アーカイブ - 2015年 9月

9月 17日

第17回図書館総合展で、昨年度の調査研究に関するフォーラムを開催します(11/12・横浜)

2015年11月12日、第17回図書館総合展において、「「人は図書館をどのように思っているのか」を知るために―「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」の概要と利活用―」をテーマに、昨年度の調査研究に関するフォーラムを開催します。会場は、パシフィコ横浜展示ホール2階第8会場(E206)です。

フォーラムでは、昨年度の調査研究「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」とその結果の概要を紹介し、調査結果の利活用に関する提案を行なう予定です。是非ご参加ください。

第17回図書館総合展に参加します(国立国会図書館, 2015/9/14)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2015/1211852_1830.html

Pew Research Center、図書館に期待することに関する調査結果“Libraries at the Crossroads”を発表

Pew Research Centerの Internet, Science & Tech部門が、米国人一般が、地域学習のサポート、退役軍人・移民の支援や、ビジネス支援、3Dプリンターなどの新しい技術の提供といった図書館に期待するものを調査した報告書“Libraries at the Crossroads”を発表しました。

同報告書では、過去数年間で図書館の資源を利用した米国人の割合が減少していることを述べていますが、必ずしも目立った傾向ではないとのことです。

Libraries at the Crossroads The public is interested in new services and thinks libraries are important to communities(Pew Research Center,2015/9/15)
http://www.pewinternet.org/2015/09/15/libraries-at-the-crossroads/

Complete Report PDF
http://www.pewinternet.org/files/2015/09/2015-09-15_libraries_FINAL.pdf

国際子ども図書館、新館のアーチ棟2階に児童書研究資料室を開室

2015年9月17日、国際子ども図書館は、新館のアーチ棟2階に児童書研究資料室を開室しました。これまで、レンガ棟に2つに分かれていた資料室(第一資料室、第二資料室)を統合して、二室を行き来する手間が不要になり、調査研究が進めやすくなります。また、日曜日も開室して平日と同様のサービスを行います。

児童書研究資料室では、今年当館で受け入れた日本の児童書や外国で刊行された絵本のほか、児童書や児童文学を研究するための資料を開架しています。また、最新版の日本の教科書や、読書活動推進支援に関する資料などがあります。当館所蔵資料を紹介する小展示も行っています。

児童書研究資料室が開室しました(国際子ども図書館,2015/9/17)
http://www.kodomo.go.jp/news/2015-08.html

児童書研究資料室
http://www.kodomo.go.jp/use/room/data.html

国際子ども図書館新館の資料室17日から開放(NHK,2015/9/17付け記事)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150917/k10010237881000.html

参考:
国際子ども図書館、第2次基本計画を策定
Posted 2011年4月28日

Springer社とオーストリアの大学図書館コンソーシアム、同社の1,600点以上の雑誌からの研究成果のOA化について合意

Springer社とオーストリアの大学図書館コンソーシアム(Austrian Academic Library Consortium)が2016年から2018年まで実行する取り決めの協定を結んだとのことです。

協定は年会費での閲覧とオープンアクセス(OA)を兼ね備えており、コンソーシアムの会員は2,000以上のSpringer社の雑誌の利用のほか、オプションで、1,600以上の同社のハイブリッドジャーナルから研究成果をOAにすることができるということです。

Austrian scholars can publish open access in more than 1,600 Springer journals(Springer,2015/9/16)
https://www.springer.com/us/about-springer/media/press-releases/corporate/austrian-scholars-can-publish-open-access-in-more-than-1-600-springer-journals/794476

Austrian Academic Library Consortium
https://www.konsortien.at/ssl/

参考:

米国議会図書館(LC)、マデレーン・オルブライト元国務長官の文書類を受け入れ

2015年9月16日、米国議会図書館(LC)が、女性初の米国国務長官であったマデレーン・オルブライト氏から文書類の寄贈を受け入れたと発表しています。

最初に寄贈を受けた書類は60,000点以上のもので、往復書簡・スピーチ・記録・研究ノート・ブリーフィングブック・ティーチングファイル・主題ファイル・切り抜きなどが含まれるとのことです。

今後数年間にわたって追加で寄贈を受け、特別なことがなければ、オルブライト氏の死後5年後に一般に公開されるとのことです。

Papers of Former Secretary of State Madeleine Albright Donated to the Library(LC,2015/9/16)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-166.html

