2017年2月6日、米国議会図書館(LC)館長のCarla D. Hayden氏が、下院の議員運営委員会で行われた、下院及び立法府の2018年度以降の優先事項に関する公聴会において証言し、LCの利用者に、同館の強みや課題などを評価してもらうことを計画しており、その結果に基づき、今後の方向性や優先順位を決めること、主要なコンピュータの機能の最新化、データセンターのキャピトル・ヒルから離れた場所への移転、LCが引き続き米国著作権局を管轄することの必要性等を述べています。
Public interest groups: Agencies must notify public before stripping online government data(OPEN THE GOVERNMENT.ORG,2017/2/13) http://www.openthegovernment.org/node/5427
2017年2月13日、THORプロジェクトが、既存の出版物とは異なり、研究データやソフトウェアなどの研究成果物には、その信頼性を担保する仕組みがないとの認識のもと、研究者や寄与者のORCIDレコードとデータセットを関連づけることを可能にするために行った取り組みの進捗状況をまとめた報告書“Services that Support Claiming of Datasets in Multiple Workflows”を公表しました。
2017年2月9日、オランダにおいて、ウェブサイト“openscience.nl”が立ち上げられ、“Nationaal plan open science”が公開されました。
2016年4月のオープンサイエンスに関するアクションプラン“EU action plan for Open Science”の公表、2016年5月のEU競争力担当相理事会によるオープンアクセス化に関する合意や、2017年1月19日に、教育・文化・科学省副大臣のデッカー(Sander Dekker)氏が、議会に提示したオープンサイエンスに関する公式文書において、利害関係者の広範な連携によるオープンサイエンスに関する国家計画の策定を要請したこと等をうけ、オランダ科学研究機構(NWO)、オランダ王立芸術科学アカデミー (KNAW)、オランダ大学協会(VSNU)、オランダ保健研究開発機構(ZonMW)、高等職業教育機関協会(Vereniging Hogescholen)、オランダ王立図書館(KB)、SURF財団、オランダ大学病院連合(NFU)、Promovendi Netwerk Nederland 、GO FAIRの10の学術・研究機関等が策定し、公開したものです。
“Nationaal plan open science”では、今後数年間の重点目標として以下が掲げられています。