ヴァージニア工科大学(Virginia Tech University)とケニアのNational Council for Law Reporting(Kenya Law)が協力し、ケニアの官報のデジタルアーカイブを公開しました。現在、1977年から1989年の官報が公開されており、いずれは1890年代からの全ての官報を登録する予定とのことです。
米国のUniversity of Texas at Dallas (UTD)やフランスの国立美術史研究所(L'Institut national d'histoire de l'art: INHA)等の6機関が協力し、米国にあるフランスの彫刻作品のデジタルアーカイブ“French Sculpture Census”を公開しました。米国の305か所の美術館や公共施設等にある、1500年から1960年の期間の、690人のアーティストによる、約7,000件の彫刻作品が登録されているとのことです。作品の情報は英語とフランス語で公開されており、データは今後も追加される予定とのことです。
2014年12月付で、米国議会図書館(LC)法律図書館(The Law Library of Congress)が、EUとその加盟国である英国、フランス、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、スウェーデンの機密情報収集を規定する法律についてのレポート“Foreign Intelligence Gathering Laws”を公開しました。
2014年12月18日、英国の高等教育機関の研究評価を行う“Research Excellence Framework(REF)”が、その評価結果“Research Excellence Framework 2014: The results”を公開しました。
REFは、2008年まで行われていた大学研究評価(Research Assessment Exercise:RAE)の後継で、英国高等教育助成会議(HEFCE)、スコットランドの助成会議(SFC)、ウェールズの高等教育助成会議(HFECW)、北アイルランドの雇用・学習省(Department for Employment and Learning)の4つの助成機関が共同で実施しているとのことです。
2014年12月16日、国際図書館連盟(IFLA)の学校図書館分科会が、2015年8月に南アフリカのケープタウンで開催されるIFLA年次大会の発表を募集しています。学校図書館分科会は、2種類の発表を募集しています。一つは“Health and Biosciences Libraries section”との共催で行われるオープンセッションの発表募集で、テーマは"Well-being: School libraries and health libraries working for access, development and transformation"です。
もう一つは、“Global Action on School Library Guidelines: Development and Implementation”をテーマとして、学校図書館ガイドラインの改訂と世界各国における学校図書館ガイドラインの策定と実施を取り扱うものです。なお、2015年6月にはIFLAとDeGruyter Saurによる“Global Action on School Library Guidelines”が刊行されるとのことです。
Call for papers WLIC 2015 School Libraries Section(IFLA, 2014/12/26)