米国議会図書館(LC)、ヒスパニック文学の録音アーカイブをオンラインで公開

2015年9月16日、米国議会図書館(LC)が、高名な詩人や散文の作家が彼らの作品を彼らの言語で朗読している録音記録のシリーズとしてヒスパニックの文学のアーカイブをオンラインで公開したと発表しています。

イベリア半島、ラテンアメリカ、カリビアン、米国のヒスパニック・ラティーノの作家のものが記録されているとのことです。

LCでのヒスパニック文学の録音収集は1943年に始まっており、700の詩・散文の録音があるとのことです。32か国の作家がこのコレクションには含まれており、言語的には、スペイン語、ポルトガル語、カタルニャ語、フランス語、ナワトル語、サポテク語、アイマラ語、英語、オランダ語のものがあるとのことです。

これまで、これらの録音資料は磁気テープに録音されており、図書館でしか利用できなかったが、デジタル化しオンラインで公開したことで利用と価値が高まることを望んでいるとのことです。

Online Archive of Hispanic Literature on Tape Launches (LC,2015/9/16)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-163.html

Archive of Hispanic Literature on Tape

2015年9月16日は“#AskACurator”の日

2015年9月16日は、ミュージアムやギャラリーのキュレータに美術や歴史、科学に関して何でも質問できる“#AskACurator”の日とされていました。

ハッシュタグ“#AskACurator”を使用し、Twitterでこのイベントへの参加館のアカウントあるいはキュレータコミュニティ一般に対して質問をツイートすると、答えてくれるというイベントです。日本からの参加館はなかったようです。

#AskACurator Day ? Details & Fun Facts(@MarDixon)
http://www.mardixon.com/wordpress/askacurator-day/

#AskACurator Who To Ask(@MarDixon)
http://www.mardixon.com/wordpress/askacurator-who-to-ask/

@AskACurator
https://twitter.com/askacurator

Twitterでの#AskACuratorの検索結果
https://twitter.com/search?q=%23AskACurator&src=tyah

英国国立公文書館、第二次世界大戦の捕虜の記録をオンラインで公開

2015年9月4日、英国国立公文書館(TNA)が、第二次世界大戦で捕虜とされた軍人・市民の記録100万点をオンライン(findmypast)で公開したと発表しています。

関係者や歴史家は第二次世界大戦の戦争捕虜収容所の中で最も悪名高い囚人の一部のレコードをオンラインで検索することができるとのことです。

映画「大脱走」で有名な英国と英連邦の捕虜のナチスのキャンプ・スタラグルフトⅢ、「戦場にかける橋」「レイルウェイ 運命の旅路」で有名な極東の捕虜収容所の記録も含まれるとのことです。

今回の記録は、1939から1945年の期間をカバーし、名前・階級・捕虜となった場所・収容所で過ごした期間・生存者の数・脱走者の詳細・捕虜の国籍等が含まれるとのことです。

英国人は、オランダ人・米国人・オーストラリア人に続いて、多くの数の捕虜がおり、コレクションは個人の日記・写真を含む360,000の画像から構成されているとのことです。

Second World War prisoner of war records now online(TNA,2015/9/4)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/second-world-war-prisoner-of-war-records-now-online/

9月 16日

米国歴史学協会、デジタルな研究成果の評価についてのガイドラインを公開

2015年9月9日、米国歴史学協会(American Historical Association:AHA)が、歴史の知識に貢献しているデジタルプロジェクトの業績に適切な評価を与え、歴史学の分野でのこれらの開発を促進するため、デジタル研究成果の評価についてのガイドラインを公開しました。

ガイドラインでは、調査や講義、コミュニケーションにデジタルな方法を使用している歴史家の業績が、雇用、昇進、テニュアといった評価となる研究上の実績となることが目指されているようです。

AHA Publishes Guidelines for Evaluation of Digital Scholarship(AHA Today,2015/9/9)
http://blog.historians.org/2015/09/aha-publishes-guidelines-evaluation-of-digital-scholarship/

Guidelines for the Evaluation of Digital Scholarship in History(AHA)

慶應義塾図書館、第27回貴重書展示会「活字文化の真髄-日本の古活字版と西洋初期印刷本-」を開催(10/7-13)

