アーカイブ - 2015年 1月 6日

IFLA Journal、2014年12月号が公開

国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の40巻4号(2014年12月)が公開されました。今号では、2014年8月に開催された世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の報告や、リヨン宣言のほか、1840年から2009年までの中国における図書館情報学の歴史をテーマにした記事などが掲載されています。

Now available: December 2014 issue of IFLA Journal(IFLA, 2015/1/6)
http://www.ifla.org/node/9290

Volume 40 Number 2 June 2014
http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-40-4_2014.pdf

【イベント】阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートークが開催、Vol.1はデザイン・クリエイティブセンター神戸によるマッピングプロジェクト 公開インタビュー(1/17)

2015年1月17日、デザイン・クリエイティブセンター神戸にて、「阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートーク」のVol.1として、「マッピングプロジェクト 公開インタビュー:震災当時を振り返って―作家とともに」が開催されます。

参加は無料ですが、事前に申し込みが必要とのことです。

「阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートーク」は、阪神・淡路大震災20年の節目に、被災地エリアの文化施設での震災関連事業として、各館担当者が会場をリレートーク形式でつなぎ震災を語り継ぐものとのことです。連携館は、明石市立文化博物館、芦屋市立美術博物館、C.A.P.、神戸アートビレッジセンター(KAVC)、神戸ファッション美術館、神戸ゆかりの美術館、BBプラザ美術館、兵庫県立美術館とのことです。

また、Vol.1のテーマである、「阪神・淡路大震災+クリエイティブ タイムライン マッピング プロジェクト」は、震災直後から現在に至るまでの、被災地でのクリエイティブ分野の支援活動をリサーチし、時間軸に落とし込んだアーカイブとのことです。

阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートーク vol.1 マッピングプロジェクト 公開インタビュー:震災当時を振り返って―作家とともに(デザイン・クリエイティブセンター神戸)

大阪府立中央図書館、レファレンスアンケート結果報告を公開

2015年1月6日、大阪府立中央図書館がレファレンスアンケートの結果報告を、同館ホームページで公開しています。

2014年3月20日から4月30日にかけて実施したアンケートで、大阪府立中央図書館のレファレンス(調査相談)サービスが、府民の「課題解決」「社会的需要」に貢献しているかどうか、また利用者の調査や情報収集にかかる時間の短縮に役立っているかどうかを調査したものとのことです。

調査方法は、同館の人文系資料室、社会・自然系資料室のカウンターにて対面で受けたレファレンスのうち、比較的調査難易度の高い、時間のかかったレファレンスを提供した利用者にアンケート用紙を渡し、それに記入していただく形で実施したとのことです。

大阪府立中央図書館レファレンスアンケート結果報告(2015/1/6、大阪府立中央図書館)
http://www.library.pref.osaka.jp/site/central/refsurvey2014.html

参考:
大阪府立中之島図書館、同館におけるビジネス支援サービスの利活用状況調査の結果(平成25年度版)を公表
Posted 2013年7月25日
http://current.ndl.go.jp/node/24014

米国著作権局、著作権実務概要第3版を公開

米国著作権局が著作権実務概要“Compendium of Copyright Office Practices”を20年ぶりに改訂し、第3版のドラフトを2014年8月19日に公開していましたが、2014年12月22日に正式版が公開されたようです。

Compendium of U.S. Copyright Office Practices, Third Edition(Released December 22, 2014)(U.S. Copyright Office)
http://copyright.gov/comp3/

Download full text of the Compendium (1,288 pages)(U.S. Copyright Office)
http://copyright.gov/comp3/docs/compendium-122214.pdf

2014年にWikipedia英語版で編集された回数の多かった記事トップ10

2014年12月30日付けのWikimedia財団のブログ記事で、Wikipedia英語版の記事で2014年に編集された回数の多かったものトップ10を紹介しています。これは2014年12月17日にWikimedia財団が公開した2014年を振り返る動画の作成のために集計されていたものです。

同記事によれば、もっとも編集回数が多かったのは19,324回編集されていた”Deaths in 2014”でした。これは毎年、その年の死没者を記録するために作成される記事で、現在は単独の記事としては存在していません。次いで編集回数が多かったのは2014年3月に消息を絶ったマレーシア航空370便に関する記事、” Malaysia Airlines Flight 370”でした。

Top 10 Most Edited Pages on Wikipedia in 2014(Wikimedia blog、2014/12/30付け)
http://blog.wikimedia.org/2014/12/30/top-10-most-edited-pages-in-2014/

Research:Top edited articles in 2014(Wikimedia Meta-Wiki、2014/12/17付け)

米OverDrive、2014年の電子貸出回数が合計100万回を超えていた図書館を発表

2014年12月30日付けの米OverDrive社のブログで、2014年にOverDrive社の電子コレクションからの貸出回数が100万回を超えていた公共図書館のリストが公開されました。ここでいう貸出の中には、電子書籍のほか、電子オーディオブック、音楽、ビデオ等の電子貸出回数も含んでいます。

