アーカイブ - 2015年 12月 7日

第17回図書館総合展で開催された「図書館キャラクターグランプリ」の受賞者が発表に

2015年12月7日、第17回図書館総合展で開催された「図書館キャラクターグランプリ」の受賞結果が発表されました。

展示会への来場者数の投票数順に「見た目で勝負」「館の働き者」「図書館サポート」の3つの部門について10位まで発表されているほか、それぞれの部門について審査委員会賞も発表されています。また、11月15日には、同グランプリへの協賛社による授賞の結果も発表になっています。

グランプリの上位3位の結果等は、以下のとおりです。

●「見た目で勝負」部門:見た目が入館者をひきつけるキャラクターを讃えるもの
グランプリ:しほりちゃん(お茶の水女子大学附属図書館)
準グランプリ:関学図書館のなかまたち(関西学院大学図書館)
※日経BP社賞も受賞。
第3位:くまぽん(熊本大学附属図書館)

●「館の働き者」部門:図書館内でめざましく機能を発揮しているキャラクターを讃えるもの
グランプリ:がまじゃんぱー(筑波大学附属図書館)
※同部門で審査委員会賞も受賞。
準グランプリ:かわとくん(神奈川県立川崎図書館)
※同部門で審査委員会賞も受賞。
第3位:もっくん(十文字学園女子大図書館)
※埼玉福祉会賞、丸善賞、メディアドゥ賞も受賞。

●「図書館サポート」部門:図書館の所属ではないが、図書館界に貢献しているキャラクターを讃えるもの

ジェイムズ王欽定訳聖書の初版本、米・ドルー大学で発見される

1867年にメソジスト神学校として創設され、歴史的な聖書を含む貴重書や手稿類のコレクションで知られる、米国ニュージャージー州のドルー大学で、2015年10月28日、ジェームズ王欽定訳聖書の初版本が大学院生によって発見されたとのことです。

同聖書は、2016年2月22日まで開催されている図書館の展示に追加される予定とのことです。

大学院で書籍史を研究し、図書館で勤務しているシェトラー(Braian Shetler)氏が、貴重書の書架から、英国で印刷された17世紀の書籍をサンプル的に引き出した時に発見されたとのことです。

表紙は欠けており、日付のない“seller's note”によれば、おそらく19世紀には、欽定訳聖書と認識されていたとのことです。

1950年に作成されたカード目録には記載があったが、デジタル目録には掲載されておらず、1935年と1977年には展示もされており、1925年のプロモーション用のサイレントフィルムでは図書館員がタイトルページを開ける映像が残っていたとのことです。

長野県の大学・短期大学等の図書館で、「謎解きゲーム」を同時開催

2015年12月7日から18日までの間、長野県の大学・短期大学等の複数の図書館で、「謎解きゲーム」が開催されています。

このイベントは、2015年11月14日に開催された第65回長野県図書館大会の第10分科会におけるワークショップで企画されたもので、同分科会の大学・短期大学・高等専門学校・高等学校と市立の図書館から参加した職員19名によって、問題が作成されています。

なお、問題は、図書館サービスなどに関するもので、各館が問題文や回答などを一部アレンジしながら、出題されるようです。

【予告】図書館『謎解きゲーム』 開催します!(信州大学附属図書館, 2015/11/26)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/event/2015/11/post-9.html

図書館『謎解きゲーム』 開催中!(信州大学附属図書館, 2015/12/7)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/event/2015/12/post-11.html

図書館謎解きゲームを開催します(佐久大学図書館, 2015/12/3)
http://www.saku.ac.jp/library/news/2015/12/03/post-39.html

“American Archive of Public Broadcasting”が、初期の公共放送であるNETのシリーズタイトルと個々の番組タイトルのリストをオンラインで公開

2015年12月4日、米国における公共放送の歴史的コレクションを提供する“American Archive of Public Broadcasting (AAPB)” が、初期の公共放送である“National Educational Television (NET) ”のシリーズタイトルと個々の番組タイトルのリストをオンラインで公開しました。

これは、“National Educational Television (NET)”コレクションの目録化プロジェクトの一環で、図書館情報資源振興財団(Council on Library and Information Resources:CLIR)の助成金を得ているとのことです。

NETが配信した番組の完全なリストがなかったため、NETの番組ファイル、NETのサービスカタログ、ボストンの公共放送局であるWGBHのデータベース、LCの印刷物目録、LCや全米ネットの公共放送網(PBS)によって自身のために作成された目録、などを情報源にしてメタデータを収集したとのことです。

