アーカイブ - 2014年 9月 19日

欧州図書館(TEL)、EUDATにデータセットを提供

欧州各国の国立図書館が参加する欧州図書館(The European Library:TEL)が、欧州の研究コミュニティのための電子的な基盤整備を目指す“European Data Infrastructure:EUDAT”にデータセットを提供していることが、2014年9月17日のTELのウェブサイトで紹介されています。

これについては、RDA第4回総会とあわせて、オランダのアムステルダムで2014年9月24日から25日に開催される第3回のEUDATカンファレンスで発表される予定とのことです。

TELのデータセットは、研究コミュニティが関心を持つと思われる3,733件(2014年9月18日現在)が選ばれたもので、EUDATの提供する研究データのディスカバリーサービスである“B2FIND”から検索できるとのことです。

THE EUROPEAN LIBRARY JOINS THE EUROPEAN DATA INFRASTRUCTURE - EUDAT AS A RESEARCH COMMUNITY(TEL, 2014/9/17)
http://www.theeuropeanlibrary.org/tel4/newsitem/7100

The European Library(B2FIND)

JISC、継続教育用の学習コンテンツの開発提案を募集

JISCが、英国の継続教育分野の研修提供者を対象に、初心者向けのオンライン学習コンテンツの開発についての提案を募集しています。締切は2014年10月16日で、1件あたり5,000ポンドから30,000ポンド、トータルで40万ポンドの予算を用意しているようです。オープン教育リソース(OER)へのアクセスおよび利用の向上を目指すものであり、作成されたコンテンツは、OERのリポジトリJorumに収載されるとのことです。

職業分野としては、自動車技師、経営管理、建築、美容師など、様々な分野が対象として挙げられています。

Jisc announces ‘community opportunity’ for new online interactive resources(JISC, 2014/9/18)
http://www.jisc.ac.uk/news/jisc-announces-community-opportunity-for-new-online-interactive-resources-18-sep-2014

Invitation for project submissions for interactive learning resources

米国国立公文書館(NARA)、人々の足跡を署名でたどる“Making their Mark: Stories Through Signatures”(電子書籍)の刊行をアナウンス

米国国立公文書館(NARA)が、展示会“Making their Mark: Stories Through Signatures”をベースにして、同タイトルの電子書籍が刊行されたことをアナウンスしています。同館に所蔵されている記録を基に、署名(サイン)を通じて人々の刻んだ足跡と歴史を紹介するものです。

なお、展示会は2015年1月まで開催される予定となっています。

Making Their Mark: Stories Through Signatures
http://www.archives.gov/publications/ebooks/

Facebook (2014/9/16付け)
https://www.facebook.com/usnationalarchives/posts/10152773234767994

展示会について;
National Archives Brings U.S. History to Life Through Signatures Exhibit Coming in 2014(NARA, 2013/11/25付け)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2014/nr14-14.html

参考:

公共図書館が“Writers in Residence”プログラムをスタート:シンシナティ・ハミルトン郡図書館(米国)

米国オハイオ州のシンシナティ・ハミルトン郡図書館が、“Writers in Residence”プログラムの開始をアナウンスし、またこの件がLibrary Journal(LJ)誌において2014年9月17日付けで紹介されています。

このプログラムでは、採用者への給与は1万ドルで、採用者には、在任期間中にワークショップの開催や、4つの地域のイベントでの講演、図書館のプロモーション活動への参加が求められるとのことです。8月31日まで募集が行われていたとのことで、LJ誌の記事によると、10名以上のライターからの応募があり、また9月末には採用者が決定されるそうです。また、同館では、外部資金により、3年にわたりこのプログラムを実施していくことを計画しているようです。

トロント公共図書館、リニューアルした分館の案内動画をドローンを使用し作成

トロント公共図書館が分館の一つであるToronto Reference Libraryの再生プロジェクトの完了を記念し、ドローン(無人航空機)で撮影した同館内の案内動画を公開しています。

re:discover Toronto Reference Library (Tronto Public Library)
http://www.torontopubliclibrary.ca/renovations/toronto-reference-library-revitalization.jsp

米国デジタル公共図書館(DPLA)、ゲティ財団と連携

2014年9月18日、ゲティ財団と米国デジタル公共図書館(DPLA)が連携を発表しました。ゲティ研究所が所有する美術史に関する約100,000件のデジタル化資料が、DPLAから検索できるようになったとのことです。今後、同研究所は所有資料のデジタル化作業を更に進め、それに伴いDPLAへの提供資料数も増加させるとのことです。

100,000 Digitized Art History Materials from the Getty Research Institute Now Available in the Digital Public Library of America (Getty Trust iris, 2014/9/18)
http://blogs.getty.edu/iris/100000-digitized-art-history-materials-from-the-getty-research-institute-availble-in-dpla/

