アーカイブ - 2015年 9月 10日

オーストラリアのシドニー大学と国立ICTオーストラリア(NICTA)、共同で海底の堆積物の分布と地形を表現した3Dマップを作成し、同学の“GPlates Web Portal”で公開

オーストラリアのシドニー大学地球科学学部と、国立ICTオーストラリア(National ICT Australia:NICTA)は共同で、海底の堆積物の分布と地形を表現した3Dマップを作成し、Version1.0として、同学のポータルサイト“GPlates Web Portal”で公開しました。

海底の起伏の表現についてそのスケールを変更したり、河川やサンプル採取地点のレイヤー表示が可能なほか、堆積物の種類(砂、粘土、石灰質軟泥など)も塗り分けられて表示されています。

調査船が採取した約1万4,500近くのサンプルを用い、NICTAのサポートベクターマシン(SVM)のアルゴリズムで補間して作成されたものとのことです。

記事では、このマップと海洋学のデータセットを掛け合わせることで、例えば生物起源の堆積物(珪藻軟泥など)と海水面(温度や塩分濃度)の関係などについて分析していることが記述されています。

NetCDF(Network Common Data Form)データもウェブサイト上で提供されています。

Seafloor Lithology (Version 1.0)
http://portal.gplates.org/cesium/?view=seabed

Seafloor Lithology (GPlates Web Portal)

公益財団法人日本海事センターの海事図書館、金沢市立金沢海みらい図書館との共催で、企画展示「海のしごと~魅力発見!日本のくらしを支える人びと~」を開催(10/1-27・石川)

2015年10月1日から27日まで、公益財団法人日本海事センターの海事図書館は金沢市立金沢海みらい図書館との共催の企画展示「海のしごと~魅力発見!日本のくらしを支える人びと~」を金沢市立金沢海みらい図書館で開催します。

船員の仕事を中心に「海のしごと」を知ってもらい、海のしごとを志す人を増やすことに貢献することが目的の展示であるとのことです。

「船員の仕事の基礎知識」「船員の仕事の魅力」「船員になるには」「もっと知りたい船員と海運」などをテーマにしたパネル展示のほか、船員の制服、貴重本などを展示するとのことです。

企画展示「海のしごと~魅力発見!日本のくらしを支える人びと~」を開催します。(2015/9/10, 公益財団法人 日本海事センター)
http://www.jpmac.or.jp/information/?id=449
http://www.jpmac.or.jp/information/pdf/449_1.pdf
※2つ目のリンクは企画展示のチラシです。

参考:
海洋情報資料館、特別展示「海底地形図今昔」を開催(9/7~10/2)
Posted 2015年9月3日
http://current.ndl.go.jp/node/29353

CA1803 - 動向レビュー:社史の世界 / 熊谷尚子

米国15都市の公共図書館における貸出回数1位の本をマッピング(記事紹介)

米国Atlantic Media社の、世界のビジネスニュースを扱う“Quartz”において、“The most popular books in U.S. public libraries, mapped by city”と題した記事が2015年9月6日付で掲載されています。

David Yanofsky氏(“Quartz”のレポーター)による記事で、米国内の15都市(ワシントンD.C.やニューヨーク、ロサンゼルスなど)について、公共図書館での貸出回数が最も多かったタイトルが表紙のサムネイルととともにマッピングされています。

New York Timesのベストセラーにも載っている‘Go Set a Watchman’(『アラバマ物語』を著したHarper Leeの著作)、‘The Girl on the Train’(Paula Hawkins著)の2作のいずれかが9つの都市で1位を占めたことが言及されているほか、貸出ランキングが1位になる要因として、

・その図書館において特定の作品を取り上げたプログラムが実施されている
・ハリウッド映画の影響(ゴールデングローブ賞候補の原作など)

などを挙げています。

E1710 - NDLデジタルコレクションで歴史・文化を発掘<報告>

 2015年8月8日,国立国会図書館(NDL)東京本館で,「NDLデータ利活用ワークショップ~「国立国会図書館デジタルコレクション」のお宝資料248万点から地域の歴史・文化を掘り起こそう~」を開催した。これは,「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下デジコレ)の利活用の促進を目的としたイベントで,当日は,会社員やエンジニア,学生,図書館員など幅広い層から想定を超える35名の参加を得た。

E1709 - 地域課題解決に向けた空間情報の活用‐UDC2015本格始動!

