アーカイブ - 2014年

12月 16日

デジタルリポジトリ連合(DRF)、平成26年度 機関リポジトリ担当者オンライン勉強会「博士論文のインターネット公表」の成果物を公開

2014年12月15日、デジタルリポジトリ連合(DRF)が2014年9月から12月にかけて実施していた、博士論文のインターネット公表に関する機関リポジトリ担当者オンライン勉強会の成果物を公開しました。

この勉強会は集合研修等はなく、メーリングリストのみを利用して行われたものであるとのことです。班ごとに分かれて行われた討議の報告書や、討議を受け製作された大学院生・指導教員向けの著作権に関するガイド等が公開されています。

平成26年度 機関リポジトリ担当者オンライン勉強会「博士論文のインターネット公表」(DRF)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?onlineworkshop2014

10代の若者は他の年代よりも電子書籍購入の割合が低い:米国の書籍購入者に関する調査結果

2014年12月9日、米国Nielsenによる米国の書籍購入者に関する調査結果が報告されています。電子書籍を購入している13歳から17歳の若者は20%で、この数値は30歳から44歳の数値25%、18歳から29歳の数値23%よりも低いとのことです。報告では、年齢がより若い読者が、フォーマットとして電子書籍を取り入れている一方で、冊子体を好む理由として、冊子体を好む保護者の影響、オンライン購入のためのクレジットカードがないこと、10代は図書を購入するよりも貸借や共有する傾向があり、それには冊子体の方が容易であること等が考えられると指摘しています。

神戸ファッション美術館、特集展示「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」を開催

2015年1月17日から4月7日まで、神戸ファッション美術館(兵庫県)にて、特集展示「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」が開催されます。

特別展示「1950-70年代の阪神間スタイル 」、特集展示「衣服にできることー阪神・淡路大震災から20年」(神戸ファッション美術館)
http://fashionmuseum-blog.com/35600

特集展示「衣服にできることー阪神・淡路大震災から20年」(神戸ファッション美術館)
http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/index150117b.html

米国Freer and Sackler Galleries、40,000点以上のコレクションの画像をオンライン公開予定であることを発表

2014年12月15日、米国スミソニアン協会のアジア美術の美術館であるFreer and Sackler Galleriesが、所蔵する40,000点以上のコレクションの画像を2015年1月1日からオンライン公開すると発表しました。90%以上の画像は、非営利使用であれば著作権制限なしの高解像度画像で公開予定とのことです。

Freer and Sackler Galleries to Release Complete Digitized Collection Jan. 1, 2015 (Freer and Sackler Galleries, 2014/12/15)
http://www.asia.si.edu/press/2014/digitization.asp

参考:
Getty財団等によるOSCI、全参加機関がマルチメディアカタログを公開完了したことを発表
Posted 2014年11月19日
http://current.ndl.go.jp/node/27440

12月 15日

文部科学省、チームとしての学校・教職員の在り方に関する作業部会(第1回)を開催、配布資料が公開

文部科学省が、2014年11月21日に開催した、「チームとしての学校・教職員の在り方に関する作業部会」の第1回の配布資料を公開しています。

2014年7月29日、中央教育審議会において、これからの学校教育を担う教職員やチームとしての学校の在り方について諮問がなされたとのことです。

チーム学校・教職員の在り方に関する作業部会における検討事項の例として、1.学校が組織全体の総合力を高め、発揮していくための学校運営の在り方等について、2.教員と事務職員、様々な人材との役割分担や連携の在り方について、3.教員の評価や処遇等の在り方について、4.管理職や主幹教諭、指導教諭、主任等の在り方について、5.学校と地域等との連携の在り方について等が挙げられています。

チームとしての学校・教職員の在り方に関する作業部会(第1回)の開催について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/kaisai/1353524.htm

CASRAI Canada ReConnect14のプレゼン資料が公開

2014年11月19日~21日にカナダで開催された“CASRAI Canada ReConnect14”のプレゼン資料が公開されました。CASRAI(Consortia Advancing Standards in Research Administration Information)は、政府・研究機関・助成機関などに分散する研究管理情報の標準化を進め、相互運用性を向上させることで、研究者の負担を軽減することを目指した国際的な団体です。3日間にわたる同イベントでは、Research Data Canada、助成機関・研究機関、図書館・出版社という3つのトラックに分かれて、20以上のセッションが行われたようです。例えば、CASRAIのエグゼクティブディレクターであるDavid Baker氏のスライドからはCASRAIの現況と今後の方向性について知ることができます。

