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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2017年2月8日13時30分から16時30分まで、日本写真家協会による、page2017オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー「時代を記録した写真原板に光を!―眠っていた写真原板を目覚めさせ、活用しよう―」が開催されます。
以下の講演や、保存に適した包材のデモンストレーションが予定されています。参加費は無料ですが、事前申込が必要です(定員100名、申込締切1/31)
1 :「日本写真保存センターの役割」 松本徳彦氏(日本写真家協会) 2 :「写真原板の適切な保存」 中川裕美氏(日本写真保存センター) 3 :「写真原板のデータベース」 河原健一郎氏(日本写真保存センター) 4 :「写真原板データベースの価値について」(仮題) 丸川雄三氏(国立民族学博物館、日本写真保存センター)
page2017オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー開催のお知らせ(2月8日)(日本写真家協会、2016/12/31)http://www.jps.gr.jp/page-2017/http://www.jps.gr.jp/wp-content/uploads/2017/01/20170208.pdf
page2017オープンイベント セミナー開催のお知らせ(2月8日)(日本写真家協会日本写真保存センター、2017/1/6)
Taylor & Francisグループと、独・マックスプランク協会(Max Planck Society)が、マックスプランク研究所の研究者が、Taylor & Francis及びグループ会社のRoutledge社とCogent OA社の2,390の査読誌において、オープンアクセスで論文を出版することに関して、3年間の協定を結んだと発表しています。
出版費用は、Max Planck Digital Libraryが支出します。
Max Planck and Taylor & Francis Group sign open access agreement(Taylor & Francis,2017/1)http://newsroom.taylorandfrancisgroup.com/news/press-release/max-planck-and-taylor-francis-group-sign-open-access-agreement
New Taylor & Francis Open Access Agreement(Max Planck Digital Library,2017/1/17)https://www.mpdl.mpg.de/en/about-us/news.html#taylor-news-en
参考:
2017年1月17日、米国図書館協会(ALA)の図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)が、専門能力の開発、リーダーシップの養成、ネットワークの構築機会の提供、会員による学習サークルの拡充など、会員のキャリア開発の促進を目的に、メンタリングプログラムを開始すると発表しています。
現在、最初のメンターとメンティの募集が行われています。
ALCTS announces new mentoring program(ALA,2017/1/17)http://www.ala.org/news/member-news/2017/01/alcts-announces-new-mentoring-program
ALCTS Mentoring Program(ALCTS)http://www.ala.org/alcts/mgrps/howto/mentor
2017年1月付けで、地方自治体行政に関する提言等を行っている米国の団体ICMA(International City/County Management Association)が、地域の課題を解決するための公共図書館の役割に焦点をあてた調査の要約“Local Libraries Advancing Community Goals, 2016 ”を公開しました。
同調査は、公共図書館協会(PLA)や教育・政策研究機関のAspen Instituteと連携し、行政職員や地方政府の指導者2,000人を対象に2016年春に行ったもので、如何に公共図書館を活用して地域の課題を改善させることができるか、如何に政府機関が図書館の指導者と連携し、住民参加や情報提供等による地域の強化が可能かについて理解するために実施され、2010年に行った調査をフォローアップするものとして位置付けられています。
PLAの解説によれば、地域の教育やデジタルインクルージョン(包摂)における課題を支援する重要なリソースとして公共図書館が想定されている事が明らかになったとしています。
Local Libraries Advancing Community Goals, 2016 (ICMA)
定額制で、生き物図鑑の電子書籍が読み放題となるサイト「図鑑.jp」が、2017年1月17日にサービスを開始しました。
このサイトは、株式会社山と溪谷社が運営しています。同社や他の出版社が発行する図鑑など、「植物コース」14タイトル、「野鳥コース」8タイトルが閲覧できます。品切れ・絶版となっているタイトルや、公共機関が発行する調査報告書など、入手困難な資料も含まれます。
サービス開始にあたり、紙の図鑑から計1万ページ以上がEPUB形式で電子化されています。