1.アーバンデータチャレンジ2015(UDC2015)の経緯

 東京大学空間情報科学研究センター「次世代社会基盤情報」寄附研究部門(CSIS-i)と,一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)は,本年度で3年目の取り組みとなる「アーバンデータチャレンジ2015」(UDC2015)のプロジェクトを開始した。UDC2015は,さまざまな国土情報および公共施設等の社会インフラに関わるデータの持続的な流通を目的としている。2015年8月時点で150自治体以上におよぶオープンデータの流通環境を整備し,それらの有用なデータを基にした地域課題や,魅力創出に効果的なツールやアイデア等を市民の手で作品に仕上げる活動を実施するものである。

E1708 - 東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会

 国立国会図書館(NDL)では,政府の「復興構想7原則」や「東日本大震災からの復興の基本方針」等を踏まえ,2013年3月7日から,東日本大震災に関する記録を一元的に検索できるポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ」(愛称「ひなぎく」)を公開している。東日本大震災の記録を国全体で収集・保存・公開するため,各種機関の運営するアーカイブと「ひなぎく」の連携(2015年7月末現在,44件のアーカイブと連携)を進める一方,震災記録のアーカイブ活動の支援も行っている。

E1707 - 博士論文のインターネット公表化に関する現況と課題の調査

 

●はじめに

 大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議のもとに設置された機関リポジトリ推進委員会(以下,委員会)は,2014年度に,作業部会としてワーキンググループ(以下,WG)を設置した。WGは「大学の知の発信システムの構築」を目指し,委員会が重点課題とする「オープンアクセス方針の策定と展開」等に取り組むことを目的としている。2014年度は「コンテンツ」「国際連携」「技術」のWGを設置し,各WG内で行動計画を策定して活動した。今回,杉田茂樹(千葉大学附属図書館)を主査とするコンテンツWGに設けられた博論(博士論文)班が,博士論文の実態調査「博士論文のインターネット公表化に関する現況と課題」を行った。メンバーは,東出善史子(京都大学附属図書館),本坊綾(鹿児島大学学術情報部),チェイ佳(早稲田大学図書館),筆者ら(直江,松原)の計5名である(所属は2015年3月31日現在)。

 

E1706 - Elsevier APAC eBooks Forum 2015における発表報告

 2015年7月9日と10日にオーストラリアのブリスベンでElsevier APAC eBooks Forum 2015が開催された(E1600E1605参照)。このフォーラムは,アジア太平洋地域の図書館関係者やElsevier社員が電子書籍サービスについて情報交換を行う機会となっている。第5回目となる今回は“eBooks - Putting Librarians and Researchers ‘In the Know’”という全体テーマを掲げ,約30名の参加者が集い,8本のプレゼンテーションや,資料収集における投資対効果(Return On Investment:ROI)に関するグループディスカッションが行われた。

E1705 - 世界図書館情報会議(WLIC):第81回IFLA年次大会<報告>

 2015年8月15日から21日にかけて,世界図書館情報会議(WLIC):第81回国際図書館連盟(IFLA)年次大会(E1214E1479等参照)が,南アフリカ・ケープタウンの国際コンベンションセンターで開催された。IFLAによれば112か国,合計3,190名の最終参加者があり,日本からも国立国会図書館(NDL)からの代表団6名を含む28名が参加した。なお同国での開催は,2007年のダーバン大会以来,8年ぶり2回目である。

『カレントアウェアネス-E』288号を発行

Library of the Year 2015の優秀賞(大賞候補)に選ばれた4つの機関が発表

2015年9月10日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与する“Library of the Year”の2015年の優秀賞(大賞候補)に選ばれた4つの機関が発表されました。大賞は2015年11月12日に横浜で開催される第17回図書館総合展での最終選考会で決定されます。

優秀賞は以下の4館です。

くまもと森都心プラザ図書館
http://stsplaza.jp/library/

塩尻市立図書館/えんぱーく
https://www.library-shiojiri.jp/

多治見市図書館
http://www.lib.tajimi.gifu.jp/

B&B
http://bookandbeer.com/

Library of the Year 2015 優秀賞の決定および最終選考について(NPO法人知的資源イニシアチブ,2015/9/10)
http://www.iri-net.org/loy/loy2015-prel.pdf

Library of the Year 2015
http://www.iri-net.org/loy/loy2015.html

知的資源イニシアチブ
http://www.iri-net.org/

参考:

米国デジタル公共図書館(DPLA)の“DPLAfest2016”は2016年4月14日・15日にワシントンD.C.で開催 ホスト機関は、米国国立公文書館・スミソニアン協会・米国議会図書館

2015年9月9日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、同組織のアウトリーチ活動である“DPLAfest2016”を、2016年4月14日・15日にワシントンD.C.で開催すると発表しています。

米国国立公文書館(NARA)・スミソニアン協会・米国議会図書館(LC)がホスト役を務め、ワークショップ、ハッカソン、ディスカッション、ファンイベントなどが実施されるとのことです。

Save the date! DPLAfest 2016 to take place in Washington, DC on April 14-15(DPLA,2015/9/9)
http://dp.la/info/2015/09/09/save-the-date-dplafest-2016/

