アーカイブ - 2015年 1月

1月 19日

フランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館、デジタルリポジトリ“FRANKLIN”に40万ページのデジタル化文書を追加

2014年12月15日、フランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館が、デジタルリポジトリ“FRANKLIN”に40万ページ以上のデジタル化文書を追加したと発表しています。“FRANKLIN”では、70万ページの文書、2,500枚の歴史的な写真、ファインディングエイドやコレクションの書誌が検索できるとのことです。

新たに追加された文書には、ルーズベルト大統領政権下に財務長官であったヘンリー・モーゲンソウ(Henry Morgenthau, Jr.)の日記や記者会見の記録、ホロコーストからユダヤ人を救出する戦争難民局(War Refugee Board)の文書が含まれているとのことです。

New Digital Collections: Henry Morgenthau, Jr. and War Refugee Board(Franklin D. Roosevelt Presidential Library and Museum)
http://www.fdrlibrary.marist.edu/archives/morgenthaudigital.html

韓国の国会図書館、データベース「ヒューマンネットワーク」の試験サービスを開始

2014年12月30日、韓国の国会図書館が、データベース「ヒューマンネットワーク」の試験サービスを開始しました。

同サービスは、国会議員と専門家のプロフィールや写真が登録されたデータベースで、国会議員と専門家や、専門家同士が情報を共有し、コミュニケーションするといった人的ネットワークの支援を目的としたもののようです。

検索した際には、関連する分野・人物まで幅広く検索するように設計されており、専門家の人的ネットワークを見ることができるほか、専門家とリアルタイムで会話をして政策を提案することができる場も設けられているとのことです。

国会議員と専門家グループに限って試験サービスを開始ししたようですが、今後は国民向けのサービスも展開する計画とのことです。

국회 휴먼네트워크 시범서비스 시작(국회도서관,2014/12/31)
http://www.nanet.go.kr/06_introduce/06_cyberhongbo/02/listNalBroadcast.jsp?seq=16467

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、「農林漁業協同組合の復興への取組み記録 東日本大震災アーカイブズ」を追加

2015年1月15日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、「農林漁業協同組合の復興への取組み記録 東日本大震災アーカイブズ」を追加しました。

「農林漁業協同組合の復興への取組み記録 東日本大震災アーカイブズ」は、農林中金総合研究所が、農林漁業協同組合(農協・漁協・森林組合など)や全中・全漁連・全森連などと連携し、震災・原発事故からの復旧・復興にどのように取組んでいるかの情報を、過去・現在・未来にわたって記録し集積し続けているウェブサイトです。

全国の農林漁業協同組合団体から提供された雑誌記事や報告書(PDF)などの記録の概要がひなぎくから検索できます。

農林漁業協同組合の復興への取組み記録 東日本大震災アーカイブズ(農林中金総合研究所)~ひなぎく新規追加コンテンツからの紹介(18)
(国立国会図書館東日本大震災アーカイブ,2015/1/15)
http://kn.ndl.go.jp/information/353

米国国立農学図書館、農務省の研究者の研究成果にアクセスできる検索エンジン“PubAg”を公開

2015年1月13日、米国の国立農学図書館(National Agricultural Library)が米国農務省(U.S. Department of Agriculture:USDA)の研究者によって発表された研究成果にアクセスできる検索エンジンPubAgを公開したと発表しています。

PubAgは、USDAの研究者によって発表された1997年から2014年の科学雑誌の文献40,000以上の文献検索と全文アクセスができる無料のポータルで、新しい記事はほぼ毎日追加され、古い文献も可能であれば追加されるとのことです。

NAL Unveils New Search Engine for Published USDA Research(U.S. Department of Agriculture, 2015/1/13)
http://www.ars.usda.gov/is/pr/2015/150113.htm

1月 16日

兵庫県歴史博物館、特別企画展「阪神・淡路大震災20年『災害と歴史遺産』-被災文化財等レスキュー活動の20年-」を開催

2015年1月10日から3月15日まで、兵庫県歴史博物館にて、特別企画展「阪神・淡路大震災20年『災害と歴史遺産』-被災文化財等レスキュー活動の20年-」が開催されます。阪神・淡路大震災以後、全国各地で大規模災害が発生するごとに、歴史遺産の救出・保全を行うネットワークが形成されるようになりました。この展覧会ではこうした活動によって保全された資料を通して、大規模災害時における文化財等救出活動の意義を紹介するとのことです。

