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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2017年1月5日、ホワイトハウスは、オバマ政権がソーシャルメディア上で発信したコンテンツを独創的にアーカイブするプロジェクトを発表しました。
これは、2016年10月にホワイトハウスが、オバマ政権のソーシャルメディアのコンテンツを保存・公開することを発表した際に、独創的なアーカイブ・活用の方法を募集していたものです。
次のようなプロジェクトが発表されています。
・ソーシャルメディアのコンテンツをアーカイブするシステムArchiveSocialが、25万件以上のオバマ政権のソーシャルメディアのコンテンツをアーカイブして、日付・プラットフォーム・キーワードで検索可能に。 ・デジタルアートを支援する団体Rhizomeが、オバマ政権と関係のあるインターネットカルチャーについてのエッセーを公開 ・MIT Media Labなどが、ホワイトハウスがTwitterで最も多く取り上げたトピックは何かについて分析 ・GIFファイルの検索エンジンGiphyが、ホワイトハウスが発信したすべてのGIFファイルと、ホワイトハウスのVineのすべてのコンテンツを閲覧することができるページを公開 ・オレゴン州の企業Feel Train社が新しいTwitterのボットを生成して、今後8年間、ホワイトハウスのツイートを再びツイート
2017年2月14日、国立情報学研究所において、第3回 SPARC Japan セミナー2016「科学的知識創成の新たな標準基盤へ向けて : オープンサイエンス再考」が開催されます。
第3回セミナーでは、一年間のSPARC Japanセミナーを総括し、オープンサイエンスを「しなければならないこと」「すべきこと」「したほうが利益があること」「せざるを得ないこと」など多角的に再考することで、オープンサイエンスの先にある科学的知識創成の新たな標準基盤について考えます。
以下の内容や、パネルディスカッションが予定されています。参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
・ヨーロッパにみるオープンサイエンスの状況 Ron Dekker氏(European Commission (DG Research & Innovation)) ・ディープラーニングとオープンサイエンス~研究の爆速化が引き起こす摩擦なき情報流通へのシフト~ 北本朝展氏(国立情報学研究所) ・JSTにおけるオープンサイエンスへの対応(DMP導入試行をはじめとして) 小賀坂康志氏(科学技術振興機構) ・オープンサイエンスにおけるライセンス 小野寺千栄氏(物質・材料研究機構) ・地球環境情報分野における研究データ共有に関する意識調査:研究現場の実態
2016年11月16日に発生した火災により閉館していた私設図書館「専称寺文庫」が、12月1日に貸出しを再開したと発表しています。
同文庫のウェブサイトでは、火災後第一報である2016年12月25日付けの館長便りも掲載され、近況が報告されています。
これらによると、火災により焼失したのは建物の一部で、蔵書も半数以上は焼失を免れた模様です。
最新&更新情報(専称寺文庫)http://park22.wakwak.com/~s-bunko/index.html ※「貸出再開のご案内」が掲載されています。
No.32 館長便り(専称寺文庫、2016/12/25)http://park22.wakwak.com/~s-bunko/kancho.html#no32
2017年1月5日、Internet Archive(IA)は、“Trump Archive”を公開しました。
このアーカイブには、IAの“TV News Archive”から、スピーチ、インタビュー、ディベートなど米国のDonald Trump次期大統領に関する約750のテレビ放送のビデオコンテンツが収録されています。収録範囲は2009年12月から現在までのコンテンツで、収録時間は520時間を超えています。移民などに関する500以上の事実確認がされたステートメントが含まれています。収録されているコンテンツの字幕の検索も可能です。現在も、コレクションの拡大や検索の効率性の向上のための作業が進行中とのことです。
このアーカイブへ追加された資料についてはRSSフィードが利用可能です。
IAは、このアーカイブは他の公務員に関するアーカイブを作成するための実験的なモデルであると考えています。
Internet Archive’s Trump Archive launches today(Internet Archive Blogs, 2017/1/5)https://blog.archive.org/2017/01/05/internet-archives-trump-archive-launches-today/
Trump Archive(IA)
2017年1月5日、国際電子出版フォーラム(IDPF)が、電子書籍の規格EPUBの新バージョンEPUB 3.1が“Recommended Specification”として満場一致で承認されたと発表しています。
Members Unanimously Approve EPUB 3.1 as an IDPF Recommended Specification(IDPF,2017/1/5)http://idpf.org/news/members-unanimously-approve-epub-31-as-an-idpf-recommended-specification