このリストにより、放送年、プロデューサー、放送時間、形式、色(白黒/カラー)の識別ができるとのことです。

奈良文化財研究所埋蔵文化財センター環境考古学研究室、ヒト、イヌ、イノシシなどの哺乳類の主要な骨格部位を立体的に閲覧可能な“3D Bone Atlas Database”を公開

2015年12月1日、奈良文化財研究所埋蔵文化財センター環境考古学研究室は、“3D Bone Atlas Database”を公開しました。

このデータベースには、哺乳類(ヒト、イヌ、イノシシ、ニホンジカ、ウシ、ウマ)の主要骨格部位の立体的な骨格図が収録されています。なお、これらの哺乳類は、遺跡から出土することが多いものとのことです。

それぞれの動物の骨格図の部位をクリックするとPDFファイルをダウンロードでき、閲覧することができます。

このデータベースによってあらゆる角度から骨格部位を表示できるため、骨の形態を容易に把握でき、考古学、人類学、動物学、古生物学だけでなく、博物館や学校での教育資料としても活用可能であるとしています。

同室において、骨格標本を三次元計測技術を用いて計測し、データべース構築が行われてきたものとのことです。

今後、骨格図譜のほか、性差判別といった分析方法についても、順次掲載する予定であるとされています。

3D Bone Atlas Databaseの概要(奈良文化財研究所)
http://www.nabunken.go.jp/research/environmental/gaiyo.html

「図書館員が選んだレファレンスツール2015」のアンケート結果がインターネットで公開 参考図書の部第1位は国史大辞典、インターネット情報源・DBの部第1位はCiNii Articles

2015年度の第17回図書館総合展で実施されたフォーラム「レファレンスツールの過去、現在、そして未来」の開催にあたり、全国の図書館員(館種を問わず個人が対象)を対象におこなったアンケート結果を集計した「図書館員が選んだレファレスツール2015」の結果がインターネットで公開されています。

参考図書の部は、1位国史大辞典、2位角川日本地名大辞典、3位日本国語大辞典。インターネット情報源・DBの部は、1位CiNii Articles 、2位はCiNii Books、3位はジャパンナレッジ Lib、だったとのことです。

図書館員が選んだレファレンスツール2015 参考図書の部 ランキング
http://www.nichigai.co.jp/cgi-bin/ref2015_ALLresult.cgi?PASS=OK

図書館員が選んだレファレンスツール2015 インターネット情報源・DBの部
http://www.nichigai.co.jp/cgi-bin/ref2015_ALLresult.cgi?PASS=OK#2

第17回図書館総合展/日外アソシエーツ主催フォーラム「レファレンスツールの過去、現在、そして未来」(日外アソシエーツ)
http://www.nichigai.co.jp/lib_fair/forum2015.html

国立国会図書館、2014(平成26)年度の年報をウェブサイトに掲載

2015年12月7日、国立国会図書館は、2014(平成26)年度の年報をウェブサイトに掲載しました。

国立国会図書館年報平成26年度(PDF:5.47MB)(国立国会図書館)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_9550075_po_nen26.pdf?contentNo=1

国立国会図書館年報(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/annual/index.html

米国国立衛生研究所(NIH)所蔵の原稿がテキストマイニング等のため最適化

米国国立衛生研究所(NIH)は、同所の支援した科学者の、2008年以来の、30万以上の原稿をPubMed Central(PMC)で公開してきましたが、NIHは今回、テキスト分析が可能な状態で原稿を公開したと発表しています。

NIHが支援した著者原稿の全てのPMCのコレクションが、XMLもしくはテキストファイルのパッケージでダウンロードすることができるとのことです。
パッケージには画像や図表、動画などは含まれておらずテキストのみであり、テキストマイニングを促進するものとのことです。

NIH Manuscript Collection Optimized for Text-Mining and More(NLM Technical Bulletin,2015/12/4)
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/nd15/brief/nd15_text_mining_nih_manuscripts.html

米国国立医学図書館(NLM)、ボストン大学医学部と連携して、“Health Literacy Tool Shed”をオンラインで公開

2015年11月30日、米国国立医学図書館(NLM)は、ボストン大学医学部と連携して、“Health Literacy Tool Shed”をオンラインで公開したと発表しています。

“Health Literacy Tool Shed”は、100以上の実験に有効な健康リテラシーの機器に関する無料で、使いやすく、優れた、オンラインデータベースとのことです。