関連して、講義「東日本大震災における被災文化財等レスキュー活動(仮題)」、特別企画講演会「被災民俗文化財のレスキュー活動」、水損資料修復ワークショップ「どこでも、誰でも、簡単にできる」、れきはくアカデミー「災害と歴史遺産-特別企画展展示資料から-」が開催されるとのことです。また、担当学芸員による解説もされるとのことです。

阪神・淡路大震災20年「災害と歴史遺産」(兵庫県歴史博物館)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/official/exhibition-pl2.html

http://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/images/ex-pl2-1.jpg
※案内チラシ(表面)

無料で学べる大学講座「gacco」の登録会員数が10万人を突破

日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)が公認する大規模公開オンライン講座(MOOC)の提供サイト「gacco(ガッコ)」の登録会員数が、2015年1月15日に10万人を突破したと発表されています。2014年2月3日の受講者募集開始から、11か月での達成とのことです。

無料で学べる大学講座「gacco」の会員数が10万人を突破!~ サイト開設後、11ヶ月で達成 ~(NTTナレッジ・スクウェア株式会社、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会, 2015/1/16)
http://nttks.co.jp/news/news_20150116_2.html

「gacco(ガッコ)」の会員数が10万人を突破!~ サイト開設後、11ヶ月で達成 ~(JMOOC, 2015/1/16)
http://www.jmooc.jp/news/release/p1017/

参考:
E1596 - MOOCを活用した図書館での大学レベルの学習機会の提供
カレントアウェアネス-E No.265 2014.08.28
http://current.ndl.go.jp/e1596

工学院大学附属高等学校が「gacco」を導入した反転授業を実施 日本の高等学校では初
Posted 2014年10月28日

NISO、論文の入手可能性やライセンス表示についての推奨指針を公開

2015年1月5日付で、米国情報標準化機構(NISO)が論文の入手可能性やライセンス表示についての推奨指針“Access License and Indicators”を公開しました。論文が自由に利用できるのかどうか、また、再利用の条件などのライセンス表示のためのメタデータの要素を定義するものとのことです。

NISO Publishes Recommended Practice on Metadata Indicators for Accessibility and Licensing of E-Content(NISO, 2015/1/15)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=641bc3f6540b533afee9e7db9edebb6dd5b0ed81

Access License and Indicators(NISO RP-22-2015)(NISO, 2015/1/5)
http://www.niso.org/publications/rp/rp-22-2015

Access and License Indicators
http://www.niso.org/workrooms/ali/

参考:
E1622 - 論文のアクセス権・ライセンス権を表現する試み<文献紹介>

D-Lib Magazineの2015年1・2月号が刊行 テーマは、Data as "First-class Citizens"

オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2015年1・2号が刊行されました。データは研究のプロセスにおいて重要な要素であり、研究の透明性、検証可能性、再現性のため、学術コミュニケーションにおいて、データは"First-class Citizens"になるべきとされており、今号のテーマとされいます。

今号には、2014年9月12日に、ロンドンで開催されたワークショップ“2nd International Workshop on Linking and Contextualizing Publications and Datasets”と共同で開催された“Digital Libraries”で発表されたペーパー9本が掲載されしています。データ公開の現状や将来的な課題を検討するもので、新しい公開の形、データセットの引用、データセットのピアレビュー等が取り扱われているようです。また、10本目には、DataCiteの歴史を扱った記事が掲載されています。

神戸市、阪神・淡路大震災関連文書の公開を開始

2015年1月16日、神戸市(兵庫県)が整理・保存作業を進めている阪神・淡路大震災関連の公文書について、作業終了した文書5,691点の公開を開始しました。通常の情報公開請求により、閲覧が可能とのことです。文書目録が同市のホームページにPDFファイルで掲載されています。また、未整理文書も一定数の整理・保存作業が出来次第、順次目録に追加されるとのことです。

阪神・淡路大震災関連文書の公開 (神戸市, 2015/1/14)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2015/01/20150114040101.html

阪神・淡路大震災関連文書の文書目録のご案内
http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/shinsai20/kanrenbunsyomokuroku.html

阪神・淡路大震災関連文書目録(非現用文書)の整備
http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/shinsai20/kanrenbunsyo.html

参考:
【イベント】神戸市が、阪神・淡路大震災関連文書企画展~ 震災20年 神戸 ~を開催 (1/9-18、1/20-28・神戸)
Posted 2015年1月8日

