2015年5月、図書館情報資源振興財団(CLIR)が、Association for Recorded Sound Collections(ASRAC)と米国議会図書館(LC)の National Recording Preservation Boardと協同で、“ARSC Guide to Audio Preservation”を刊行しました。
2015年5月26日、出版文化産業振興財団(Japan Publishing Industy for Culture: JPIC)は、「日本の優れた書物を世界に発信 JAPAN LIBRARY[ジャパンライブラリー]」と題したウェブサイトをオープンしました。また、同日付で‘JAPAN LIBRARY’というタイトルの書籍5冊も発行についても発表しています。
2015年5月13日のニューヨークタイムズの「デジタル化における最前線のミュージアム」(“A Museum at the Forefront of Digitization”)と題した記事の中で、オランダのアムステルダム国立美術館“Rijksmuseum”が取り上げられています。同館は2020年までに、絵画や陶器、衣服等にいたる様々な所蔵作品(約100万点)全てをデジタル化することを企図しているとのことです。
LCDGTは、資料の著者等(creator/contributor)の特性や、資料の対象者(audience)の特性を示すために付与される語彙であり、たとえば、”A collection of poetry by several German authors”という資料では、著者の特性は’German’となり、また、”A manual written by a physician for caregivers”という資料では、’Physicians’が著者の特性となり、’Caregivers’が資料の対象者の特性となるとのことです。
途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)は、ザンビアの図書館コンソーシアム“Zambia Library Consortium”(ZALICO)とともに、同国内で6か月間のOAキャンペーンを実施することについて発表しています。
・「文化財関係文献」(References on Cultural Properties)への「海外関連情報(SISJAC採録)」(Japanese Art Related Information outside of Japan (compiled by the Sainsbury Institute for the Study of Japanese Arts and Cultures))の追加。
※日本美術関係文献(718件、おおむね本事業の始まった2013年以降発表のもの)が追加されたとのことです。