慶應義塾図書館が、2015年10月7日から13日まで、丸善・丸の内本店4階ギャラリーにおいて、第27回貴重書展示会「活字文化の真髄-日本の古活字版と西洋初期印刷本-」を開催します。

入場無料とのことです。

第27回慶應義塾図書館貴重書展示会「活字文化の真髄-日本の古活字版と西洋初期印刷本-」(慶應義塾図書館)
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/exhibition/annual_exhibition/index.html

国際連合、Japan UN Archivesを公開

来年の日本の国連加盟60周年を前に、国連と日本のさまざまな関わりを収めた国連のアーカイブ映像資料が、日本の内閣府大臣官房政府広報室の協力を得て、国連広報センター、国連広報局(DPI)のマルチメディア・リソース・ユニット(MRU)との連携のもとデジタル化され、“Japan UN Archives”として一般公開されていました。

一般公開された映像には、日本の国連加盟時の国連総会、国連本部での日本国旗掲揚、日本国際連合協会から寄贈された平和の鐘の式典などが含まれるとのことです。

国連と日本の関わりを収めたアーカイブ映像資料 日本政府の協力でデジタル化 8月14日午後、Youtubeで一般公開(国際連合広報センター,2015/8/13)
http://www.unic.or.jp/news_press/info/

Japan UN Archives
https://www.youtube.com/channel/UCLwR8v_F8Ye7BziAvxz2_eQ

【イベント】第2回SPARC Japanセミナー2015(オープンアクセス・サミット2015)「科学的研究プロセスと研究環境の新たなパラダイムに向けて-e-サイエンス、研究データ共有、そして研究データ基盤-」(10/21・東京)

2015年10月21日、オープンアクセス促進のための世界的なイベントであるOpen Access Weekにあわせて、第2回SPARC Japanセミナー2015(オープンアクセス・サミット2015)「科学的研究プロセスと研究環境の新たなパラダイムに向けて-e-サイエンス、研究データ共有、そして研究データ基盤-」が、国立情報学研究所で開催されます。

今回のSPARC Japanセミナーは、研究データに関するステークホルダー、すなわち、研究者、研究マネージャー、エンジニア、出版者、および政府関係組織、そして、研究支援に責任のある図書館員、さらにこの新しい科学のパラダイムに関心のあるすべての人が、このトピックの本質を理解し、研究支援環境として何が必要であるかを議論するきっかけを提供することを目的とする、とのことです。

第2回SPARC Japanセミナー2015(オープンアクセス・サミット2015)「科学的研究プロセスと研究環境の新たなパラダイムに向けて-e-サイエンス、研究データ共有、そして研究データ基盤-」(SPARC Japan)
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2015/20151021.html

参考:
研究データキュレーションに関する文献リスト第5版が公開
Posted 2015年7月10日

ProQuest社、学位論文のアクセス・発見性向上のために他社と連携

2015年9月15日、ProQuest社は、学位論文のアクセス・発見性向上のため、同社の、北米を中心に世界の1,000以上の大学の学位論文の書誌情報を収録したデータベースProQuest Dissertations & Theses Global(PQDT Global)と他社のデータベースとの連携を発表しています。

工学分野では、1,800万以上の書誌情報を含むデータベースであるElsevier社のEngineering Villageの中核をなすEi Compendexと、人文科学分野では、哲学分野の650,000の書誌情報を提供するデータベースであるPhilosopher's Information CenterのPhilosopher's Indexで、PQDT Global所収の書誌情報がインデックス化されるようです。

米国国立公文書館、電子記録のための新しいメタデータガイドラインを公開

2015年9月15日、米国国立公文書館(NARA)が、永久的な電子記録をNARAに移管するための、最低限のメタデータ要件に関する連邦政府機関のための新しい指針“NARA Bulletin 2015-04: Metadata Guidance for the Transfer of Permanent Electronic Records”を公開しました。

NARAに電子記録を移管する際に最低限記述しないといけないメタデータとのことです。

Appendix Aは、政府機関に最低限のメタデータ要素を示した事例で、Appendix Bは、プラットフォームに依存しない推奨されるファイルとフォルダの命名規則を政府機関に示しているとのことです。

Minimum Metadata Bulletin Issued(NARA,2015/9/15)
http://records-express.blogs.archives.gov/2015/09/15/minimum-metadata-bulletin-issued/

NARA Bulletin 2015-04: Metadata Guidance for the Transfer of Permanent Electronic Records