植物約9,000種・野鳥約800種がデータベース化され、和名・科名・学名から横断検索して参照できます。また、会員が質問をしたり、写真を投稿して報告したりできる掲示板もあり、会員から寄せられた報告で図鑑が補完されるとしています。
当初は「植物コース」と「野鳥コース」が設けられ、順次「きのこ」「魚類」「昆虫」などジャンルを拡大していきたいとのことです。
料金は個人向けと法人向けがあり、それぞれ植物コースと野鳥コースがあります。教育機関向け・図書館向けのライセンスも検討しているとのことです。非会員や無料会員でも、横断検索や掲示板の利用は可能です。
生き物図鑑が読み放題の「図鑑.jp」提供開始、絶版書も含む専門図鑑を電子化(Internet Watch, 2017/1/17)
2017年は阪神・淡路大震災から22年目となり、神戸大学では、災害について広く考えるため、災害に関わる資料を展示する展示会が行われています。展示内容、日程及び会場は次のとおりです。
1.リバイバル展 阪神・淡路大震災関連資料「つたえる・つながる~阪神・淡路大震災20年~」(※2014年度のリバイバル展示)(2017.1.12-2.1、神戸大学社会科学系図書館)
2.小企画展「災害の記憶を伝える0.1:安政南海地震の記憶と文化財」(2017.1.12-2.1、神戸大学社会科学系図書館)
3.小企画展「災害の記憶を伝える0.2:災害と文化財~阪神・淡路大震災によせて~」(2017.1.12-2.10、神戸大学人文科学図書館ラーニングコモンズ)
4.企画展「災害の記憶を伝える1:景観文化財の継承と活用~神戸港、旧居留地の事例~」(2017.1.31-3.29、神戸大学百年記念館)
5.巡回展「災害の記憶を伝える1:景観文化財の継承と活用」(2017.4.14-5.24、神戸大学海事博物館)
主催は、1は神戸大学附属図書館、2から5は神戸大学人文学研究科・文学部地理学教室です。3の図書展示については神戸大学人文科学図書館が共催しています。
阪神・淡路大震災/災害の記憶を伝える(神戸大学、2017/1/12付け)
2017年1月17日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2017年の大学図書館優秀賞受賞館を発表しています。
コミュニティカレッジ部門には、マイアミ・デードカレッジのLearning Resourcesが、カレッジ部門には、コロンビアカレッジシカゴ図書館、大学部門には、サンタクララ大学図書館が選出されています。
2017 ACRL Excellence in Academic Libraries Award winners announced(ALA,2016/1/17)http://www.ala.org/news/press-releases/2017/01/2017-acrl-excellence-academic-libraries-award-winners-announced
Excellence in Academic Libraries Award(ACRL)http://www.ala.org/acrl/awards/achievementawards/excellenceacademic ※過去の受賞館一覧
参考: ACRL、2016年の大学図書館優秀賞と“Academic/Research Librarian of the Year”を発表 Posted 2016年1月20日
2017年2月11日、岐阜女子大学において、「デジタルアーカイブ in 岐阜」が開催されます。
内容は以下の通りです。
〇基調講演「図書館とデジタルアーカイブの未来」 講師:柳与志夫氏(氏東京大学大学院情報学環教授)
〇ICT教育 セッション テーマ1:次期学習指導要領とアクティブラーニング 講師:下村昌弘氏(文部科学省生涯学習政策局情報教育課専門職)
テーマ2:アクティブラーニングとICT教育 講師:小柳和喜雄氏(奈良教育大学教授)
〇観光とデジタルアーカイブ セッション テーマ1:観光とデジタルアーカイブ -高山市の事例- 講師:藤原一也氏(高山市商工観光部観光課誘客・宣伝係係長)
テーマ2:地域の活性化につながるデジタルアーカイブ 講師:下仲隆浩氏(福井県小浜市小浜市産業部商工観光課下仲グループリーダー)
〇図書館・博物館とデジタルアーカイブ セッション テーマ1:鳥類音声データベース:生態情報デジタルアーカイブの試み 講師:濱尾章二氏(国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ長)
テーマ2:地図情報の魅力 ~広く活用を図るために~ 講師:松家隆弘氏(岐阜県図書館サービス課郷土・地図情報係課長補佐)
〇デジタルアーカイブ セッション
国立国会図書館は、調査及び立法考査局が刊行する『外国の立法』No.270-1(2017年1月号)において、2016年10月7日にフランスで制定された、「デジタル国家のための法律第2016-1321号」の解説記事を掲載しました。
公的情報等のオープンデータ化による利活用促進、インターネット上の個人の保護等、多岐にわたる内容であることを紹介しています。
【フランス】デジタル国家を推進する法律の制定http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10258433_po_02700105.pdf?contentNo=1
外国の立法 2017年刊行分 No.270-1~http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/2017/index.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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