アーカイブ - 2015年 5月 19日

九州大学附属図書館、九大コレクションで「学位論文」ブラウズ画面を公開

2015年5月19日、九州大学附属図書館が九大コレクションで「学位論文」ブラウズ画面を公開したと発表しています。

九大コレクションに収録されたさまざまなデータのうち、九州大学(旧・九州芸術工科大学、九州帝国大学を含む)で授与された博士論文・修士論文・卒業論文を専用の項目で検索するための画面とのことで、以下のような便利なポイントがあるとのことです。

・学位(博士(工学)など)、学位授与年度、学位種別(課程博士、論文博士など)から探すことができる
・「本文あり」チェックボックス(左上)を使うと、論文本文が公開されているものだけに絞り込むことができる
・指導教員(審査員)名、学位記番号、報告番号でも検索できる(ブラウズ画面以外でも可能)

九大コレクションで「学位論文」ブラウズ画面を公開しました(九州大学附属図書館,2015/5/19)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/1677

九大コレクション
http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/

学位論文ブラウズ画面
http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/search/browse/dissertation

参考:

【イベント】国立国会図書館、講習会「東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会~ 被災支援活動の経験・ノウハウを活かすために~ 」を開催(7/27・仙台)

国立国会図書館は、2015年7月27日、仙台市情報・産業プラザにおいて、講習会「東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会~被災支援活動の経験・ノウハウを活かすために~ 」を開催します。

この講習会は、東日本大震災に関するアーカイブ活動支援の一環として実施するもので、講師は、北野央氏(せんだいメディアテーク企画・活動支援室主事)と田中洋史氏(長岡市立中央図書館文書資料室室長)です。

定員は50名で参加費は無料です。

なお講習会の資料の一部は、後日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブに掲載する予定です。

東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会【2015年7月27日(月)】(国立国会図書館東日本大震災アーカイブ,2015/5/19)
http://kn.ndl.go.jp/information/380

参考:
【イベント】国立国会図書館、講習会「東日本大震災に関する書類・写真・動画の整理・保存講習会~被災支援活動の経験・ノウハウを活かすために~ 」を開催(8/20・岩手)
Posted 2014年7月2日
http://current.ndl.go.jp/node/26484

日本国内の電子書籍発行点数、2016年中に100万点を突破?

2015年5月14日、電子書籍検索用メタデータ・データベースの運用等を手がける株式会社hon.jpは、2016年中には日本国内で発行される電子書籍点数が100万点を突破するという推測を発表しました。

同社によれば、同社のデータベースに現在登録されている電子書籍のユニーク点数が71万点で、さらに登録作業待ちのコンテンツが15~18万点あること、日本国内の新規電子書籍点数が月間1万点のペースで安定していることに基づき、2016年中には100万点を超えると計算したとのことです。

【お知らせ】日本国内の電子書籍発行点数、2016年中に100万作品を突破する見込み(hon.jp DayWatch、2015/5/14付け)
http://hon.jp/news/1.0/0/6460/

参考:
2014年12月現在、日本国内で配信されている電子書籍・電子雑誌は推計72万タイトル
Posted 2014年12月18日
http://current.ndl.go.jp/node/27675

Scopusが収録対象誌の見直しを開始 見直し対象選定の基準も公開(記事紹介)

2015年5月6日付けのElsevier Scopus Blog記事で、同社がScopus収録対象誌の定期的な見直しを開始することと、その対象誌の選定基準が紹介されています。

同記事によれば、2004年の運用開始以来、Scopusの収録対象誌の選定基準は厳しくなってきており、一部の雑誌は現在のScopusの収録対象基準に見合ったものではなくなっているとしています。その上で、以下に挙げる6つの基準にあてはまる雑誌を対象に、収録対象誌の一年ごとの見直しを行っていくとのことです。

・自誌引用率:同分野の他誌に比べて、自誌引用の割合が2倍以上である雑誌
・被引用数:同分野の他誌に比べて、被引用数が半数以下の雑誌
・論文あたりのインパクト:同分野の他誌に比べて、論文あたりのインパクトが半分以下の雑誌
・論文生産数:同分野の他誌に比べて、掲載論文数が半数以下の雑誌
・抄録の利用:同分野の他誌に比べて、Scopus上での抄録画面の利用が半分以下の雑誌
・本文リンクの利用:同分野の他誌に比べて、論文本文へのリンクの利用が半分以下の雑誌

Scopus launches annual journal re-evaluation process to maintain content quality(Elsevier Scopus Blog、2015/5/6付け)

英Jisc等、英国高等教育機関におけるORCIDの試行プロジェクトに基づくコストと利点の分析レポートを公開

英JiscとAssociation of Research Managers and Administrators(ARMA)が、2014年5月から2015年1月にかけて行っていた英国高等教育機関におけるORCIDの試行プロジェクトに基づき、そのコストと利点を分析したレポート”Institutional ORCID Implementation and Cost-Benefit Analysis Report”を公開しています。

