アーカイブ - 2015年 9月 30日

大阪府立中央図書館国際児童文学館が、資料展示「関西マンガ界の伝説 酒井七馬とその時代」を開催(10/9-12/20)

2015年10月9日から12月20日まで、大阪府立中央図書館国際児童文学館が、大阪府立中央図書館において、関西マンガ界の伝説とされ、マンガ家・アニメーター・街頭紙芝居作家と様々な顔を持つ酒井七馬の生誕110年を記念し、資料展示「関西マンガ界の伝説 酒井七馬とその時代」と街頭紙芝居実演・講演会を開催するそうです。

展示では、酒井七馬の仕事を中心に、関西のマンガ文化を育んだ児童文化史上の貴重な資料も紹介するとのことです。

12月12日に実施する関連イベント「街頭紙芝居実演・講演会」は、定員80名で講演会の参加には事前の申し込みが必要とのことです(紙芝居実演のみ参加の場合は申込不要)。

大阪府立中央図書館 国際児童文学館 資料展示「関西マンガ界の伝説 酒井七馬とその時代」(大阪府立中央図書館 国際児童文学館,2015/9/30)
https://www.library.pref.osaka.jp/site/jibunkan/

日本図書館協会(JLA)障害者サービス委員会、障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関して意見募集

2015年9月25日、日本図書館協会(JLA)障害者サービス委員会は、障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関する意見の募集を開始しました。

これは、2016年4月より施行される障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(いわゆる「障害者差別解消法」)の趣旨を正しく理解するため、JLA障害者サービス委員会が進めているガイドライン作成の一環です。

Word、PDF、テキスト、点字データの各形式で回答用紙が掲載されています。募集されている意見の種類は、次の5項目です。

1. 図書館で差別的な取り扱いだと感じたこと、いやな思いをしたこと。またはそれらをみかけたこと。
2. 適切な配慮を受けられずに困ったこと。困っている人をみかけたこと。
3. 障害のある人への配慮としてよいと思ったこと。配慮を受けてよかったこと。
4. もっとこうしてほしいという配慮。またはあったらよいと思う配慮。
5. 差別や合理的配慮についての疑問

募集期間は、2015年12月31日までです。

障害のある方が図書館を利用するための配慮やサービス等に関するご意見募集(JLA障害者サービス委員会)
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/gouriteki-bosyuu.html

人文科学分野のオープンアクセス(OA)の新しいモデル目指す“Open Library of Humanities(OLH)”がサービスを開始

人文科学分野のオープンアクセス(OA)の新しいモデル目指す“Open Library of Humanities(OLH)”が、2年間余の計画と遂行を経て、99の機関の支援を受け、7つのジャーナルで、そのプラットフォームでのサービスを開始したと発表しています。

1年間での発行量は、これらのプラットフォーム全体で150の記事を推定しており、1週間単位で新しい資料が公開されていく予定とのことです。

今後の3年間の展望として、以下の4点があげられています。

・ジャーナルをOLHのプラットフォームに移行し、望ましくは、現在の購読料で運営するモデルからオープンアクセスモデルに移行し、真の移行を提供
・持続可能性を実現するためにプラットフォームへの投資の維持・増加
・多言語出版、言語間の翻訳設備、注記、教育上の統合、今後の出版におけるピアレビュー/議論を含む、人文科学のための出版技術と社会的戦略の先駆的改革
・横断検索や図書館プラットフォームへの送信といったアグリゲーションサービスの範囲での統合といったOLHのプラットフォームのインデキシングと発見可能性のさらなる改善

OLH Launches(OLH,2015/9/28)
https://about.openlibhums.org/2015/09/28/olh-launches/

OLH

【イベント】JATS-Con Asia 国際会議(10/19・東京)

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と学術情報XML推進協議会が主催する会議”JATS-Con Asia 国際会議”が、2015年10月19日にJST東京本部で開催されます。

学術論文の世界でXMLスキーマのデファクトスタンダードとなっているJATSに関する会議”JATS-Con”が、米国国立医学図書館(NLM)において2010年から毎年開催されています。この度、アジアにおけるJATS普及推進を目指し、”JATS-Con Asia 国際会議”が日本で開催されます。この会議では、JATSを用いた学術情報のXML化についての議論や、今後増加が予想される日本語・韓国語・中国語論文へのJATSの対応に関する意見交換が行われます。

参加費は無料で、同時通訳が提供されるとのことです。プログラムは次のとおりです。

・基調講演
武田英明氏(国立情報学研究所、ORCID理事)
Bruce Rosenblum氏(Inera Inc., NISO JATS Standing Committee)

・一般講演
樋廻美香子氏(JST)
中西秀彦氏(中西印刷株式会社)
黒沢俊典氏(特定非営利活動法人医学中央雑誌刊行会)
Choon Shil Lee氏(Sookmyung Women's University)
Chandi Perera氏(Typefi)