参考: 電子書籍フォーマットEPUB 3.1のEditor's Draftの第2版が公開 Posted 2016年4月27日http://current.ndl.go.jp/node/31468
2017年1月5日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、イリノイ州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始したと発表しています。
イリノイ州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)は、イリノイ州立大学、シカゴ公共図書館、“Consortium of Academic and Research Libraries of Illinois (CARLI)”、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が連携して担っています。
Illinois Digital Heritage Hub now live in DPLA(DPLA,2017/1/5)https://dp.la/info/2017/01/05/illinois-digital-heritage-hub-now-live-in-dpla/
参考: 米国デジタル公共図書館(DPLA)、サービス・ハブを4拠点追加(イリノイ州・ミシガン州・ペンシルバニア州・ウィスコンシン州) Posted 2015年8月31日http://current.ndl.go.jp/node/29313
CA1857 - 米国デジタル公共図書館(DPLA)の過去・現在・未来 / 塩﨑 亮,佐藤健人,安藤大輝 カレントアウェアネス No.325 2015年9月20日
2017年1月5日、ProQuest社が“Toward an Information Literate Society Results from a 2016 ProQuest Survey”を公開しました。
大学、コミュニティカレッジ、高校、公共図書館の図書館員217名を対象に、図書館員及び利用者が感じている情報リテラシーの重要性、図書館員が利用者に情報リテラシーを身に着けさせるために行っている方法、図書館員が自身の情報リテラシーの指導方法で改善できると感じている点を調査したものです。
ProQuest Releases Results of its 2016 Information Literacy Survey( ProQuest,2017/1/5)http://www.proquest.com/about/news/2017/ProQuest-Releases-Results-of-its-2016-Information-Literacy-Survey.html
Toward an Information Literate Society Results from a 2016 ProQuest Survey(ProQuest)
2017年1月21日13時から18時まで、京都大学北部構内理学研究科セミナーハウスにおいて、キックオフ研究会「デジタルアーカイブの再設計~資料の利用のために何をすべきか/何ができるか~」が開催されます。
下記の報告やディスカッションが予定されています。事前申込が必要です。
・「研究資源」から見るデジタルアーカイブの課題─京都大学研究資源アーカイブを事例に─ 齋藤歩氏(京都大学総合博物館) ・大学アーカイブズにおけるデジタルアーカイブ構築-東京大学文書館を事例に- 加藤諭氏(東京大学文書館) ・伝統的アーカイブズ学の理念を反映したデジタルアーカイブ 橋本陽氏(帝国データバンク史料館) ・デジタルアーカイブ構築における機関連携の可能性と条件―イギリスの事例から― 渡辺悦子氏(国立公文書館) ・地域研究資料の共有とデジタルアーカイブの距離 亀田尭宙氏(京都大学東南アジア地域研究研究所) ・アーカイブズ記述のための概念モデル(RiC)の動向―Draft 0.1版の概要― 寺澤正直氏(内閣府大臣官房公文書管理課) ・ユーザーが語るデジタルアーカイブに必要な機能と限界 加藤聖文氏(国文学研究資料館)
次世代デジタルアーカイブ研究会(K.U.RESEARCH)
2017年1月5日、韓国国立中央図書館(NLK)が、同館が実施しているウェブアーカイブ“OASIS”の2017年の計画を発表しています。
2004年に試験収集を行ない、2005年から本格的に選択収集を開始したOASISでは、2016年までに韓国のドメイン約100万件のうち、22万5,470件を収集しています。
2016年には、OASISのウェブサイトの更新、“co.kr”を対象とした包括収集の試験、“.com”、“.net”、“.org”への収集拡大のための分析作業が実施されています。
2017年には包括収集を30万件に拡大するとともに、収集したウェブサイトの活用のため視覚化サービスを開発する計画であると発表されています。
사라진 웹사이트, 타임머신 타고 Go Go~(NLK,2017/1/5)http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8911¬ice_type_code=3&cate_no=4
参考: E1836 - オンライン資料の納本制度の現在(4)韓国 カレントアウェアネス-E No.310 2016.09.01http://current.ndl.go.jp/e1836
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