DPLAfest 2016
http://dp.la/info/get-involved/dplafest/april-2016/

参考:
米国デジタル公共図書館(DPLA)の2014年の進捗状況(記事紹介)
Posted 2015年1月15日
http://current.ndl.go.jp/node/27796

米国デジタル公共図書館、2013年秋にボストンで“DPLAfest 2013”を開催へ
Posted 2013年6月27日

【イベント】東京大学附属図書館、新図書館トークイベント14「オープンな知がイノベーションを生む -オープンサイエンスの潮流と図書館の可能性-」を開催(10/17・東京)

2015年10月17日、東京大学附属図書館で、新図書館トークイベント14「オープンな知がイノベーションを生む -オープンサイエンスの潮流と図書館の可能性-」が開催されます。

これは、現在進行中の新図書館計画に関連し、開催しているトークイベントシリーズの一環で、林和弘氏(科学技術・学術政策研究所)と有田正規氏(国立遺伝学研究所)が講師として招かれ、司会は生貝直人氏が務め、開催されるようです。

大学図書館における、電子的資料の重要性が高まりつつある中、「オープンサイエンス」に関わる国内外の状況を紹介しながら、新しい図書館の役割と可能性を探るものとのことです。

なお、当日は「第14回東京大学ホームカミングデイ」に当たりますが、本イベントには、誰でも参加可能とのことです。

林和弘氏、有田正規氏講演会「オープンな知がイノベーションを生む -オープンサイエンスの潮流と図書館の可能性-」(東大新図書館トークイベント14) (東京大学新図書館計画公式ウェブサイト, 2015/9/8)
http://new.lib.u-tokyo.ac.jp/3331

第14回東京大学ホームカミングデイ
http://www.alumni.u-tokyo.ac.jp/hcd/

参考:

マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館、同大学の発表された論文の43%がMITの機関リポジトリで公開されていると発表

マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館が、2009年3月18日にオープンアクセスポリシー “MIT Faculty Open Access Policy”が策定されて以来、発表された論文の43%が、MITの機関リポジトリであるDSpace@MITの“Open Access Articles Collection ”で公開されていると発表しています。

2015年7月末には同ポリシーに関連する17,400の登録記事のダウンロードが330万を突破し、1月あたり83,500のダウンロードがあるとのことです。

New milestone for MIT Faculty Open Access Policy(MIT Libraries,2015/9/2)
https://libraries.mit.edu/news/milestone-faculty-access-2/19824/

MIT Faculty Open Access Policy(MIT Libraries,2009/3/18)
http://libraries.mit.edu/scholarly/mit-open-access/open-access-at-mit/mit-open-access-policy/

DSpace@MIT MIT Open Access Articles

岐阜県図書館と県内の市町図書館が共同で「しらべかた案内」を作成

2015年9月9日、岐阜県図書館と県内の市町図書館が共同で「しらべかた案内」を作成し、岐阜県図書館のホームページで公開しています。

岐阜県関係(郷土)の情報について、関連する地域の公共図書館が、各館で所蔵する資料や調べ方を詳しく案内しているとのことです。

岐阜県公共図書館協議会の相互協力委員会で作成したものとのことです。

岐阜県図書館 お知らせ
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/index.html
※「9月9日 県内市町図書館と県図書館の共同作成による「しらべかた案内」ができました」とあります。

岐阜県図書館しらべかた案内 県内図書館コラボ
http://www.library.pref.gifu.lg.jp/reference/shirabekata/top.html#kouto

神奈川大学日本常民文化研究所、「漁協文庫の未来にむけてのシンポジウム」と「漁協文庫内覧会」を開催(9/26)

神奈川大学日本常民文化研究所が、「漁協文庫の未来にむけてのシンポジウム」と「漁協文庫内覧会」を2015年9月26日に開催すると発表しています。

シンポジウムは、「漁村文化と大島の未来」に、一つの地域の漁業者社会文化の進展を明治以降から今日まで協同組合の成立や漁業権・漁法・漁場の設定と発展という形で系統的に収集され、すでに多くの研究資料となってきた漁協文庫の意義を確かめ、今後どう活用し、研究の場としてゆくか、さらにこれらを契機に大島の漁業および魚食文化の進展にどう貢献するかという関心を持って開かれるとのことです。

あわせて、東日本大震災の津波で被害を受けた宮城県漁協気仙沼支所大島出張所(旧大島漁協)の漁業関係資料を収蔵する、神奈川大学大学院工学研究科建築デザイン研究室によって設計された大島漁協文庫の内覧会も開催されるとのことです。

「漁協文庫の未来にむけてのシンポジウム」と「漁協文庫内覧会」を開催いたします。(神奈川大学常民文化研究所,2015/8/31)
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/cgi-bin/system/topics/index.cgi?c=zoom&pk=1440999452
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/topics/data/1440999452/file-1.pdf