CASRAI(slideshare)
http://www.slideshare.net/CASRAI/presentations

Update: David Baker - About CASRAI(slideshare)
http://www.slideshare.net/CASRAI/update-david-baker-about-casrai

米国連邦通信委員会(FCC)、学校や図書館へのE-Rateプログラムを更新へ

2014年12月11日、米国連邦通信委員会(FCC)が、学校や図書館における高速のインターネット接続を可能とするため、E-Rateプログラムの更新(modernization)を行い、追加投資を行うと発表しています。米国図書館協会(ALA)は、これを歓迎する声明を発表しています。

FCC Continues e-Rate reboot to meet the needs of 21st century digital lerning. (FCC, 2014/12/11)
http://www.fcc.gov/document/fcc-continues-e-rate-reboot-meet-nations-digital-learning-needs

FCC E-rate action expands broadband opportunities for libraries(ALA, 2014/12/11)
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/12/fcc-e-rate-action-expands-broadband-opportunities-libraries

参考:
米国連邦通信委員会(FCC)、米国の学校と図書館に対する追加投資の効果に関するレポートを公表
Posted 2014年7月4日

11月15日は世界中の図書館でゲームをする日、2014年のFinal Report公開

米国図書館協会(ALA)等の呼びかけにより、2008年から毎年11月15日に各国の図書館で開催されている「図書館でゲームをする日」“International Games Day @ your library”(IGD)の2014年版Final Reportが、12月10日に公開されました。1257館の参加図書館のうち、421館から得たアンケートの回答結果を基にしたレポートとのことです。日本からは3館が参加したことが報告されています。

IGD14 final report (IGD, 2014/12/10)
http://igd.ala.org/2014/12/10/igd14-final-report/

Another Great Year for International Games Day and Games in Libraries #igd14 (ALA, 2014/12/2)
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/12/another-great-year-international-games-day-and-games-libraries-igd14

図書館でゲームをする日 @山中湖情報創造館(山中湖情報創造館, 2014/11/9)

WikipediaでORCIDの識別子を活用する取組み(記事紹介)

文化施設(美術館 Galleries、図書館 Libraries、文書館 Archives、博物館 Museums:GLAM)とWikipediaの協力について報じているニュースレター“This month in GLAM”(2014年11月号)では、12件の国別の簡易なレポートを含む15件の記事が掲載されています。このうち、Wikimediaのプロジェクトで、Wikilediaのページの最下部にある“Authority Control”(日本語版では「典拠管理」)という項目にORCIDの識別子を入れる試みについて、紹介されています。

GLAM/Newsletter/November 2014/Contents/Special story
http://outreach.wikimedia.org/wiki/GLAM/Newsletter/November_2014/Contents/Special_story

GLAM/Newsletter/November 2014
http://outreach.wikimedia.org/wiki/GLAM/Newsletter/November_2014

参考:
E1517 - 図書館データとWikipediaをつなぐVIAFbot
カレントアウェアネス-E No.251 2013.12.26

英国の公共図書館統計が発表、図書館数、来館回数ともに減少(2013-2014英CIPFA統計)

2014年12月11日、英国公認会計士協会(Chartered Institute of Public Finance and Accountancy:CIPFA)が、2013-2014年の公共図書館統計を発表しました。

英国の公共図書館は、昨年度の4,194館から、4,145館に減少したとのことです。図書館への来館回数は、昨年の2億8800万件から、2億8200万件に、図書館の実際の貸出者数は1,030万人から980万人に減少しているとのことです。また、図書の貸出数の落ち込みも顕著であったとのことです。

CIPFA librarysurvey shows continuing decline in buildings, books and borrowers as cuts continue to bite(CIPFA, 2014/12/11)
http://www.cipfa.org/about-cipfa/press-office/latest-press-releases/cipfa-library-survey

The perils of a discretionary service and localism(Public Libraries News, 2014/12/7)