“Health Literacy Tool Shed”は、各々の機器の背景情報を提供し、利用者が比較することができるとのことです。

NLM Releases New Health Literacy Tool Shed Website(NLM,2015/11/30)
https://www.nlm.nih.gov/news/health_literacy_tool_shed.html

Health Literacy Tool Shed
http://healthliteracy.bu.edu/

UNESCOの第38回総会において博物館に関する新しい勧告が採択される

2015年11月17日、UNESCOの第38回総会において、博物館に関する新しい勧告“Recommendation on the Protection and Promotion of Museums and Collections, their Diversity and their Role in Society”が採択されたとのことです。

加盟国の政策立案担当者に向けたもので、現代における博物館の社会的役割等を示した国際的なスタンダードとのことです。

国際博物館会議(ICOM)日本委員会で日本語訳を準備中とのことです。

ICOM日本委員会 事務局からのお知らせ
https://www.j-muse.or.jp/icom/ja/office.php
※UNESCOによる新しい勧告について

The new global recommendation on museums and collections adopted!(UNESCO,2015/11/17)
http://en.unesco.org/news/new-global-recommendation-museums-and-collections-adopted-0

ICOM makes museums' voices heard at UNESCO(ICOM)

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、「みえ防災・減災アーカイブ」を追加

2015年12月7日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)に、「みえ防災・減災アーカイブ」が追加されました。

「みえ防災・減災アーカイブ」は、三重県・三重大学 みえ防災・減災センターによる、防災・減災に関するデジタルアーカイブで、防災・減災の社会理解を促進させることを目的として、昭和19年の東南海地震に関連した証言映像、津波の碑や市史町史等における災害情報などが収録されています。

みえ防災・減災アーカイブ~ひなぎく新規追加コンテンツからの紹介(40)(国立国会図書館東日本大震災アーカイブ,2015/12/7)
http://kn.ndl.go.jp/information/426

「みえ防災・減災アーカイブ」が国立国会図書館「ひなぎく」との連携を開始します!(三重県,2015/12/5)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2015110456.htm

【イベント】横浜市山内図書館で「ビブリオバトル+本棚編集ワークショプ」が開催(12/19・神奈川)

2015年12月19日、横浜市立山内図書館で、「ビブリオバトル+本棚編集ワークショプ」が開催されます。

少人数グループで「大切な人に贈りたい本」をテーマにビブリオバトルを行ったあと、そこで紹介された本を中心に、テーマに沿った本棚を「編集工学」のテクニックを用いて参加者などとともに作りあげるものとのことです。

講師は、ビブリオバトル普及委員の市川紀子氏と、図書館と地域をむすぶ協議会チーフディレクター/編集工学機動隊ギア代表/慶應義塾大学講師の、太田剛氏がつとめ、定員は20名とのことです。

イベントのお知らせ(横浜市山内図書館)
http://yamauchi-lib.jp/info/event.html#event61
http://yamauchi-lib.jp/info/images/biblio20151219.pdf
※2つ目のリンクは、イベントのチラシです。

ビブリオバトル+本棚編集ワークショプin横浜青葉区(図書館と地域をむすぶ協議会, 2015/12/1)

フィラデルフィア公共図書館の2つの分館が、トコジラミの発生により休館

2015年12月2日、フィラデルフィア公共図書館 (Free Library of Philadelphia:FLP)の北西部分館が、3日にはFLPのホルムズバーグ分館が、それぞれトコジラミの発生により休館したようです。

NBCの記事などによると、過去6ヶ月の間に少なくとも10件のトコジラミの発生事例があったものの、FLPの各館では、利用者が怖がって来館しなくなることを懸念し、静観していたとのことです。

同館の手順では、返却された本をすべて調査することはなく、トコジラミを含んでいるまたはその疑いのある資料を加熱して50℃で1時間程度処理し、駆除しているとのことです。

同館のLynn Williamson氏のNBCの取材へのコメント等も掲載されており、対処はすみやかに行ってきたため利用者には知らせなかったことと、そもそも通知することは手順に含まれていないことなどが言及されています。

Bedbugs Found at Two Library Branches(Philadelphia Magazine, 2015/12/4)
http://www.phillymag.com/news/2015/12/04/bedbugs-found-at-two-library-branches/

メディアドゥ、講談社の漫画作品等の英語翻訳版電子書籍約400点を、米OverDriveに提供開始 米国とカナダの公共・大学図書館でも利用可能に

2015年11月12日、株式会社メディアドゥは、サンフランシスコにある株式会社講談社関連会社であるKodansha Advanced Media社が保有する講談社作品の英語翻訳版電子書籍コンテンツを、メディアドゥが業務提携する米OverDrive社に提供する契約を締結しました。

