに再構成した「大藤信郎記念館」のページでは、大藤信郎氏の手書き台本、造形作品や切り紙キャラクターなど、約140点の資料を見ることができます。

ウェブサイトは、2017年末までの試験公開となっており、アンケートによる意見募集を行なっています。

また、ウェブサイトでの作品公開過程での著作権者の調査において、没年や連絡先が不明のままであったものに関して、引き続き情報の提供を呼びかけています。

立命館大学アート・リサーチセンター及び京都の鉄道・バスアーカイブ研究会が「京都の鉄道・バス 写真データベース」を公開

2017年2月22日、立命館大学アート・リサーチセンター及び京都の鉄道・バスアーカイブ研究会が「京都の鉄道・バス 写真データベース」を公開しました。

京都市電の写真を収集してデジタル化し、約2,000点の写真を公開するシステムを構築したものです。

システム公開にあわせ、2月22日から2月24日まで、ひと・まち交流館京都において、1960年代前後を中心とした約60点の市電の写真を展示する展示会「古写真から見た昭和京都の生活~市電の音が聞こえる風景~」が開催されます。

来場者が市電に関わる思い出を地図上に自由に書き込めるようになっているほか、2月26日にはギャラリートークが行われます。

古写真から見た昭和京都の生活~市電の音が聞こえる風景~(立命館大学アート・リサーチセンター,2017/2/22)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/app/news/pc/001328.html

東京都立図書館、多摩図書館移転オープンPR動画をYouTubeで公開

2017年2月20日、東京都立図書館が、1月29日に国分寺市に移転オープンした、都立多摩図書館の移転オープンPR動画をYouTubeの東京都公式チャンネルで公開したと発表しています。

動画には日本語版と英語版があります。

多摩図書館移転オープンPR動画を東京都公式YouTubeに公開しました。(東京都立図書館,2017/2/20)
http://www.library.metro.tokyo.jp/home/news/tabid/2287/Default.aspx?itemid=1526

東京都立多摩図書館 平成29年1月西国分寺に移転オープン (Youtube)
https://youtu.be/vbNd94tzFmI
※日本語版

2月 22日

【イベント】科学データ研究会・WDS国内シンポジウム(3/9-10・東京)

2017年3月9日から10日まで、名古屋大学宇宙地球環境研究所、情報通信研究機構、研究データ利活用協議会、日本学術会議情報学委員会国際サイエンスデータ分科会WDS小委員会の共催によるシンポジウム「科学データ研究会・WDS国内シンポジウム」が開催されます。

科学データ研究会は、科学データに関する国内外の動向に関する情報共有や、オープンデータに向けたインフラ整備、技術的課題等に向けた連携を図ることを主な目的として開催されています。事前参加登録は不要とのことです。

2016年度名古屋大学宇宙地球環境研究所​ 科学データ研究会・WDS国内シンポジウム
http://takashiwatanabe.wixsite.com/science-data

日本学術会議情報学委員会・国際サイエンスデータ分科会WDS小委員会
http://takashiwatanabe.wixsite.com/wds-japan

韓国・文化体育観光部、「2016全国文化基盤施設実態調査結果」を発表

2017年2月21日、韓国・文化体育観光部が、「2016全国文化基盤施設実態調査結果」を発表しました。

同部が発表した調査結果の概要によると、全国の文化基盤施設(公共図書館、博物館、美術館、文化芸術会館など)の数は、前年より76館増加して2,595館となったとのことです。

施設は、首都圏(ソウル特別市、仁川広域市、京畿道)に945館(36.4%)、その他の地域に1,650館(63.6%)あり、首都圏の1つの市・道あたりの平均施設数は315館で、その他の地域の118館より多いですが、人口100万にあたりで計算すると、その他の地域では63館、首都圏では37館となります。

また、1施設あたりの平均職員数は10.62人で、そのうち専門職の割合は37.38%となっています。

文化体育観光部では、調査結果をもとに、地方公共団体と協力し、数が継続して増えている文化基盤施設のプログラムと連携するなどして、地域住民による活用が進むように支援する計画とのことです。

米・ジョージア州立大学図書館、デモ行進“Women's March”関連資料を収集し、オンラインで公開

米・ジョージア州立大学図書館が、2017年2月21日付の同館のブログで、1月21日に首都・ワシントンで行われたWomen's Marchと連携して行われた、“Atlanta March for Social Justice and Women”やその他ジョージア州の住民が参加したデモ行進に関する資料の収集に取り組んでいることを紹介しています。

既に、デモ行進参加者へのオーラルヒストリーインタビューや、写真・動画・エフェメラ類などの寄贈の受付を始めており、コレクションの利用方法などを知らせる“Research Guide”も公開されました。

収集された資料は、同館のデジタルコレクションで利用できるほか、米国アーキビスト協会(SAA)の Women Archivists Sectionが実施している“Women’s March on Washington Archives Project”とも共有されます。

カナダ・トロント公共図書館、無料のWi-Fi、パソコン、タブレット等を備えた移動図書館車の運行開始

カナダ・トロント公共図書館が、図書に加え、無料のWi-Fi、パソコン、タブレット等を備えた移動図書館車の運行を、2017年5月から開始するとのことです。

2017年2月21日に開催された、同館の図書館委員会(Library Board)に提出されたレポートで報告されており、地元メディアの報道によると、現在2台ある移動図書館車に換えて、30万ドルで作成されたものです。

取材に対し、図書館委員会の委員は、就職活動や研究のために来館している住民にとって素晴らしいことであるし、新しい移動図書館の運行で、より多くの住民にサービスを提供できるようになると述べています。