このレポートでは試行プロジェクトに参加した8機関等の関係者を対象に2014年9月に行ったインタビューと、2015年1月に実施したワークショップの成果に基づくものです。レポートは鍵となるステークホルダーの観点、試行プロジェクトからわかったことのまとめ、コストと利点の分析、という3部により構成されています。

試行プロジェクト参加機関の多くが、機関としてORCIDを使用することの利点について、大学経営層を説得するのは比較的たやすいものの、個々の研究者に理解してもらうのは難しい、としているとのことです。

Institutional ORCID Implementation and Cost-Benefit Analysis Report

学術出版におけるスパム:ある研究者に届いたスパムメールの分析(文献紹介)

Journal of the Association for Information Science and Technology誌に掲載予定の論文、”Spamming in scholarly publishing: A case study”の早期公開版が2015年5月13日付けで公開されています(本文は有料)。著者はポーランド・University of Information Technology and Management in RzeszowのMarcin Kozak氏らです。

この論文では2012年8月6日から2013年8月31日までにKozak氏の持つ4つのメールアカウントに届いた、学術雑誌もしくは出版者による論文投稿を促すメール1,024通について、それらの雑誌のビジネスモデルやどこに本拠地を置いているか、DOAJやJeffrey Beall氏による単なる”金もうけ”の疑いのあるオープンアクセス雑誌リストへの収録状況等を分析しています。

Physical Review Letters誌に5,154人の著者による論文掲載 論文著者数の新記録樹立

2015年5月14日にPhysical Review Letters誌に掲載された論文”Combined Measurement of the Higgs Boson Mass in pp Collisions at √s = 7 and 8 TeV with the ATLAS and CMS Experiments”が、これまでの論文著者数の記録を打ち破るものであるとNature誌オンライン版で報じられています。同論文の著者数は5,154人です。

同論文は欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器((Large Hadron Collider: LHC)を用いた2つの研究チームの実験データに基づき、ヒッグス粒子の高精度な質量推定を行ったものです。高エネルギー物理学分野では1,000人を超える研究者が著者として関わる論文も少なくなく、LHCによる実験に基づく論文としては過去にも3,000人前後の著者が関わる論文が発表されていました。今回の論文の著者数が5,000人を超えたのは、そのような大規模研究チームの成果を2つまとめて分析しているためです。

なお、同論文は全体で33ページありますが、そのうち本文と引用文献等は9ページで、24ページが著者名と著者所属機関名の表記にあてられています。

2015年米国図書館協会(ALA)年次大会が開催(6/25-30)

米国図書館協会(ALA)が主催する2015年のALA年次大会が、2015年6月25日から6月30日にかけて、サンフランシスコで開催されます。
Twitterのハッシュタグ“#alaac15”が設定されています。

ALA San FRANCISCO Annual Conference & Exhibision
http://alaac15.ala.org/

All Sessions
http://alaac15.ala.org/sessions/all
※セッションの一覧。キーワードのほか、開催日、対象とする館種などでも検索できます。

参考:
2014年米国図書館協会(ALA)年次大会が開催(6/26~7/1)
Posted 2014年5月15日
http://current.ndl.go.jp/node/26139

千葉市動物公園、「動物に関する絵本」の貸出を開始

2015年5月19日から千葉市動物公園で、動物に関する絵本の貸し出しを開始するとのことです。

絵本は、動物公園内の動物科学館2階図書室に展示されており、1階の総合案内で手続きを行い、会員登録をすると、1人1回に5冊まで4週間借りることができるとのことです。

絵本の貸出は関東の動物園をはじめ、政令指定都市の動物園でも初めての試みだそうです。

動物公園で「動物に関する絵本」の貸出を新たに開始します。(千葉市動物公園,2015/5/15)
https://www.city.chiba.jp/zoo/event/ehonnkasidasi.html

千葉市動物公園で「動物に関する絵本」の貸出を新たに開始します!(プレスリリース)(千葉市動物公園,2015/5/15)
http://www.city.chiba.jp/zoo/press/documents/20150515.pdf

全国学校図書館協議会(SLA)、「学校図書館基本図書目録」を休刊

2015年5月8日、全国学校図書館協議会(SLA)が、「学校図書館基本図書目録」を「学校図書館基本図書目録 2013.1~12」(2014年4月発行)をもっていったん休刊とすると発表しています。

現在、再刊又は同書に代わるものの発行・発表については未定だが、決定した際には全国SLA機関誌及びホームページにてお知らせするとのことです。

学校図書館基本図書目録 休刊のお知らせ(SLA,2015/5/8)
http://www.j-sla.or.jp/news/sn/post-127.html