東京大学駒場図書館に「台湾漢学リソースセンター」が開設

2014年12月10日、東京大学駒場図書館に「台湾漢学リソースセンター(臺灣漢學資源中心)」が開設されました。台湾漢学リソースセンターは、台湾国家図書館により2012年より海外に開設されたセンターで、漢学研究の国際化と世界に向けて「台湾の特色ある中華文化」を広めていくことを目的としているとのことです。

東京大学駒場図書館に「台湾漢学リソースセンター」開設(台日駐日経済文化代表処, 2014/12/10)
http://www.roc-taiwan.org/ct.asp?xItem=571751&ctNode=3522&mp=202

第12個臺灣漢學資源中心在日本東京大學成立(臺灣漢學資源中心, 2014/12/15)
http://trccs.ncl.edu.tw/news_detail.aspx?sn=55

フランス国立図書館の電子展示“France-Japon: Une rencontre, 1850-1914”が公開

フランス国立図書館(BnF)の電子展示会“France-Japon: Une rencontre, 1850-1914”が公開されました。国立国会図書館(NDL)の展示「近代日本とフランス―憧れ、出会い、交流」と相互補完的な機能を持ち、NDLのサイト上では日本がフランスに抱いている情熱を、そして、BnFのサイト上ではフランスが日本の魅力の虜になっている状況を明らかにすることを目指しているとのことです。両サイトは日仏文化協力90周年を記念し、2014年12月に公開されました。

"France-Japon, une rencontre, 1850-1914"(BnF)
http://expositions.bnf.fr/france-japon/

フランス国立図書館 フランス・日本ポータルサイト
http://expositions.bnf.fr/france-japon/infos/01_jp.htm

12月 12日

大学図書館に通うネコに図書館カードを発行(英国)

英国のエディンバラ大学図書館(Edinburgh University Library)が、ネコに図書館カードを発行したことが報じられています。記事によると、同館の近くにあるSt Albert's Catholic ChaplaincyのネコであるJordanは、少なくとも1年前から同館に毎日通うようになり、有効期限が2017年5月25日の図書館カードが写真付きで発行されているとのことです。

カードは発行されていますが、Jordanは入館時にカードを持っている必要はないとのことです。

Edinburgh University give library card to cat(Edinburgh News, 2014/12/11付け記事)
http://www.edinburghnews.scotsman.com/news/edinburgh-university-give-library-card-to-cat-1-3632114

Meet Edinburgh University's famous library-dwelling feline (stv Edinburgh, 2014/12/10付け記事)

米国議会図書館(LC)とOCLCが連携して、図書館のLinked Dataへのアプローチの明確化へ

2014年12月4日、OCLCが、米国議会図書館(LC)と連携し、図書館がLinked Dataを利用するにあたっての課題解決に取組むと発表しています。

2014年の8月から具体的に活動を始め、9月の会合では以下のようなテーマが話し合われたようです。

・BIBFRAMEの試作レコードの構造や中身
・WorldCatの所蔵情報のユースケース
・BIBFRAMEとSchema.orgの書誌拡張語彙(SchemaBibExtend vocabularies)の相違点

この成果は、特定の図書館のニーズと課題への対応方法を明らかにしたホワイトペーパーとして公開されるとのことです。また、2015年1月下旬に開催される、米国図書館協会(ALA)の冬季大会での発表も予定されているとのことです。

OCLC and the Library of Congress—working together to clarify approaches to library linked data(OCLC, 2014/12/4)
http://www.oclc.org/en-US/news/announcements/2014/oclc-lc-linked-data.html

ALA Chicago Midwinter Meeting & Exhibits 2015

IFLA、ポスト2015年アジェンダに関する国連事務総長統合報告書を歓迎する声明を発表

2014年12月10日、国際図書館連盟(IFLA)は、パン・ギムン国際連合事務総長が発表した統合報告書(synthesis report)“The Road to Dignity by 2030: Ending Poverty, Transforming All Lives and Protecting the Planet”の先行版に対し、情報へのアクセスが報告書に盛り込まれたことを歓迎し、持続可能な開発において、情報へのアクセスやスキルの役割が不可欠な要素であることが認識されるよう、国際連合に働きかけていくとする声明を発表しました。

この統合報告書には、ポスト2015年アジェンダに関する交渉の進捗状況を確認し、ミレニアム開発目標の取り組みから得た教訓を見直すことで、今後の各国による議論を支援するねらいがあるとのことです。