米国デジタル公共図書館、“DPLAfest 2017”のプログラムを公開

米国デジタル公共図書館(DPLA)が、2017年4月20日・21日に米・シカゴ公共図書館ハロルドワシントン図書館センターで開催する、ワークショップ、発表やディスカッションなどを行うイベント“DPLAfest 2017”のプログラムを公開しました。

DPLAfest 2017 Program Now Available(DPLA,2017/2/21)
https://dp.la/info/2017/02/21/dplafest-2017-program/

DPLAfest 2017
https://dplafest2017.sched.com/

参考:
E1646 - 米国デジタル公共図書館(DPLA)戦略計画2015-2017
カレントアウェアネス-E No.274 2015.01.22
http://current.ndl.go.jp/e1646

国立公文書館が『アーカイブズ』第63号を公開:富岡町(福島県)での文化財保全活動に関する記事を掲載

国立公文書館が、『アーカイブズ』第63号を、同館ウェブサイトで公開しました。

福島県富岡町教育委員会の三瓶秀文氏による「東日本大震災と原子力発電所事故からの文化財保全への取り組み」という記事が掲載されています。

『アーカイブズ』第63号(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/publication/archives/

東日本大震災と原子力発電所事故からの文化財保全への取り組み
http://www.archives.go.jp/publication/archives/no063/5774

沖縄県立図書館、県内市町村字史(誌)共同所蔵目録を公開

2017年2月22日、沖縄県立図書館が、県内市町村立図書館等と共同で市町村史・字誌等の目録を作成し、公開しました。

2016年6月時点の県立図書館所蔵の市町村字誌所蔵目録を基に、各市町村立図書館等が自館の所蔵状況及び県立図書館未所蔵資料を調査し、整理したもので、調査の対象は、主に市町村史・字史(個人編纂も含む)・郷友会誌等となっています。

沖縄県立図書館 お知らせ
http://www.library.pref.okinawa.jp/
※「県内市町村字史(誌)共同所蔵目録を公開しました(2017年2月22日)」とあります。

広島大学図書館、教科書コレクション画像データベースで全文画像を公開

2017年2月22日、広島大学図書館が、教科書コレクション画像データベースの公開画像を拡張したと発表しています。

これまで部分画像(表紙、奥付などのみ)公開であった資料のうち、2,368点の全文画像公開を行ったもので、全収録資料5,607点中、3,977点の全文画像が公開となったとのことです。

併せて、本データベースに収録されている約200点の主要資料について、資料の内容や成立背景などを説明した解題の付与を進めているとのことです。

2月 21日

【イベント】三田図書館・情報学会、第170回月例会「京都大学におけるオープンアクセス推進活動」(3/18・東京)

2017年3月18日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第170回月例会「京都大学におけるオープンアクセス推進活動」を開催します。発表者は京都大学附属図書館学術支援課の鈴木秀樹氏です。

この会では2015年4月の「京都大学オープンアクセス方針」策定から現在まで、さらに今後の事業について紹介されるとのことです。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
E1686 - 京都大学オープンアクセス方針採択の経緯 カレントアウェアネス-E No.284 2015.07.09
http://current.ndl.go.jp/e1686

Altmetric社の機関向けサービスExplorer for Institutions上でWeb of Scienceの被引用数データ等が閲覧可能に

2017年2月15日、Altmetric社は機関向けサービスExplorer for Institutions(EFI)に、新たにClarivate Analytics社のWeb of Scienceのデータを統合したことを発表しました。この統合により、EFIのプラットフォーム上でWeb of Scienceにおける被引用数等を閲覧することができるようになります。Altmetric社によれば、いわゆるオルトメトリクスを提供しているサービスのうち、Web of Scienceのデータを併せて閲覧可能にしたのはEFIが初とのことです。

Hindawi社、新規の投稿論文についてはデータの可用性に関する言及を含めるよう要求する方針を発表

2017年2月16日、オープンアクセス(OA)出版を手掛けるHindawi社は、今後新たに同社の雑誌に投稿される論文については、用いた研究データの可用性に関する言及(Data Availability Statement)を含めるよう求める方針を発表しました。今後、より包括的なオープンデータ方針を構築していくための第一段階であるとのことです。

Data Availability at Hindawi(Hindawi、2017/2/16付け)
http://about.hindawi.com/opinion/data-availability-at-hindawi/

Hindawi、論文投稿時にData Availability Statementを要求(STI Updates、2017/2/21付け)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9444

Open Knowledge International、Omidyar Networkから150万ドルの資金提供を受けたことを発表

2017年2月20日、Open Knowledge International(OKI)が、慈善的投資事業を手掛けるOmidyar Networkから2年間で150万ドルの資金提供を受けたことを発表しました。

OKIはオープンデータの実現によって市民のデータへのアクセスやそれを活用した問題解決を支援することを目的とする非営利団体で、2016年に名称をOpen Knowledge Foundationから現在のOKIに変更しました。Omidyar NetworkはeBayの創設者らが立ち上げた団体で、営利・非営利を問わず人々の生活を改善するようなイノベーション事業に対して投資を行っているとのことです。

OKIは今回提供された150万ドルを新たな市民社会に焦点を当てた戦略の開発・実現に用いるとしています。

『週刊新刊全点案内』が2000号に到達

図書館流通センター(TRC)は2017年2月16日、同社が発行する図書館向け選書用資料『週刊新刊全点案内』が2017年2月14日号で2000号に到達したと発表しました。

TRCのウェブサイトでは『週刊新刊全点案内』の2000号までのあゆみも紹介されています。

『週刊新刊全点案内』が2017年2月14日号にて2000号を達成しました(TRC、2017/2/16付け)
https://www.trc.co.jp/information/170214_zenten.html

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