国立国会図書館(NDL)、「平成26年度遠隔利用者アンケート結果」を公開

国立国会図書館は、2014(平成26)年度に実施した、遠隔利用者(来館せずに利用できるサービスの利用者)に対するアンケートのうち、国立国会図書館ホームページアンケートと図書館アンケートについて、結果を公表しました。

平成26年度遠隔利用者アンケート結果(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete/enquete2014_01.html

関連:
平成26年度レファレンス協同データベース利用者アンケート集計結果報告(レファレンス協同データベース, 2014/11/14)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/documents/questionnaire_201406-09.pdf

2014年度カレントアウェアネス・ポータル利用者アンケートの結果

2014年6月23日から9月26日にかけて実施した、カレントアウェアネス・ポータル(CAポータル)の利用者アンケートには、354名の方からご回答をいただきました。多くの方にご協力をいただき、お礼を申し上げます。集計結果の概要を、下記のとおり、レポートとしてまとめました。

2014年 カレントアウェアネス・ポータル利用者アンケート結果報告
http://current.ndl.go.jp/files/enquete/2014report.pdf

参考:
CA-R、CA-E、CA それぞれのタイトル一覧ページを新設しました
Posted 2013年12月5日
http://current.ndl.go.jp/node/25012

米国テネシー州図書館・公文書館、古地図100点以上をデジタル化公開

米国テネシー州図書館・公文書館(TSLA)が所蔵する古地図100点以上をTennessee Virtual Archive (TeVA)でデジタル化公開したことを発表しました。コレクションは今後も追加予定とのことです。

TSLA Historical Map Collection
http://tn.gov/tsla/TeVAsites/MapCollection/index.htm

Assistant State Archivist Wayne Moore to Present "Historic Maps of Tennessee and Beyond: Digital Maps at the Tennessee State Library and Archives" (TSLA, 2015/1/14)
http://tnsos.org/Press/story.php?item=964

全米人文科学基金(NEH)とアンドリュー・メロン財団、絶版になった優れた人文学書を電子書籍にし、CCライセンスで公開する助成プログラムを発表

2015年1月15日、全米人文科学基金(NEH)とアンドリュー・メロン財団が、絶版になった優れた人文学書を電子書籍にし、CCライセンスで無料公開する助成プログラム“Humanities Open Book: Unlocking Great Books”を発表しました。学術出版社や学会、博物館などの人文書の出版者を対象としたプログラムで、電子書籍への変換、および、テキスト検索が可能で、さまざまな端末で利用できるフォーマットとしてダウンロードできるようにするため、100万ドルを助成するとのことです。

第一段階の応募の締切は、2015年6月10日とのことです。

Humanities Open Book: Unlocking Great Books(National Endowment for the Humanities, 2015/1/15)
http://www.neh.gov/news/press-release/2015-01-15/humanities-open-book

Humanities Open Book: Unlocking Great Books
http://www.neh.gov/news/press-release/2015-01-15/humanities-open-book

参考:

練馬区立貫井図書館所蔵の和装本109タイトルがデジタル化公開

練馬区立貫井図書館所蔵の和装本109タイトルがデジタル化公開されています。デジタル画像はTRC-ADEAC株式会社の歴史資料検索閲覧システムADEACで閲覧できるようになっています。

『練馬区立貫井図書館/和装本』(ADEAC) 
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1312015100

貫井図書館所蔵の和装本全109タイトルをデジタル化公開しています!(練馬区立図書館, 2014/1/10)
http://www.lib.nerima.tokyo.jp/news/detail/142

1月 15日

「歌会始の儀」、今年のお題は「本」

2015年1月14日、皇居・宮殿「松の間」で新年恒例の「歌会始の儀」が行われました。今年のお題は「本」で、天皇、皇后両陛下と皇族方の歌、および、一般応募から選ばれた入選者10人の選歌が披露されたとのことです。移動図書館を詠んだ歌も選ばれています。

平成二十七年歌会始御製御歌及び詠進歌
http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h27.pdf

最近のお題及び詠進歌数等
http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/eishinkasu.html

CrossRefラボ、“DOI Chronograph”を公開

2015年1月12日のCrossRefのブログで、新しいツール“DOI Chronograph”が紹介されています。DOIは正式な学術情報文献における引用に活用されていますが、こうした出版物以外でも利用されてきているとのことです。そこで、DOI Event Tracking、Article-Level Metrics(ALM)のプロジェクトで、オープンなウェブの世界でDOIがどの程度利用されているのかについて、情報を収集したとのことです。

