2015年1月13日、“Policy RECommendations for Open Access to Research Data in Europe(RECODE)”がプロジェクトの成果として、欧州における研究データのオープンアクセスを推進するための提言“Policy recommendations for open access to research data”の概要をブックレットにまとめ公開しました。
米国テキサス州のMontgomery County Memorial Library System (MCMLS)が "Little Free Library" の貸し出しを行うことが報じられています。" Little Free MCMLS Library Branch"は、Montgomery郡内の個人や団体に貸し出され、様々な公共の場所に一時的に設置され、年に数回移動する予定とのことです。 "Little Free Library" 内に最初に置かれる図書は、このプロジェクトを支援する図書館支援団体によって提供され、“Take a Book, Return a Book”の“Little Free Library”のシステムで運営されます。また、最初の設置場所を決定するためのコンテストが開催予定となっており、希望者はその設置場所が何故素晴らしいかを提案する機会があるとのことです。
ハーバード大学ビジネススクールが運営するウェブサイトHBS Working Knowledgeに、”Which Has More Bias? Wikipedia or the Encyclopedia Britannica”と題した記事が掲載されました。これは2014年10月に公開された同校のワーキングペーパー、”Do Experts or Collective Intelligence Write with More Bias? Evidence from Encyclopdia Britannica and Wikipedia”の内容を紹介するもので、ワーキングペーパーの著者は同校のFeng Zhu氏と、ノースウェスタン大学のShane Greenstein氏です。
Nature誌オンライン版に、2015年1月13日付けで、研究者がビブリオメトリクスに基づく評価指標を意識して論文の投稿先を選ぶことが、論文の有用性を損なっていることを批判する記事("The focus on bibliometrics makes papers less useful”)が掲載されています。著者はドイツ・ハノーバー大学の理論物理教授、Reinhard Werner氏です。
2015年1月14日、HTML5について日本語で議論するコミュニティ“HTML5 Japanese Community Group”が設立されました。“HTML5 Japanese Interest Group”の後続とのことです。HTML5や関連する仕様について日本語で議論し、質問や意見を集約し、日本における特殊な適用例などの情報を集め、HTML Working GroupやW3Cのコミュニティに報告する役割を担うとのことです。コミュニティへの参加が呼びかけられています。