2014年の電子貸出回数が100万回を超えていた図書館は10館で、2013年と比べて4館増加しています。リスト中のすべての図書館で2013年よりも電子貸出回数が増加しており、特にカナダのトロント公共図書館と米ワシントン州のキング群図書館では2014年の電子貸出回数が200万回を超えていたとのことです。

特許庁、中国・韓国語の特許文献を日本語で検索できる「中韓文献翻訳・検索システム」本格版の提供を開始

2015年1月5日、特許庁が、中国・韓国語の特許文献を日本語で検索できる「中韓文献翻訳・検索システム」の本格版の提供を開始しました。2014年11月13日に提供開始した試行版と比べて、約200万件の中国文献(2014年1月~7月公開分)が新たに検索可能になったとのことです。今後、各国の文献公開から翻訳版の検索が可能になるまでの期間を短縮する予定とのことです。

中国・韓国語の特許文献を日本語で検索可能なシステムの本格版の提供を開始しました (経済産業省, 2015/1/5)
http://www.meti.go.jp/press/2014/01/20150105001/20150105001.html

中韓文献 翻訳・検索システム
http://www.ckgs.jpo.go.jp/

カナダ・アルバータ大学図書館がカナダ国内の学術雑誌にオープンアクセス雑誌ホスティングサービスを無償提供

カナダ・アルバータ大学の図書館がカナダ国内の学術雑誌を対象に、オープンアクセス(OA)雑誌のホスティングサービスを無償提供することを発表していました。

アルバータ大学図書館では以前から、編集委員会が同大学と関わりがあったり、歴史的に同大学との強い結びつきがある雑誌を対象に、オープンジャーナルシステム(OJS:Open Journal System)を用いたホスティングサービスを無償提供していました。今後はこの対象の制限を見直し、カナダ国内の学術雑誌であれば同サービスを利用できるようにするとのことです。この試みの目的はより多くの雑誌がOAに移行するよう、促すことにあるとされています。

UAlberta opens access to published research in Canada(University of Alberta、2014/12/12付け)
http://uofa.ualberta.ca/news-and-events/newsarticles/2014/december/ualberta-opens-access-to-published-research-in-canada

電子書籍の貸出で変わる公共図書館(米国)

米ミネソタ州の公共ラジオ放送Minnesota Public Radioオンライン版記事で、電子書籍貸出サービスが同州内の公共図書館にもたらす変化について報じられています。

同記事によれば、Overdrive社と3M社の電子書籍サービスを導入したミネソタ州Ramsey群図書館では電子書籍の貸出数が増加し、貸出数全体の5%に及んでおり、印刷体の貸出数が減少する傾向が現れているとのことです。借りられる図書の内容にも印刷体と電子版で異なる傾向があるようだ、という図書館員のコメントも紹介されています。

記事中ではその他にも州内の公共図書館における電子書籍貸出の状況や、図書館向けの電子書籍貸出サービスを手掛ける各社からのコメントが紹介されています。

E-book lending changing Twin Cities libraries(MPR News、2014/12/28付け)
http://www.mprnews.org/story/2014/12/26/ebook-lending-changing-twin-cities-libraries

米ミネソタ州の公共図書館の電子書籍貸し出しサービスが盛況、紙書籍の貸し出しは減る傾向に(hon.jp DayWatch、2015/1/5付け)
http://hon.jp/news/1.0/0/6136/

30の指標から見る2014年のオープンアクセスの”劇的な成長”(記事紹介)

オタワ大学のモリソン(Heather Morrison)氏が、2014年のオープンアクセス(OA)の”劇的な成長”を示したデータを公開するとともに、自身のブログでOAの劇的な成長を30の指標から見る記事を公開しています。2014年にはarXivでの累計公開論文数が100万本を突破したほか、掲載論文を無料で読むことができる雑誌の数が前年より89%増加し82,363誌となったこと(エンバーゴ期間後に無料公開する雑誌も含む)、その他のOA誌やOAリポジトリの状況等がまとめられています。

Dramatic Growth of Open Access Dataverse
http://dataverse.scholarsportal.info/dvn/dv/dgoa/faces/study/StudyPage.xhtml;jsessionid=da2e4e59187243a2811a6f183569?globalId=hdl:10864/10660&studyListingIndex=0_da2e4e59187243a2811a6f183569

米国議会図書館(LC)の立法情報システムTHOMASの20年(記事紹介)

2015年1月5日の米国議会図書館(LC)の法情報を扱うブログ“In Custodia Legis”で、20年にわたって稼働した立法情報システムTHOMASの歴史について、その開始や、ハッカーに攻撃されたこと等のTHOMASのトピックを挙げ、それぞれを解説したLCのウェブサイトの記事へのリンクを列挙して紹介しています。

THOMASは1995年に開始され、2013年11月からは新システムCongress.govに切り替わっています。

Twenty Years of THOMAS(In Custodia Legis, 2015/1/5)
http://blogs.loc.gov/law/2015/01/twenty-years-of-thomas/

参考:
E1589 - 100周年を迎えた米国議会図書館議会調査局
カレントアウェアネス-E No.263 2014.07.24
http://current.ndl.go.jp/e1589