DOI Chronographには、特定のドメインおよびそのサブドメインからDOIが何回クリックされたのか、また、特定のDOIについて、何回リンク解決を行ったかをそれぞれを日毎に集計し、グラフで表示する機能等を備えているとのことです。

DOI Chronograph
http://chronograph.labs.crossref.org/

Introducing the CrossRef Labs DOI Chronograph(CrossRef, 2015/1/12)
http://crosstech.crossref.org/2015/01/introducing-chronograph.html

ALM Workshop 2014 in San Francisco

コピーライト・クリアランス・センター、APC管理の課題に関するレポートを公開

2015年1月14日、コピーライト・クリアランス・センターが、レポート“Making Open Access Work For Authors, Institutions and Publishers”を公開しました。英国と米国の学術機関、出版社、ベンダーを集めて、論文処理費用(APC)管理の課題をテーマに2014年10月に開催したラウンドテーブルの内容をまとめたものとのことです。

レポートでは、現状のAPC管理は、国や学問分野によるアプローチの違い、非効率な手続き、リソース不足によりバラバラになされていることが指摘され、データ共有や共通の識別子、語彙の開発によりこれらの課題を解決する可能性が示唆されているようです。ラウンドテーブルの締めくくりに承認された声明では、共通の目的に向けた協働の必要性が盛り込まれているとのことです。

Copyright Clearance Center Announces Findings From Open Access Roundtable Discussion With UK Institutions and Publishers(CCC, 2015/1/14)

オープンガバメントの取組みにおける公共図書館の役割についてのレポートが公開(米国)

2014年12月付で、ニューヨーク州立大学オールバニ校の“Center for Technology in Government”プロジェクトによる、オープンガバメントにおける公共図書館の役割についての報告書“Enabling Open Government for All: A Road Map for Public Libraries”が公開されていました。2013年の“Laura Bush 21st Century Librarian Program”の助成と、博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)の協力を得て行われたプロジェクトの成果をまとめたものとのことです。

このプロジェクトは、地域のオープンガバメントのエコシステムにおいて、公共図書館が果たすべき役割は何か。公共図書館がどこでその価値を最大限に発揮できるのか。価値を作り出すために必要とされる新しいスキルやリソースは何かなどの問いに答えるものとのことです。

2015年1月9日のIMLSのブログでも、その概要が紹介されています。

Enabling Open Government for All: A Road Map for Public Libraries(Center for Technology in Government, 2014/12)

NISO、標準化業務の最新動向と将来戦略をまとめたドキュメントを公開

2015年1月12日、米国情報標準化機構(NISO)が、標準化業務の最新動向と将来戦略をまとめた“NISO Strategic Directions”を公開しました。“Business Information Topic Committee”、“Content and Collection Management Topic Committee”、“Discovery and Delivery Topic Committee”について、スコープと最新動向が示されています。

NISO Identifies Emerging Trends and Strategic Directions for Future Standards Work(NISO, 2015/1/12)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=114cb1c0077ab7c95398d2631331b49dfc3bc272

防災科学技術研究所、企画展「1995年阪神・淡路大震災から20年『震災の記憶 のこし、つたえて、つなげよう』」を開催

2015年1月16日から2月13日まで、防災科学技術研究所自然災害情報室による企画展「1995年阪神・淡路大震災から20年『震災の記憶 のこし、つたえて、つなげよう』」が開催されます。自然災害情報室が作成・収集した阪神・淡路大震災を振り返るパネル、関連資料、被災時の航空写真や地図などが展示されるとのことです。

また、2015年1月17日には、小型地震動シミュレーターで地震動を体験できる「地震ザブトン体験」、1月18日には「Dr.ナダレンジャー真冬の自然災害科学実験教室」等の特別イベントも開催されるとのことです。

1995年阪神・淡路大震災から20年「震災の記憶 のこし、つたえて、つなげよう」(防災科学技術研究所, 2015/1/10)
http://dil-opac.bosai.go.jp/event/1995hanshineq_20150116/

http://dil-opac.bosai.go.jp/event/1995hanshineq_20150116/pdf/20150116event_web.pdf
※案内チラシ

参考:
防災科学技術研究所が「1964年新潟地震オープンデータ特設サイト」を開設:当時の空中写真とスナップ写真のオープンデータとして公開
Posted 2014年6月6日

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