アーカイブ - 2015年 12月 21日

日本電子出版協会(JEPA)、2015年「JEPA電子出版アワード」の結果を発表

2014年12月19日に選考が行われた、日本電子出版協会(JEPA)の2015年「JEPA電子出版アワード」の結果が発表されました。JEPA電子出版アワード大賞は「Vivliostyle」に決定しました。その他の各賞は以下の通りです

・デジタル・インフラ賞 POD流通サービス  インプレスR&D
・スーパー・コンテンツ賞 火花  文藝春秋
・エクセレント・サービス賞  ヤマタイム  山と渓谷社
・チャレンジ・マインド賞  旅色など  ブランジスタ
・エキサイティング・ツール賞  Vivliostyle  ビブリオスタイル

第9回 JEPA電子出版アワード 大賞は「Vivliostyle」(JEPA,2015/12/19)
http://www.jepa.or.jp/pressrelease/20151218/

Vivliostyle
http://vivliostyle.com/ja/

ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、ションバーグ黒人文化研究センターを改修

2015年12月18日、ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、ションバーグ黒人文化研究センター(Schomburg Center for Research in Black Culture)を改修すると発表しています。

同センターは90年にわたって、黒人に関する世界的に最も包括的なコレクションを収集・保存し、提供してきており、ハーレムの住民、世界中の研究者、学びたい者全てが、より、図書館のプログラム・コレクション・専門家を利用しやすくするために改修が行われるとのことです。

改修の内容は、

・1階の正面に再配置されるギフトショップの増床
・2回の読書室と改修と貴重書保管室の拡大
・読書室のつながった会議室の設置とスタッフルームの改善
・外装の改修を受けて、1905年建築の建物の9,000平方フィートの内装は、
改善された公共空間、若者向けの新しい双方向性のギャラリースペース、「動画と録音部門」や「芸術と芸術作品部門」のための小規模なストレージを提供するために再構成
・センターのロビーにおける高精細のLEDサインシステム。ハーレムに同センターのプログラムやコレクションを示すために、通りからも見ることができる。
・ビデオのディスプレイと芸術作品の陳列ケースが、屋外でのデジタル展示を考慮して、建物の東のファサードに追加される。

Ex Libris、同社の製品に関する情報を提供するウェブサイト“Customer Knowledge Center”を開設

2015年12月17日、Ex Librisは、同社の製品に関する情報を提供するウェブサイト“Customer Knowledge Center”を開設したと発表しました。

製品に関して、マニュアル等の文書、トレーニングツール、リリース情報、実装ガイド、技術情報や一般的な質問などの記事などが提供されており、製品を選択して情報を探すこともできます。

同ウェブサイトでは、紹介の動画も公開されています。

Ex Libris Knowledge Center Search(Ex Libris)
http://knowledge.exlibrisgroup.com/

Ex Libris Introduces the Customer Knowledge Center(Ex Libris, 2015/12/17)

ProQuest社、Ex Libris社の取得を完了

2015年12月15日、ProQuest社はEx Libris社の取得を完了したと発表しました。

“Ex Libris, a ProQuest Company”という事業単位が形成され、製品へのサポートや関連組織(OCLC、Google、Gale Cengage Learning、HARRASSOWITZ、YBP/EBSCO)との連携を継続して行っていくとのことです。

ProQuest Completes Acquisition of Ex Libris(ProQuest, 2015/12/15)
http://www.proquest.com/about/news/2015/ProQuest-Completes-Acquisition-of-Ex-Libris.html

ProQuest and Ex Libris Join to Bring More Choices to Libraries(ProQuest, 2015/12/15)
http://www.proquest.com/blog/pqblog/2015/ProQuest-and-Ex-Libris-Join-to-Bring-More-Choices-to-Libraries.html

関連:
Ex Libris corporate website

研究資金提供者とORCIDの2015年(記事紹介)

資金提供者の継続的な課題は資金提供している研究成果を追跡することであり、資金提供者はオープンな研究をサポートするためのインフラを構築支援するために、大学や出版社と一緒に重要な役割を果たしています。著者や成果物の永続的なIDはこのインフラの必要な構成要素であり、6大陸14の資金提供者のうち半数は、2015年にORCIDメンバーとなっています。

また、資金提供者たちは2012年のORCID立ち上げ後に「データ入力は1回のみで、再利用する(input once, re-use often)」原則のもと、様々なシステム間で自動的に情報をやりとりする取り決めをしています。資金提供者がORCIDを使用する例として、資金提供者がORCIDを採用することにより資金提供者のシステムプラットフォームが統合されていくこと、資金提供者が研究者にORCID IDの使用を義務付けることが含まれます。

同記事では、このような資金提供者のORCID採用・義務化・プラットフォームの2015年の動向についてまとめられています。

Research Funders and ORCID: New members, mandates, and platforms(ORCID、2015/12/02)

トムソンロイター社、“Russian Science Citation Index(RSCI)”をWeb of Scienceへ追加

トムソンロイター社は、ロシアの科学電子図書館“eLIBRARY.RU”と連携して“Russian Science Citation Index(RSCI)”をWeb of Scienceへ追加すると発表しています。