IFLA Journal、2015年10月号が刊行:「文化遺産」がテーマ

国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の41巻3号(2015年10 月)が公開されました。

今号は、「文化遺産」をテーマとしており、文化遺産保存の深い理解への貢献、文化遺産コミュニティや文脈での事例・実践に焦点をあてたもので、特に、他の国の事例を除外しないが、アフリカの図書館における文化遺産の学際的・専門家連携による調査の収集を主目的としているとのことです。

また、文化遺産コンテンツへのアクセスを可能とするデジタル化・ドキュメンテーション・予防保存といった文化遺産の保護・修復・保存における新しい技術の使用を見ることができ、自然災害や紛争からの文化遺産の保護についてもアフリカをケーススタディとして議論されているとのことです。

Now available: October 2015 issue of IFLA Journal(IFLA,2015/9/29)
http://www.ifla.org/node/9904

Special issue of IFLA Journal on Cultural Heritage(IFLA,2015/9/29)
http://www.ifla.org/node/9905

IFLA Journal Volume 41 Number 3 October 2015

国文学研究資料館、拠点大学の所蔵資料含む収集マイクロ画像データを追加公開

2015年9月29日、国文学研究資料館は、拠点大学を含む各機関からの協力を得て、多くのマイクロフィルムからの画像作成・公開を実施したと発表しています。今後も、順次画像公開を進めていくとのことです。

拠点大学の所蔵資料含む収集マイクロ画像データを追加公開(国文学研究資料館,2015/9/29)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/news_column.html#section_03

デジタル公開所蔵者一覧 平成27年9月現在(国文学研究資料館)
http://base1.nijl.ac.jp/~wakosyo/syuusyuu_list.html

拠点大学
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/plans.html#section02

参考:
九州大学附属図書館貴重書デジタルデータが国文学研究資料館の「所蔵和古書・マイクロ/デジタル目録データベース」で公開
Posted 2015年9月18日
http://current.ndl.go.jp/node/29463

東京大学附属図書館貴重書デジタルデータが国文学研究資料館の「所蔵和古書・マイクロ/デジタル目録データベース」で公開
Posted 2015年9月16日

いまだ放射線を放つキュリー夫人の資料の閲覧方法(フランス国立図書館)

2015年7月8日付けのOpen Cultureの記事で、フランス国立図書館(BnF)で保管されている放射線の研究で有名なキュリー夫人の研究資料について紹介がなされています。

彼女の研究室等が1991年に除染された後、それら資料へのアクセスが可能になったが、いまだ放射線を放っているため、もし彼女の手稿を閲覧したい場合は、BnFで免責同意書にサインをし、鉛ライニングの施されたボックスの中で閲覧ができるとのことです。

Marie Curie’s Research Papers Are Still Radioactive 100+ Years Later(Open Culture,2015/7/8)
http://www.openculture.com/2015/07/marie-curies-research-papers-are-still-radioactive-100-years-later.html

英国図書館(BL)、国内のラジオ放送の保存を計画

2015年9月29日、英国図書館(BL)が、国内のラジオ放送の保存計画について発表しています。

BLでは既に1920年代にさかのぼる20万時間のラジオ放送をアーカイブしていますが、それは全国の600局以上で放送されている番組の一部に過ぎず、BLのSound archivistsは、英国のラジオ放送の92%は長期保存・アクセスができず将来の世代にとって失われていってしまっていると推定しているとのことです。

そこで、BLでは、ラジオ局と連携して、ラジオ番組が将来にわたって保存できるための方法を調査し、研究や娯楽、芸術の創造が可能となるようにするとのことです。

BBC、Radioplayer、コミュニティメディア協会、ラジオ協会、Radio Independents Groupといった団体がラジオアーカイブの支援を表明しており、ワーキンググループはBLの主導のもとラジオアーカイブモデルの可能性を調査するとのことです。

British Library outlines ambitions to preserve the UK’s radio heritage(BL,2015/9/29)
http://www.bl.uk/press-releases/2015/september/save-our-sounds-radio-archive

東北大学附属図書館、狩野亨吉生誕150周年記念「狩野文庫の世界~狩野亨吉と愛蔵書~」を開催(10/5-11/3)

東北大学附属図書館が、2015年10月5日から11月3日まで、同館において、狩野亨吉生誕150周年記念「狩野文庫の世界~狩野亨吉と愛蔵書~」を開催するとのことです。

『江戸学の宝庫』として世界的にも知られる「狩野文庫」の旧蔵者である狩野亨吉博士(1865-1942)の生誕150年を記念した展示会で、「狩野文庫」の多様性に目を向け、日頃、目にできない資料も多数展示するとのことです。

10月24日には記念講演会が予定されています。

【本館】狩野亨吉生誕150周年記念「狩野文庫の世界~狩野亨吉と愛蔵書~」の開催(東北大学附属図書館,2015/9/17)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/2015/20150917.html
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/2015/20150917.pdf

参考:
平成27年度京都大学図書館機構貴重書公開展示「本を伝える ‐高山寺本と修復‐」(10/27-11/8)
Posted 2015年9月29日
http://current.ndl.go.jp/node/29531

慶應義塾図書館、第27回貴重書展示会「活字文化の真髄-日本の古活字版と西洋初期印刷本-」を開催(10/7-13)
Posted 2015年9月16日