IFLAは、国際連合やその加盟国に対して、ポスト2015年アジェンダについての政府間の交渉の段階で、リヨン宣言を活用するよう呼びかけていくとのことです。

The "Road to Dignity by 2030" includes access to information and an open Internet(IFLA, 2014/12/11)
http://www.ifla.org/node/9254

東洋文庫研究部イスラーム地域研究資料室、「オスマン民法典研究関係資料データベース」を公開

2014年12月8日に、東洋文庫研究部イスラーム地域研究資料室が「オスマン民法典研究関係資料データベース」を公開しました。タイトル、著者、出版情報のほか、訳者・編者、テーマ、対象地域からの検索が可能です。

あわせて、アリー・ハイダル(Ali Haydar)によるオスマン民法典(Mecelle-i Ahkam-i Adliye、通称メジェッレ)の注解『メジェッレ注解』(Durerulhukkam/Dürerüʾl-hukkam : şerh-i Mecelletüʾl-ahkâm : şerhüʾl-kavaʿidüʾl-külliye.)(4巻)の全頁画像も公開されています。

オスマン民法典研究関係資料データベース公開のお知らせ(東洋文庫 イスラーム地域研究資料室, 2014/12/8)
http://tbias.jp/20033

オスマン民法典研究関係資料データベース
http://mgr.nihu.jp/ndp/meta_pub/G0000003OSMN

アリー・ハイダル『メジェッレ注解』(Durerulhukkam)全頁画像(東洋文庫 イスラーム地域研究資料室)
http://tbias.jp/digitalimages/durerulhukkam

参考:

W3Cのワーキンググーループ、 Web Annotation Data Modelの公開草案初版を発表

2014年12月11日、W3CのWeb Annotation Working Group(WAWG)が、“Web Annotation Data Model”の公開草案初版(First Public Working Draft)を発表しました。

アノテーションは、ある情報源や情報源の関係についての情報を伝えるのに使用されるもので、ウェブページへのコメントやタグなどがその事例として挙げられるとのことです。“Web Annotation Data Model”は、異なったハードウェアやソフトウェアのプラットフォームにおいてもアノテーションの共有、再利用を可能とするための構造化モデルとフォーマットの仕様とのことです。

FIRST PUBLIC WORKING DRAFT: WEB ANNOTATION DATA MODEL(W3C, 2014/12/11)
http://www.w3.org/blog/news/archives/4238

Web Annotation Data Model(W3C, 2014/12/11)
http://www.w3.org/TR/2014/WD-annotation-model-20141211/

WEB ANNOTATION WORKING GROUP(W3C)

Bibliotheek.nl等、欧州と北米の公共図書館における電子書籍貸出モデルに関する報告書を公開

図書館向けのデジタルサービス開発を手掛けるために、オランダ教育・文化・科学省が公共図書館と連携して運営しているBibliotheek.nl等により、欧州と北米の公共図書館における電子書籍貸出モデルに関する報告書が公開されています。2014年始めに開始したオランダの電子書籍サービスを評価するため、15か国における18の異なる電子書籍貸出モデルのデータ等を収集、分析したとのことです。

A Review of Public Library E-Lending Models (PDF: 119ページ)
http://stichting.bibliotheek.nl/content/dam/landelijk/stichting/bestanden/Rapporten-Public-Library-e-Lending-Models.pdf

UNESCOドイツ委員会、Wikimedia Deutschland等、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイドを公開

UNESCOのドイツ委員会やWikimedia Deutschland等が、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイド“Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences”を公開しました。関心を持っている個人や団体に、オープンコンテンツライセンスの利用や活用のためのガイドラインを提供することを目的とし、ライセンスの機能の説明や個人の必要にあったライセンスの選び方、オンライン上のオープンコンテンツの見つけ方等が掲載されているとのことです。

Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences (PDF:80ページ)
http://www.unesco.de/fileadmin/medien/Dokumente/Kommunikation/Open_Content_A_Practical_Guide_to_Using_Open_Content_Licences_web.pdf

Open Content - A Practical Guide to Using Creative Commons Licences(Wikimedia)

『カレントアウェアネス-E』272号を発行

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