その後、2015年12月1日、Kodansha Advanced Media社及びメディアドゥは、『進撃の巨人』『FAIRY TAIL』などの漫画作品を含む約400点の電子書籍を、米OverDrive社の電子図書館サービスにおいて配信開始したことを発表し、同サービスを導入する米国やカナダの公共・大学図書館でも利用可能になったとしています。

12月1日付のプレスリリースによると、メディアドゥは、講談社作品の配信をきっかけに他の日本の出版社とも協力し、OverDriveの電子図書館サービスでの配信を拡大することを企図しているといい、日本国内のコンテンツを、国内のコンテンツを世界に進出させ、日本のクールジャパン戦略の推進の一端を担いたい、としています。

メディアドゥ、「進撃の巨人Attack on Titan」「FAIRY TAIL」など講談社作品の英語翻訳版を米国OverDrive電子図書館向けに提供開始(メディアドゥ, 2015/11/12)

ボストン公共図書館の職員、図書館から盗まれた貴重な地図をニューヨークの骨董品店で発見し、返還される

2015年12月4日、米国のボストン公共図書館のウェブサイトにおいて、同館のノーマンBレーベンタール地図センターの職員が、ニューヨークの骨董品店で2005年に同館から盗まれた地図“Carte Geographique de Nouvelle France”を発見し、それが同館に無事返還されたことが報じられています。

“Carte Geographique de Nouvelle France”は、1612年にフランスの探検家サミュエル・ド・シャンプランによってまとめられたもので、ニューイングランドの沿岸部、カナダの沿海州、セントローレンス川渓谷(西端は五大湖までに及ぶ)などの地域が描かれ、カナダの植物相や先住民についても記されています。

骨董品店では、28万5,000ドルで扱われていたといい、同資料は同館において2016年2月29日まで展示されているようです。

Map Believed Stolen from the Boston Public Library Is Found in New York City and Returned(BPL Press Room, 2015/12/4)

世界の大気汚染等に関する情報の透明性を向上させるPlume Labsが、世界の大気汚染に関する情報を提供する“World Air Map”を公開

2015年12月2日、世界の大気汚染等に関する情報の透明性を向上させるべく2014年1月に設立されたPlume Labsが、“World Air Map”を公開しました。11月30日から12月11日まで開催されている国連気候変動パリ会議のサイドイベント“DATA AGAINST CLIMATE CHANGE”でも発表されたものとのことです。

都市毎に、“Air Report”として汚染度が「新鮮」「通常」「高い汚染度」「とても高い汚染度」「極めて高い汚染度」という5段階で、数値とともに表示されるほか、屋外でのスポーツや、乳幼児を外に連れて行く、といった行動に関する注意度の表示、汚染物質の情報等、様々な情報が表示されるほか、世界全体の大気汚染の状況がマップ上にレイヤで表示されるようです。

Plume Labsは、1万1,000地点から得られる、環境に関する測定値50万件のオープンデータを毎日収集し、人工知能や機械学習などの技術、データ科学を活用し、観測地点がない地域も含め、世界中の大気汚染レベルを推定することを可能としたものである、としています。

“World Air Map”
https://air.plumelabs.com/

山形県立図書館、郷土資料デジタル化事業の事前調査で発見された資料の特別展示を開催

2015年12月5日から13日まで、山形県立図書館で、山形藩の藩祖・最上義光に関する異本等、米澤藩や庄内藩に関する貴重資料などが展示されます。

展示される資料は、同館が所蔵する郷土資料についてデジタル化を進めるため、事前調査を行っていて発見された資料とのことです。

郷土関係貴重資料の特別展示について(山形県立図書館)
https://www.lib.pref.yamagata.jp/cgi-bin/cttcgi/info_back_content.cgi
https://www.lib.pref.yamagata.jp/files/attach/files638_1.pdf
https://www.lib.pref.yamagata.jp/files/attach/files638_2.pdf
※2つ目のリンクは説明パネル、3つ目のリンクは展示の解説文です。

郷土関係貴重資料に関する記者発表資料.pdf (山形県立図書館, 2015/12/4付け)
https://www.lib.pref.yamagata.jp/files/attach/files637_1.pdf

お知らせ一覧(山形県立図書館)
https://www.lib.pref.yamagata.jp/osirase/index.html