インデックスには、2016年までに、600以上のロシアの科学雑誌が含まれるとのことです。

米国議会図書館(LC)、9/11米国同時多発テロ事件のオーラルヒストリーコレクションを取得

2015年12月18日、米国議会図書館(LC)は、同館の米国民俗センター(The American Folklife Center)が、2011年9月11日に発生したニューヨーク貿易センタービルへのテロ事件に関するオーラルヒストリーのコレクションを取得したと発表しています。

このコレクションは“Remembering 9/11 Oral History Project”として知られているもので、医師のルフト(Benjamin Luft)氏から寄贈されたとのことです。

コレクションは、約200名の被害者からのオーラルヒストリー(各々1~1.5時間)、1,000枚以上のデジタル写真、手稿類、日誌、索引から構成されるとのことです。

これらは、ルフト氏のコレクションの一部であり、今後も寄贈が予定されているとのことです。

Library of Congress to Receive 9/11-Responder Oral History Collection(LC,2015/10/18)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-221.html

Library of Congress getting Sept 11 oral histories(AP,2015/12/18付け記事)

オープンアクセスポリシーのスキーマ(記事紹介)

大学・研究機関・資金提供者のオープンアクセスポリシーはSHERPA/JULIET、ROARMAP、 MERIBEAにより収集されています。これらのポリシーはしばしば異なった方法で表現され、研究成果を共有し出版する過程で関わる関係者にとり、OAポリシーは複雑なものになっています。

そこで、Jisc、SHERPA Services、ROARMAPがオープンアクセスポリシーのスキーマを共同で開発しています。スキーマは、世界の政策立案者が一貫した方法でポリシーを表現するのを進めることを目指しています。

大学や資金提供者がこのスキーマを採用する利点として
・資金提供者、大学やオンラインサービスでの著者に、明確な指針と体系的な情報が提供される
・1つまたは複数のポリシーが適用される場合、著者の負担が軽減される
・ポリシーが順守されているか体系的にモニターされ、教訓が得られ改善が行われることが可能になる
ことを挙げています。

スキーマは「組織」「ポリシー」「リポジトリ要件」「OA出版の要件」「その他の要件」の5つのセクションから構成されており、38の項目が含まれています。

A Schema for Open Access policies(Jisc, 2015/11/30)

セントポール公共図書館(米国)、急増するカレン族の人々向けに、カレン語と英語で児童書2冊を製作し、発行

2015年12月19日、米国ミネソタ州のセントポール公共図書館は、カレン語と英語で児童書2冊(それぞれ英語のタイトルは‘Elephant Huggy’と‘The Hen and the Badger’)を発行したことを発表しました。

同館は、カレン語の児童書が不足している状況に対応し、学校教育などでも活用するものとして、図書館員、、教育関係者、カレン族の人々のチームによって、この児童書を製作しました。

市の発表などによると、ミネソタ州の公共図書館による刊行は初とのことで、作成された児童書は、カレン族の組織と学校図書館に配り、電子書籍化もされるようです。また、12月19日には、この児童書を用いた読み聞かせも行われたようです。

また、ビルマ(ミャンマー)やタイの民族であるカレン族は、ビルマ政府による迫害と民族浄化にさらされてきましたが、現在ミネソタ州に多く移住しており、現在ミネソタ州における人口は約6,500人にのぼり、そのうちセントポールは、米国内で最も急速に人口が増加しているとのことです。

Mayor Coleman announces Library’s publishing of two children’s books in Karen language(Saint Paul, 2015/12/16)

日本特許情報機構、創立30周年記念誌『Japio YEAR BOOK 2015』を発行

2015年12月1日、日本特許情報機構は、同機構の創立30周年記念誌である『Japio YEAR BOOK 2015』を発行したことを発表しました。

特集は「ビッグデータの活用」となっています。

Japio YEAR BOOK(日本特許情報機構)
http://www.japio.or.jp/00yearbook/index.html

トピックス(日本特許情報機構 ※2015/12/1付で「Japio YEARBOOK 2015 を掲載しました。」とあります。)
http://www.japio.or.jp/topics/index.html

参考:
特許庁と情報通信研究機構、特許文献の機械翻訳の精度向上及び活用促進にむけ協力
Posted 2014年7月30日
http://current.ndl.go.jp/node/2668

シャンティ国際ボランティア会、山田町立図書館に移動図書館車を寄贈

2015年12月14日、シャンティ国際ボランティア会は、2011年7月から実施してきた「いわてを走る移動図書館プロジェクト」において、山田町豊間根仮設団地への運行を終了しました。

同仮設団地が12月末で集約となることによるもので、1月から移動図書館の活動が同会から山田町立図書館に引き継がれるにあたり、12月18日には移動図書館としてつかう乗用車が山田町に贈呈されました。

移動図書館について大事なお知らせ(山田町立図書館, 2015/11/11)
https://ilisod001.apsel.jp/yamada-library/wopc/pc/pages/Information.jsp

Facebook(いわてを走る移動図書館プロジェクト, 2015/12/14,19)
https://www.facebook.com/SVA.Mobile.Library.for.Iwate/posts/1028923643819244
https://www.facebook.com/SVA.Mobile.Library.for.Iwate/posts/1026420137402928/

【山田】図書館車を町に寄贈 東京の社団法人(岩手日報, 2015/12/19)