Nearly 100,00 items from the Getty Research Institute now available in DPLA(DPLA,2014/9/18)

情報へのアクセスと開発に関するリヨン宣言への署名、300機関を突破

国際図書館連盟(IFLA)・世界図書館情報会議(WLIC)年次大会において2014年8月18日に宣言された“リヨン宣言”(Lyon Declaration on Access to Information and Development)について、これに署名した機関が300機関を突破しています。

Lyon Declaration on Access to Information and Development
http://www.lyondeclaration.org/

Tweet (@IFLA)
https://twitter.com/IFLA/status/512605791187398656

エーモン・カーター美術館、写真家8名の作品をデジタル化

エーモン・カーター美術館(米国テキサス州)が、2014年9月11日、カール・ストラスなど、20世紀に活躍した写真家8名の作品35,000点以上について、デジタル化し、オンラインに公開したことをアナウンスしています。全米人文学基金(National Endowment for the Humanities)からの助成を受けて実施されたものとのことです。

8名の写真家は、以下の通りです。
Carlotta Corpron (1901-1988)
Nell Dorr (1893-1988)
Laura Gilpin (1891-1979)
Eliot Porter (1901-1990)
Helen Post (1907-1979)
Clara Sipprell (1885-1975)
Erwin E. Smith (1886-1947)
Karl Struss (1886-1981)

Amon Carter Museum of American Art Digitizes More than 35,000 Artworks with Grant from the National Endowment for the Humanities (Amon Carter Museum of American Art, 2014/9/11付け)

スコットランド関連の人気作品トップ10:OCLC Worldcatの所蔵データに基づく分析

2014年9月18日に英国からの独立の是非を問う住民投票が実施されたスコットランドに関し、OCLC Researchが、Top 10 Scottish Worksのリストを作成し、公開しています。これは、Worldcatのデータに基づき、スコットランド関連の作品のうち、世界の図書館において所蔵されている件数の多いものをリストアップしたものです。

このリストは、元々は、2013年に刊行されたOCLC Researchのレポート“Not Scotch But Rum: The Scope and Diffusion of the Scottish Presence”で公表されていたものとのことです。

Top 10 Scottish Works(OCLC Research, 2014/9/17付け)
http://oclc.org/research/news/2014/09-17a.html

Top 10 Scottish Works
http://oclc.org/research/wtworldcat/scotland.html

Not Scotch But Rum: The Scope and Diffusion of the Scottish Presence in the Published Record(OCLC Research, 2013)

【イベント】日本電子出版協会、「電子図書館を考える」を開催(東京・11/4)

日本電子出版協会(JEPA)が、2014年11月4日、「電子図書館を考える」を開催するとのことです。日本の公共図書館での電子書籍利用が、なかなか進んでいない実情を踏まえたもので、第1部ではJEPA電子図書館委員会の報告が予定されています。また第2部では、伊藤倫子氏(University of Kansas Libraries)による、米国公共図書館で電子書籍はどうなっているかについての講義が予定されています。

11月4日 「電子図書館を考える」(2014/9/15付け)
http://info.jepa.or.jp/seminar/20141104

「電子図書館を考える」
http://kokucheese.com/event/index/216369/

常磐大学の情報メディアセンター、ゲーム形式の図書館利用ガイダンス「Libradry」を開発中

常磐大学の情報メディアセンターが、ゲーム形式の図書館利用ガイダンス「Libradry」を開発中で、2014年9月11日に試行したとのことです。このプログラムは、人間科学部の寺島哲平氏と石田喜美氏を中心とした研究チームで開発を行っている教育プログラムだそうです。

ゲーム形式の図書館利用ガイダンス「Libardry」を開発中です(常磐大学, 2014/9/17付け)
http://www.tokiwa.ac.jp/news/2014/0917/index.html

Library of the Year 2014の大賞候補(優秀賞)に選ばれた4つの機関が発表

2014年9月19日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与する“Library of the Year”の2013年の対象候補となる優秀賞に選ばれた4つの期間・活動が発表されました。対象は2014年11月7日に横浜で開催される第16回図書館総合展での最終選考で決定されます。

優秀賞は以下の4館です。

海士町中央図書館(島根県)
http://lib.town.ama.shimane.jp/

京都府立総合資料館
http://hyakugo.kyoto.jp/

福井県鯖江市図書館「文化の館」
http://www.city.sabae.fukui.jp/

NPO法人情報ステーション「民間図書館」(千葉県)
http://www.infosta.org/library/

Ref:
Library of the Year 2014優秀賞の決定および最終選考について
http://www.iri-net.org/loy/loy2014-prel.pdf

Library of the Year 2014
http://www.iri-net.org/loy/loy2014.html

参考:
Library of the Year 2014の優秀賞候補機関が発表 Posted 2014年7月18日