PLOS、2014-2015年の年次活動報告“Progress Update”を公開

PLOSが、如何に科学コミュニケ―ションを促し、発見を前進させているかを知る手がかかりとなる、技術革新、活動、学術雑誌の動向などを概観する“Progress Update”の2014-2015年版を公開しました。

以下のトピックが含まれるとのことです。

・透明で継続的な評価は科学を進歩させる
・1つのPLOS、多くのコミュニティ
・指標の拡張は評価を改善させる
・標準は再現性を有効にする
・リソースはキャリア初期の研究者を育成する
・オープンアクセスは科学を進化させる
・キューレションされたコンテンツは発見を加速させる
・学術雑誌の動向

2014-2015 PLOS Progress Update Available(PLOS,2015/9/15)
https://www.plos.org/2014-2015-plos-progress-update-available/

low resolution version (2MB)
https://www.plos.org/wp-content/uploads/2015/09/Progress-Update_FINAL_LO_RES_Update-9.15.15.pdf

high-resolution version (45MB)

【イベント】ほんまのところはどうなん、「アーカイブ」~初心者にもわかるアーカイブ論 ~ (9/19・京都)

2015年9月19日、京都芸術センター講堂において、京都市立芸術大学芸術資源研究センター主催のシンポジウム「ほんまのところはどうなん、「 アーカイブ」~初心者にもわかるアーカイブ論 ~ 」が開催されます。

同大学客員教授であり、同研究センターの特別招聘研究員を務める美術家の森村泰昌氏を迎え、今日の芸術文化において関心が高まっている「アーカイブ」について、教員・研究者がともに話し合うとのことです。。自らを「アーカイブ初心者」と呼ぶ森村氏が、アーカイブに関して分からないことを研究者に聞いてみるという趣向とのことです。

参加無料で、事前申し込みも不要とのことです。

東京大学附属図書館貴重書デジタルデータが国文学研究資料館の「所蔵和古書・マイクロ/デジタル目録データベース」で公開

東京大学附属図書館所蔵貴重書の一部が、国文学研究資料館 「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」事業によりデジタル化され、「所蔵和古書・マイクロ/デジタル目録データベース」で公開されたと発表されています。

今回公開された資料は、これまでにマイクロフィルム化された総合図書館・文学部国文学研究室・文学部宗教史学研究室の、各館・室所蔵貴重書の一部、合計1,720点とのことです。

附属図書館貴重書デジタルデータが国文学研究資料館で閲覧可能になりました(東京大学附属図書館,2015/9/15)
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/soto_15_09_15.html

所蔵和古書・マイクロ/デジタル目録データベース 所蔵者一覧
http://base1.nijl.ac.jp/~wakosyo/syuusyuu_list.html

9月 15日

Elsevier社がThe Wikipedia Libraryへの一層の協力を発表

2015年9月10日、Elsevier社はThe Wikipedia Libraryプロジェクトへの協力を拡大する予定であることを発表しました。

The Wikipedia Libraryは、Wikipedia編集者を支援するため、編集者が有料のデータベース等に自由にアクセスできるよう、アカウントの寄付を求める活動です。Elsevier社は2015年初めから、同社の電子ジャーナルプラットフォームScienceDirectのアカウントを45人分寄付していました。Wikipedia編集者に好意的に受け入れられ、アカウント申し込みも多数寄せられたことから、Elsevier社は近々、提供するアカウント数を増やす予定であるとのことです。

一方で、The Wikipedia Libraryの活動に対しては、購読者以外は読めない有料のデータベースへのリンクがWikipediaの記事中に増えることを招くのでは、という懸念も一部から上がっています。

Elsevier access donations help Wikipedia editors improve science articles(Elsevier、2015/9/10付け)

【イベント】情報メディア学会第17回研究会(11/28・東京)

情報メディア学会第17回研究会が、2015年11月28日に東京医科大学病院で開催されます。

第17回研究会開催のご案内と発表の募集(情報メディア学会)
http://www.jsims.jp/kenkyu-kai/yokoku/17.html

【イベント】三田図書館・情報学会2015年度研究大会(11/14・東京)

三田図書館・情報学会2015年度研究大会が、2015年11月14日に慶應義塾大学三田キャンパスで開催されます。

三田図書館・情報学会 研究大会
http://www.mslis.jp/annual.html

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